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しのぶの演劇レビュー
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2009年12月30日

【寄稿】wonderland『年末回顧特集「振り返る私の2009-今年の3本」』

 “wonderland”の年末回顧特集「振り返る私の2009-今年の3本」に参加させていただきました。⇒2008年2007年2006年

 ■しのぶの小劇場ベスト3(上演順)
 1.サスペンデッズ『片手の鳴る音』(作・演出:早船聡)
 2.モモンガ・コンプレックス『初めまして、おひさしぶり。』(構成・振付・演出:白神ももこ)
 3.渡辺源四郎商店『ココロとカラダで考える差別といじめ-7日で作る「河童」-』(作・演出:畑澤聖悟)

 シアタートラム・ネクストジェネレーション、F/T09春&秋、キレなかった14才♥りたーんず、SPAC春の芸術祭、東京芸術劇場・芸劇eyes(開催順)など、フェスティバル形式で若手および先鋭作品を紹介する企画が充実していた。今年の3本は敢えてそれら以外から選出。ストレート・プレイ、ダンス、ワークショップ発表会と多彩になったのは、作り手と観客との関わり方がより自由で幅広くなったのを実感したからだと思う。
 2009年は『四色の色鉛筆があれば』『わが星』を作・演出した柴幸男(ままごと)の活躍なしには語れない。来年も新世代のアーティストが、舞台芸術と社会との新しいつながり方を示してくれる気がする。

 (注)今年の3本は客席数300席以下の小劇場公演から選出。3作品の並びは上演順。2009年の観劇本数は289本の予定(2009/12/18時点)。

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年12月30日 21:32 | TrackBack (0)