本編に続いて『F』アナザーバージョンのリーディング公演を拝見。男女の物語が女2人の物語になっていました。本編でアンドロイド役を演じてらっしゃる多田淳之介さんの演出です。上演時間は高校演劇でも上演可能な約1時間。
舞台中央にあったベッドがなくなっており、照明、音響もがらりと変わっていました。公演中に違う作品を上演するのって凄いことだなと思います。
⇒CoRich舞台芸術!『F』
最初のト書きとタイトルを舞台奥の壁のど真ん中に大きく映写。大音量の音楽。マイクで話したり、観客に背を向けていたり。登場する2人は本編と比べるとちょっと年齢が低い目かも。
戯曲が“ロボットと人間”の2人芝居なので、演出は“劇場と役者”の関係性を見せる演出になっていたようです(トークで多田さんがおっしゃっていました)。そう教えていただいて納得。観ている時はわかりませんでした。あの、大音量の割れた音は、苦手・・・。
≪トークショー≫
出演:多田淳之介 長野海 後藤麻美 宮森さつき
宮森さんは映画「ブレードランナー」がお好きで、原作小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を思い出したとのこと。私も「ブレードランナー」は大好きです。
出演:後藤麻美(アンドロイド) 長野海(少女)
脚本:宮森さつき 演出:多田淳之介 照明:岩城保 舞台美術アドバイザー:鈴木健介 演出助手:新井ひかる 宣伝美術:京 ちらし写真撮影:木崎友紀子 制作:服部悦子 木元太郎 芸術監督:平田オリザ
【休演日】2月2日(火)【発売日】2009/12/11 予約・当日共 一般:3,000円 学生・シニア(65歳以上):2,000円◎ペアチケット:5,000円(予約のみ)◎1月割引:2,500円(1月29日(金)―31日(日))○『F』Girl's ver.リーディング:1,000円
http://www.seinendan.org/jpn/infolinks/infolinks091211.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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