文学座所属の俳優である浅野雅博さんと石橋徹郎さんの企画。『モジョ ミキボー』はアイルランドの劇作家オーウェン・マカファーティさんの2人芝居です(⇒過去レビュー)。演出は新国立劇場芸術監督の鵜山仁さん。上演時間は約1時間20分。
豪華キャスト・スタッフによる小空間公演に大いに期待して初日を拝見したところ、すっごく面白かったです!!2人で17人の登場人物をくるくるコミカルに演じ分けるアクティブなお芝居ですが、ふとした隙に深いテーマを突き付けられ、涙しました。美術、音楽、照明のコンビネーションも凝っていて贅沢!※美術は文学座の乗峯雅寛さん(⇒関連記録)
OFF OFFシアター(約80席)で一ヶ月のロングランというと『夜光ホテル』がありましたよね。『夜光ホテル』の終盤は完売続出になっていましたので、チケット予約はお早めに!5月7日(金)まではなんと前売り2000円(全席自由)です!!その後は3,500円(全席指定)ですが納得価格です。
⇒CoRich舞台芸術!『モジョ ミキボー』
レビューは記録程度。
舞台は『シュート・ザ・クロウ』と同じく北アイルランドのベルファスト。無邪気な少年モジョ(浅野雅博)とミキボー(石橋徹郎)と彼らの家族の日常を、子供の視点から描きます。
ここからネタバレします。
映画「明日に向かって撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid)」のカウボーイ2人組。
オーストラリア移住の夢。
爆弾テロでミキボーの父親が即死。オレンジと緑に分かれた街の意味。
"Mojo Mickybo" - Owen McCaffetry
出演:浅野雅博 石橋徹郎
脚本:オーウェン・マカファーティ 翻訳:平川大作 演出:鵜山仁 美術:乘峯雅寛 照明:中山奈美 照明操作:阪口美和 音響効果:栗原亜衣 振付:洞至 新海絵理子 映像製作:池田暁 演出助手:斎藤栄作 舞台監督:乗峯雅寛 宣伝写真・宣伝美術:垣内敏秀 票券:奥井美樹 制作:橋本香苗 企画・製作:「モジョ ミキボー」上演委員会
【休演日】5/10,20【発売日】2010/04/04
5月4日(祝)~ 7日(金)2,000円(全席自由・前売当日共)
5月8日(金)~30日(日)3,500円(全席指定・前売当日共)
※小学生未満のお子様のご入場はご遠慮ください。※劇場の構造上、車椅子でのご入場はご遠慮ください。※開演後、ご入場できない時間帯、指定席を変更させていただく場合がございます。
http://ameblo.jp/mojo-mickybo/
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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