「劇場をめぐるラウンドテーブル」は芸団協が継続開催しているセミナーです(⇒関連エントリー⇒1、2、3、4)。第6回目のテーマは「芸術監督とプロデューサー」。現役の芸術監督もしくはプロデューサーである3人のゲストが、ご自身の実績と現在抱える問題、そしてこれから何が必要か、どうなったらいいと思うのかを詳しくお話ししてくださいました。
ゲスト:
渡辺弘(彩の国さいたま芸術劇場 事業部長)
笹部博司(新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ 演劇部門芸術監督)
津村卓(北九州芸術劇場 館長)
劇場法(仮称)についての議論が活発に行われている今、現場の重要なポジションにいらっしゃる方々のお考えを直に聞けて、とてもためになりました。知らなかったことが多い…。
渡辺さんは芸術監督(串田和美・蜷川幸雄)のもとでプロデューサーをされてきました(現在も)。笹部さんは東京で舞台制作会社を経営しつつ、新潟の劇場の芸術監督をされています。津村さんは劇場運営面のプロデューサーをされてきて、今は芸術監督のいない公共劇場のプロデューサーです。
芸術監督とは何をする人なのか、プロデューサーとどういう関係になるのかは、各地域、各劇場によってそれぞれに異なるものなんですね。今さらですが、誰が芸術監督になって、誰がプロデューサーになるのかの前に、知っておくべきこと、やるべきことがあるなと思いました。まあ私は観客なんですけどね。
主催:社団法人日本芸能実演家団体協議会 助成:平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
参加費:2,000円
http://www.geidankyo.or.jp/12kaden/04pro/manage/gekijyo_rt106.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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