舞台芸術の稽古場施設“水天宮ピット(東京舞台芸術活動支援センター)”のオープニングイベント(⇒告知記事)にお邪魔してきました。
※7/26(月)よりオープン。利用方法は公式サイトでご確認ください。
内覧会からオープニングセレモニー、パフォーマンスと続く約4時間でしたが、大盛況でとーっても楽しかった~~~!!元気なパフォーマンスを見て、野外で気持ち良くビールを飲んで、集まったお友だちとゆっくりお話もできました。
【写真:劇団鹿殺しRJPのパフォーマンスに集まる人々】
まずは16:00からの内覧会に参加したところ、東京都の職員の方が詳しい説明をしながら稽古場内を案内してくださいました。芸術団体の方々はもちろん、地域の一般の方々も大勢いらしたようです。
廃校になった学校をリニューアルした施設なので「ここはもともと家庭科室で、あそこは図書室でした」と言われると、建物自体の歴史にそっと触れた気がして、知らない部屋なのに懐かしい気持ちになります。ソファやテーブルなどの家具類は廃品をリサイクルされているそうです。さすがは公立の施設、経費節減ですね。
【写真:内覧中に2階から中庭(元運動場)を眺めました。夜にはイスとテーブルがもっと増えました】
廊下や部屋の中にはネビュラエクストラサポート(Next)の提供で、舞台公演のチラシが展示されていました。中には思い出深いものもあって、ついつい立ち止まって眺めてしまいます。稽古の休憩中の話題に事欠かないでしょうね~!
大スタジオでオープニング・セレモニーが開かれた後は、FUKAIPRODUCE羽衣のパフォーマンス。カラフルな照明や2階のロフトなど、大スタジオの機能を大々的に使って『朝霞と夕霞と夜のおやすみ』の山登りのエピソードを披露してくれました。約20分間ぐらいの短編なのにやっぱり泣かされた・・・!
大スタジオから外に出ると、劇団鹿殺しRJPのライブにすぐに大きな人だかりができました。力強くて堂々としていて、元気をもらえました。小さな子供たちが最前列に座ってお行儀よく見ていて可愛かった~。
古い校舎が贅沢な稽古場に生まれ変わり、これからたくさんの人が集まって新しい作品をどんどん生み出していく場になるのだと思うと嬉しくなります。自分が作るわけじゃないのにね(笑)。
最初から最後まで私はとっても楽しかったんですが、それは周囲の方々がいい笑顔をされていたからだと思います。充実の稽古場として機能していくことに加えて、周辺地域にも舞台の面白さが伝わっていくといいですね。
7月23日(金)16:00~20:00 入場無料
出演:FUKAIPRODUCE羽衣 劇団鹿殺し RJP 森田智博
主催:東京芸術劇場(東京都歴史文化財団)
http://www.geigeki.jp/suitengu/open.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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