内野聖陽さん、平幹二朗さんら超豪華キャストの公演です。紀元前8世紀頃にホメロスがまとめた叙事詩を木内宏昌さんが戯曲化。演出は栗山民也さん。生演奏あり。上演時間は約3時間20分(途中休憩20分を含む)。
トロイアとギリシアの戦争を描きますが、ほぼ全ての戦闘シーンを殺陣ではなく語りで表現します。役者さんのその日の演技次第で仕上がりが随分と変わりそう。形式ばって朗々と語られると私は眠たくなってしまって・・・。好みによると思います。
5人の女性のコロスが大活躍。セリフの群唱の息もぴったりで、振付も美しかったです。
⇒CoRich舞台芸術!『イリアス』
レビューは記録のみ。
≪あらすじ≫ 公式サイトより。
ある日、ギリシア軍の総大将アガメムノンと英雄アキレウスが戦利品の女ブリーセイスを巡って争いになり、アガメムノンの横暴な仕打ちに怒ったアキレウスは戦線を離脱してしまう。
しかし、敵国トロイアの名君プリアモスの子ヘクトルが、祖国の名誉と存亡を賭けて決死の猛襲をかけてくる。英雄アキレウスを欠いて、敗走を重ねるギリシア軍を見かねたアキレウスの親友、パトロクロスはアキレウスに戦闘へ戻るよう懇願するが、断られてしまう。そこで、パトロクロスはアキレウスの鎧を借り、自ら身につけ敵に向かっていくが、トロイア軍のヘクトルによって殺されてしまう。
親友の死を知ったアキレウスは、復讐を果たすためアガメムノンと和解し戦線に戻ることを決意、ヘクトルとの一騎打ちに臨む・・・。
≪ここまで≫
≪東京、新潟、兵庫≫
出演:内野聖陽、池内博之、高橋和也、馬渕英俚可、新妻聖子、チョウソンハ、木場勝己、平幹二朗 ほかコロス5名(初嶺麿代 中川菜緒子 一倉千夏 飯野めぐみ 宇野まり絵)
原作:ホメロス 演出:栗山民也 脚本:木内宏昌 音楽:金子飛鳥 美術:伊藤雅子 照明:勝柴次朗 音響:山本浩一 衣裳:前田文子 ヘアメイク:鎌田直樹 歌唱指導:伊藤和美 振付:田井中智子 殺陣:渥美博 演出助手:豊田めぐみ 舞台監督:加藤高 宣伝:ディップス・プラネット 宣伝画:門坂流 宣伝写真:ミナモトタダユキ 宣伝美術:柳沼博雅 宣伝ヘアメイク:佐藤裕子(内野聖陽)、川端富生 宣伝スタイリスト:中川原寛(内野聖陽)、山口ゆうすけ 企画:パソナグループ、ヴィーブル 製作:テレビ朝日、産経新聞社、パソナグループ、サンライズプロモーション東京
【休演日】9/7,14,21【発売日】2010/05/29
平日10,000円 土日祝11,000円(全席指定・税込) 未就学児童入場不可
http://www.ilias2010.com/
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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