3日連続で池袋に通いました。すべてフェスティバル/トーキョー主催演目および公募プログラムがらみです。⇒記者発表
小嶋一郎さんは旧劇団スカイフィッシュという団体に所属されていましたが、今はお1人で舞台作家として活動されているようです。 『日本国憲法』と『自殺対策基本法』が同じ会場で交互に上演されます。
下記の理由で作品は鑑賞しませんでした。
⇒CoRich舞台芸術!『日本国憲法』
私が伺ったのは11/20(土)13時開演の回。会場には大きなビデオカメラを持ったスタッフが(私が目視できた限りでは)2名いらして、開演前から撮影をしていました。開演した後も撮影を続け、会場内でパフォーマーおよび観客を録画。開演前に撮影についてのアナウンスはありませんでした。
開演後15分ぐらい経ってから受付まで歩いて行ってスタッフに確認したところ、演出効果ではなく記録用の撮影で、このステージのみ行っているとのことでした。
スタンディング形式で、観客は会場内を歩いても可、空いているイスに座っても可、演技をしている俳優に近づいても可、建物を眺めているのも可という、自由度の高い公演です。そんな上演空間でカメラマンもまた自由に撮影しているというのは、本来の作品とは違ったものになっていると思いましたので、受付に行ったその足で退出しました。
演出家が録画を許可したのだから、それもまた別バージョンとして成立していると考える方もいらっしゃるかもしれません。でも私はどうしてもカメラマンが気になり過ぎてしまいました。また、自分が無断で撮影されていることも不快でした。結果、この作品には参加しないことを選びました。
出演:黒田真史、山本清文、山本称子、佐々木琢、島田健司
演出:小嶋一郎 制作:前田佳子 協力:座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク 宣伝協力:ネビュラエクストラサポート 主催:小嶋一郎 共催:フェスティバル/トーキョー
【休演日】11/17,19【発売日】2010/09/05 前売・当日\1,000 スタンディング形式
舞台作家小嶋一郎:http://skyfish07.blog33.fc2.com/
http://www.festival-tokyo.jp/program/kojima/
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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