「東北地方太平洋沖地震」が起こったのは2011年3月11日(金)の14時46分ごろ。私は下北沢の駅前劇場で観劇中でした。テレビやインターネットを見られる方はご存じの通り、「未曾有の地震」という言葉に誇張がないほど、東北地方は甚大な被害に見舞われています。
東京に住んでいる者として、無理にならない程度に、できることをしたいと思い、まずは信用に足ると思った団体に、インターネット経由のクレジットカード払いで募金をしました。ただ、確実に大丈夫だと思える情報(寄付のまとめ先)を今も集めている状況です。ご参考:寄付についての一指針 by @itoi_shigesato
そして節電です。東京電力の発表によると、3月14日以降、最低1週間は計画的な停電「輪番停電」が行われるようです。我が家では家族でひとところに集まって過ごしています。⇒節電を呼びかけるポスター集「節電広告」
ウェブサイト「しのぶの演劇レビュー」は基本的に、私個人が注目している演劇関係の情報(ほぼ関東地域に限る)や、私の観劇感想を発信するものですので、地震やその被害等についての情報を掲載する予定はありません。日常の思いなどを一言だけ投稿する程度ですが、ツイッターの方が更新頻度は高いですので、よかったらどうぞ。
演劇の上演状況については、やむを得ず公演中止するところ、平常通りの公演を実施するところ、いつもとは違う形で上演をするところなど、主催団体によりさまざまです。⇒都内公演の中止状況(シアターガイド・オンライン 2011/3/12)
チケットを買ったのに行けないのは本当に残念なことです(チケットが手元になくても無論)。でも東京でもまだ余震が続いていますので、「自分も被災者である」という自覚を持って、自宅待機に踏み切るのもいいと思います。もちろん観たい公演は観に行けばいいですし、上演があるということは、その劇場に人が集まっているということ。会えば何かがもらえるし、観客からも与えられると思います。
2日経った今の時点での、自分の気持ちの落とし所を決めました。被災地にいない一般人として、まずは自分と家族が元気に生活すること。長期戦に備えて無理をしないように心がけたいと思います。大好きなお芝居も観に行きます。
ご参考:「未曾有の災害のときに」(内田樹 3月13日)
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