日本芸術文化振興会が「文化芸術活動への助成に係る新たな審査・評価等の仕組みの在り方について(報告書案)」(PDF)に関する意見を募集しています。いわゆるパブリック・コメントです。
今年は音楽と舞踊分野について(今のところ)“日本版アーツカウンシル”と呼ばれる新しい組織が設置されることになります。音楽と舞踊についての案なので演劇分野がどうなるのかはまだわかりませんが、実施されれば演劇界にも影響はあるはずです。
よろしければ下記をご参考にぜひ意見を届けてください。〆切は6月8日(水)。今日を入れてあと3日です。
⇒荻野達也氏による意見のまとめ「日本版アーツカウンシル案への反応まとめ」
⇒高崎大志氏「アーツカウンシル検討委の報告書案を深く憂慮する」
⇒ツイッター上の意見まとめ
【意見の提出方法】
・提出手段:郵送・FAX・電子メール
・宛先: 日本芸術文化振興会基金部芸術活動助成課 宛
住所:〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
FAX:03-3265-7474
電子メールアドレス:geijutsu-nt(アットマーク)ntj.jac.go.jp
(件名を「調査研究会報告書案への意見」とする。添付ファイル禁止。)
【記入項目】
・件名:「調査研究会報告書案への意見」
・氏名
・性別・年齢
・職業(在学中の場合は「高校生」「大学生」など在学する学校段階を表記。)
・住所
・電話番号
・ご意見
※複数の論点についてご意見をお寄せいただく場合には、とりまとめの都合上、論点毎に別葉としてください。(1枚1意見、1メール1意見としてください。)
恥を承知で正直に申しますと、一読してもザクっとしていてよくわかりません・・・(汗)。素人の私の印象ですが、今までどおりのピラミッド構造がさらに高くなって、やっかいな事務作業が増えたり、審査過程が複雑になっていきそう。また、「今国内の舞台芸術シーンの最も重要な課題のひとつである、中央一極集中の緩和について触れられていないことは残念でなりません」という高崎さんのご意見に共感します。
作り手はもちろん、芸術鑑賞をしている一般観客の声を届けることにも価値はあります。意見でなくとも「ここがわからない」「これはなぜ?」という疑問でもいいと思いますので、声を上げていただけたらと思います。
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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