劇団青年座が「3 weeeks charity」というチャリティー公演を行っています。収益は、被災地およびARC>T(アルクト/アート・リバイバル・コネクション・東北)に送るそうです。
劇団所属俳優の宇宙(たかおき)さんが作・演出・出演される作品に興味があって伺いました。上演時間は約50分かな。入場料の2000円は、劇場入り口で義援金箱に投入。
⇒CoRich舞台芸術!『手錠の光』
≪あらすじ≫
記憶を失って「つばめの国」に迷い込んだ青年。バーには彼と同じく記憶のない人々がいた。ただ、名前まで忘れているのは青年だけだった。
≪ここまで≫
人物と設定、個別のエピソードはあるものの、思いを言葉にしただけで特にストーリーはないような。衣裳、装置、照明ありの、役者さんたちによる実験劇の発表会のようでした。
セリフに沿った動き、声、感情で演技されていたように思います。もっとダンスや身体表現に偏っても良かったんじゃないかと思いました。
青年座『赤シャツ』東北ツアーが震災の影響で中止になり、その間の仕事がなくなってしまった劇団員の方々が、実際に東北地方へ行ってボランティア活動をされたのが、このチャリティー企画の始まりだそうです。
パンフレットには下記のようなことが書かれていました。
「今、東北にはボランティアという言葉が存在していない。そこに困っている人がいる。それだけでスコップを片手に名も知らぬその人の家を一緒に片付けているのです。」
出演=落合佑介、菊本由美子、佐野初希、村里治彦、安藤瞳、宇宙
脚本・演出=宇宙(当日パンフレットにはMickeyストロークとあり) 装置:根来美咲 照明:鷲崎淳一郎 音響:Taishi
3 weeeks charity企画・製作:宇宙(代表)小倉智美 尾身美詞 安藤瞳 橘あんり 宮田慶子 紫雲幸一
http://ameblo.jp/3weekscharity/
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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