2011年7月のお薦め舞台10本+αをご紹介します。
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 85 2011.07.01 1,747部 発行
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今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
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◎既に酷暑が予想される7月・・・暑いですね~。
つばの広い帽子にペットボトルのお水は必携。出掛ける前に要チェックです。
関東では雨に濡れるのも危険なので、折り畳み傘も手放せません(涙)。
舞台には、あなたの心を揺さぶり、
人生の輝きを増してくれる奇跡があります。
“今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪
◎メルマガのバックナンバー↓は全て公開しています。
http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
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○○ 今回のもくじ
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◆1【今月のお薦め12本+α】
◎No.1→阿佐ヶ谷スパイダース『荒野に立つ』
07/14-31シアタートラム
http://www.spiders.jp/kouyanitatsu/
◆2【先月のベスト3】
◎No.1→SPAC『真夏の夜の夢』
06/04-05静岡芸術劇場
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0611165148.html
◆3【リーディングとトークのご紹介~アーティストと会いましょう!】
◎7月はアーティストと直接出会える贅沢な企画がたくさん♪
◆4【お薦め前売り情報1 前川知大さん作・演出『奇ッ怪 其ノ弐』】
◎2009年に大好評だった『奇ッ怪』の第2弾!
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2011/08/post_242.html
◆5【お薦め前売り情報2 こまつ座『キネマの天地】
◎1986年初演の井上ひさしさんの戯曲を、栗山民也さんが初演出。
http://www.komatsuza.co.jp/contents/performance/index2.html
◆6【編集後記】
◎「CoRich舞台芸術まつり!2011春」グランプリは箱庭円舞曲!
◆7【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】
◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪
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◆1 【今月のお薦め12本+α】
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▽★印がいちおし公演です(3本)。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・価格・URL
▽座種の記述がない公演は全席指定。
※高額のお薦め公演が少なかったので、3000円台の公演も含めました。
そのため、紹介本数が10本から12本に増えました。
6月から上演中のお薦め公演もありますので、スケジュールもご参考に。
http://www.shinobu-review.jp/schedule.html
1.サンプル+三鷹市芸術文化センター『ゲヘナにて』
07/01-10三鷹市芸術文化センター星のホール
☆出演:辻美奈子 古舘寛治 古屋隆太 奥田洋平 野津あおい
渡辺香奈 岩瀬亮 羽場睦子
脚本・演出:松井周
全席自由席・日時指定・整理番号付 一般前売3000円
一般当日3500円/高校生以下1000円(前売・当日共)
http://www.samplenet.org/yotei.htm
岸田國士戯曲賞を受賞したばかりの松井周さん率いる
劇団サンプルの新作。スタッフと俳優がともに創作するスタイルで、
「太宰治作品をモチーフにした演劇」を発表。
松井周インタビュー↓
http://performingarts.jp/J/art_interview/1.html
2.ハイリンド『牡丹燈籠』
07/01-10 d-倉庫
☆出演:伊原農/枝元萌/多根周作/はざまみゆき/小林愛/
阿川竜一/牛水里美/小豆畑雅一/田中千佳子/鬼塚俊秀
脚本:三遊亭円朝 演出:西沢栄治(JAMSESSION)
一般:前売/当日 3,500円 賛助会員:2,500円(全ステージ共通)
学生(高校生以下)割引 前売/当日2,500円(当日精算のみ、要学生証)
前半平日割(1日、4日、5日の19:30の回):前売/当日 3,000円
http://www.hylind.net/ ↓CoRichでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=26782
俳優集団ハイリンドの好評作の再演。西沢栄治さんの演出で
古典世界を濃厚に。俳優の語りで魅せてくれます。レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0819004440.html
3.はえぎわ『○○トアル風景』
07/06-11ザ・スズナリ
☆出演:井内ミワク 町田水城 鈴真紀史 滝寛式 竹口龍茶
川上友里 鳥島明 笠木泉 ノゾエ征爾
脚本・演出:ノゾエ征爾
指定席:前売3500円 当日3800円 自由席:前売3300円 当日3600円
学生・65歳以上:2500円 高校生以下:1500円
http://www.haegiwa.net/toaru.html
岸田國士戯曲賞の選考で松井周さんと一騎打ちになったノゾエ征爾さんの
新作。なんと興行収益全額を東日本大震災の義援金として寄付!
初日と2日目のトークゲストも豪華。前回公演レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1219144617.html
★4.阿佐ヶ谷スパイダース『荒野に立つ』
07/14-31シアタートラム
≪東京、大阪、福岡≫
☆出演:安藤聖 川村紗也 黒木華 斉藤めぐみ 佐藤みゆき 伊達暁
中村まこと 中村ゆり 中山祐一朗 長塚圭史 初音映莉子
平栗あつみ 福田転球 水野小論 横田栄司
脚本・演出:長塚圭史
5,800円 ※プレビュー公演4,500円
http://www.spiders.jp/kouyanitatsu/
長塚圭史さんの劇団新作公演です。キャストは豪華な実力派揃い。
失くした目玉を取り戻す旅に出る少女の、異色冒険譚だそうです。
下北沢経済新聞:http://shimokita.keizai.biz/headline/1218/
●お薦めポイント●
英国留学を経て、長塚さんは新しい創作方法を探求中です。
1年半前の劇団公演↓ではまだつかみ切れていないようでしたが、
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0122171307.html
昨年から今年は次々と高品質で奥深い作品を発表されています。レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0926221819.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1109170131.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1209151257.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0118155108.html
『荒野に立つ』は、何が起こるかわからないことが一番の魅力。
20代の若い俳優が多数出演していることにも惹かれます。
公演公式ツイッター:http://twitter.com/Kouyanitatsu
「天神サイト」長塚圭史インタビュー↓
http://tenjinsite.jp/topics/detail.php?hid=29527
5.兵庫県立芸術文化センター『秘密はうたう~A Song at Twilight~』
07/14-24紀伊國屋サザンシアター
≪東京、兵庫≫
☆出演:村井国夫 三田和代 保坂知寿 神農直隆
脚本:ノエル・カワード 演出:マキノノゾミ
6,300円
http://www.stagegate.jp/performance/2011/himitsu/index.html
マキノノゾミさんが1966年初演の英国戯曲を演出。
有名ベテラン俳優の競演に胸踊ります。N・カワード作品のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1012172759.html
6.華のん企画『子供のためのシェイクスピア「冬物語」』
07/14-18渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール
≪東京、静岡、茨城、滋賀、大阪、高知、愛知、三重、新潟≫
☆出演:伊沢磨紀 佐藤誓 山口雅義 戸谷昌弘 尾崎右宗
キム・テイ 谷畑聡 太宰美緒 山崎清介
脚本・演出:山崎清介
A席 大人4,800円/子ども3,000円/ペア券6,500円/B席4,000円
http://www.canonkikaku.com/information/shakespeare.html
毎夏恒例の子供のためのシェイクスピア。今年は『冬物語』です。
シェイクスピア人形の大活躍が観たい。
7.ゲキバカ『ごんべい 江戸版/平成版』
07/14-24吉祥寺シアター
☆出演:西川康太郎 石黒圭一郎 鈴木ハルニ 伊藤今人 中山貴裕
渡辺毅 海野デカ 板橋駿谷 伊藤亜斗武 太田旭紀 岡田一博
片山敦郎 木村恵美子 佐賀モトキ 高木健 田中美甫 鶴町憲
泊ヶ山まりな 長瀬みなみ 西村風太 野田裕貴 三澤さき 山下亜矢香
脚本・演出:柿ノ木タケヲ
前売3,500円 当日3,800円
江戸版・平成版セット券:6000円
学生券:2500円 中高生:無料(枚数制限アリ)
http://gekibaka.com/ ↓CoRichでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=23757
ゲキバカ2011夏の陣は江戸版(再演)と平成版(新作)の2本立て。
身体能力の高い劇団員と多数の客演陣によるパワフルな娯楽作に期待。
8.ジェットラグプロデュース『11のささやかな嘘』
07/15-18銀座みゆき館劇場
☆出演:飛鳥凛、古山憲太郎、清水那保、梅舟惟永、酒巻誉洋、李千鶴
千紘れいか、岡﨑貴宏、はやし大輔、ぎたろー、板垣雄亮
脚本:ブラジリィー・アン・山田(ブラジル) 演出:古川貴義(箱庭円舞曲)
前売¥3,500 当日¥4,000
http://www.jetlag.jp
ブラジリィー・アン・山田さんは演劇界のみならず放送作家としても活躍中。
古川貴義さんは劇団以外の外部公演でも引っ張りだこです。2人のタッグが
興味深い上に、小劇場界で注目の役者さんも多数そろったプロデュース公演。
9.文学座7月アトリエの会『山羊…それって…もしかして…シルビア?』
07/15-30文学座アトリエ
☆出演:富沢亜古 今村俊一 若松泰弘 采澤靖起
脚本:エドワード・オルビー 演出:鵜山仁
前売り・一般4,000円 当日・一般4,300円
ユースチケット(25歳以下)2,500円
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。
http://www.bungakuza.com/goat/index.html
『動物園物語』でも有名な米国の劇作家オールビーの戯曲を
鵜山仁さんが演出。文学座の中堅以上の俳優による4人芝居です。
『山羊…』はかなりぶっ飛んだ物語のはず!
★10.アル☆カンパニー『ゆすり』
07/21-26ザ・スズナリ
☆出演:平田満 大谷亮介 井上加奈子
脚本・演出:青木豪
椅子指定席3,800円/ベンチ自由席3,500円
学生3,000円(ベンチ席のみ)
http://www.aru-c.com/stage09.html
俳優の平田満さんと井上加奈子さんご夫婦が主宰する劇団が、
青木豪さんの作・演出作品を再演します。
9月には『罪』も再演されます。『罪』レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0427150947.html
★11.ホリプロ『太陽に灼かれて』
07/24-08/09天王洲 銀河劇場
≪東京、愛知、兵庫≫
☆出演:成宮寛貴 鹿賀丈史 水野美紀 美山加恋 大鷹明良
竹内都子 春海四方 那須佐代子 檀臣幸 今陽子 鷲尾真知子
脚色:ピーター・フラナリー(映画台本より) 翻訳:常田景子
演出:栗山民也
9,000円
http://hpot.jp/taiyou/
成宮寛貴さんと鹿賀丈史さんが共演する、栗山民也さん演出作品。
脇をしめる俳優陣も手堅く、上質な翻訳劇を味わえそう。
原作映画は1994年度の米国アカデミー賞外国語映画賞、
カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。舞台版は2009年英国初演です。
12.キューブ『奥さまお尻をどうぞ』
07/30-08/28本多劇場
≪東京、大阪、東京≫
☆出演:古田新太 八嶋智人 犬山イヌコ 大倉孝二 入江雅人
八十田勇一 平岩紙 山西惇 山路和弘
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
一般7,200円(前売・当日共) 学生割引券4,300円
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/kera-furuta11.html
ケラさんと古田新太さんが組んだ2007年の公演「犯さん哉」は、
途中退出する観客もいたほど強烈に“デタラメ”なお芝居だったようです。
今回もまた徹底的にデタラメさを追求するとのこと。
私はこういうタイプの作品は苦手なのですが、ケラさんが
このように↓ツイートされるので、興味激増してしまいました。
http://twitter.com/kerasand/status/85821626033254400
http://twitter.com/kerasand/status/85946907427475456
★★★──────────────────────────────
前売2000円台以下の気になる公演を3本ご紹介します。
──────────────────────────────★★★
○座・高円寺/あしたの劇場「世界をみよう!」
07/08-19座・高円寺1、阿波おどりホール
☆A『ピン・ポン』座・高円寺プロデュース(日本)
B『みにくいあひるのこ』シアター・リフレクション(デンマーク)
C『雨だれ』シアター・マダム・バッハ(デンマーク)
D『すずの兵隊』タレイアス・カンパニー(ドイツ)
全席自由。大人(18歳以上)2,500円 こども1,500円 未就学500円
パスポート9,000円(大人でも子どもでも6ステージ鑑賞可能)
すぎなみ子育て応援券がご利用になれます(窓口のみ取扱い)。
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=456
0歳から大人まで楽しめる演劇が海外から高円寺にやって来る!
○東京デスロック『再/生』
07/16-24 STスポット
≪横浜、京都、静岡≫
☆【デスロック版】出演:夏目慎也 佐山和泉 佐藤誠 間野律子
石橋亜希子 坂本絢
【タダフラ版】出演:石橋志保 小泉真希 斎藤淳子 野島真理
洪雄大 竹田英司 福田毅 村上聡一
演出:多田淳之介
日時指定・全席自由・整理番号付
※デスロック版、タダフラ版共に同料金
一般:前売(事前入金)2,500円 予約(当日精算)2,800円 当日3,000円
学生・シニア(65歳以上):前売(事前入金)2,000円
予約(当日精算)2,300円 当日…2,500円
http://deathlock.specters.net/
演出家・多田淳之介さんの劇団が、初演時に途中退出者も出た問題作を再演。
私はとても感動しました。2006年の初演レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/1027001220.html
中野茂樹+フランケンズの俳優が出演するタダフラ版との交互上演です。
○毛皮族の軽演劇2011『滑稽を好みて人を笑わすことを業とす』
07/23-08/09リトルモア地下
☆出演:江本純子 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ
延増静美 金子清文 吉牟田眞奈 他
※出演者は演目ごとによって異なります。
脚本・演出:江本純子
前売2,500円/当日2,800円 ※整理番号付自由席
※V演目は3演目セット券購入者の中から抽選でご招待
http://www.littlemore.co.jp/chika/event/201107/759.html
笑いに特化した毛皮族の軽演劇は大人気で、完売続出するそうです。
原宿の地下の小空間で贅沢な演劇体験を、お気軽にどうぞ。
≪静岡・SPAC「ふじのくに⇔せかい演劇祭2011≫
6月に開幕した静岡の国際演劇祭も、とうとう終盤です。↓記者発表
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0414230505.html
○オマール・ボラス演出『シモン・ボリバル、夢の断片』
07/02-03静岡芸術劇場
☆出演:オマール・ポラス SPAC(木内琴子 貴島豪 たきいみき 渡辺敬彦)
演出・翻案:オマール・ポラス 原作:ウィリアム・オスピーナ
来日メンバーの変更により公演内容を変更。演出・主演の
オマール・ポラスさんは「俳優一人、椅子一つ、ロウソク一本だけでも
芝居は続けうることを示したい」と上演の意志を表明しました。
http://www.spac.or.jp/11_fujinokuni/fragments
http://spac.or.jp/blog/?p=6934
http://spac.or.jp/blog/?p=6948
http://spac.or.jp/blog/?p=6986
2週間でつくる静岡オリジナルの新作になるようですね。
○クリスティーヌ・ルタイユール演出『ヒロシマ・モナムール』
07/02-03舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」
☆出演:ヴァレリー・ラング、太田宏、ピエール・ラマンデ
演出・装置:クリスティーヌ・ルタイユール 作:マルグリット・デュラス
一般大人4,000円/大学生・専門学校生2,000円
※刺激の強い表現がありますので、若年者の観劇はおすすめしません。
http://www.spac.or.jp/11_fujinokuni/hiroshima
デュラス戯曲は今年3月にも静岡に招聘されました。レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0305121036.html
≪ミュージカル≫
○ホリプロ『ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」』
07/20-31東京国際フォーラム ホールC
≪東京、愛知、兵庫≫
☆出演:高畑充希 橋本じゅん 神田沙也加 皆川まゆむ 瀬戸カトリーヌ 他
原作:ジェームズ・M・バリ 演出:桑原裕子
ドリームシート(おとな・こども同一料金)¥6,800
S席おとな¥7,800 S席こども(3~12歳)¥4,800
A席(おとな・こども同一料金)¥3,000
http://hpot.jp/peter
毎夏恒例のミュージカル。今年はKAKUTAの桑原裕子さんによる新演出です。
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◆2 【先月のベスト3】
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1.SPAC『真夏の夜の夢』
06/04-05静岡芸術劇場
☆野田秀樹さんは本物の詩人なのだとやっと知りました。
静岡で2ステージのみだったので、東京でも拡大版再演を希望!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0611165148.html
2.世田谷パブリックシアター『モリー・スウィーニー』
06/10-19シアタートラム
☆今年上半期の翻訳劇の収穫。目に見えないものの豊かさを
全身で味わえる演出は、劇場だからできること。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0617153113.html
3.東京芸術劇場『芸劇eyes番外編「20年安泰。」』
06/24-27水天宮ピット
☆まず企画が素晴らしい。バナナ学園純情乙女組に心奪われました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0625135816.html
その他はタニノクロウ演出『エクスターズ』、新国立劇場『雨』、
Studio Life『PHANTOM~…』、新国立劇場『おどくみ』など。
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http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2011年6月(観劇数25作品)は残念ながら発行しませんでした。
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◆3 【リーディングとトークのご紹介~アーティストと会いましょう!】
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◎7月は国内・海外のアーティストのトークや、海外戯曲の朗読など、
舞台本公演以外にも充実の企画が多数あります。
作品鑑賞からさらに一歩近づいたコミュニケーションの機会として、
とっても気になるものをいくつかご紹介します。
【リーディング公演】
〈1〉東京ドイツ文化センター『文学盲者たち』
VISIONEN ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ第3回
07/17(日) ドイツ文化会館ホール(OAGホール)
☆出演:古舘寛治 古屋隆太 奥田洋平 野津あおい 島田桃依 伊東沙保
脚本:マティアス・チョッケ 演出:松井周
(全席自由) 一般1500円 学生・ドイツ語講座受講生1000円
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja7141444v.htm
〈2〉東京ドイツ文化センター『あなたの瞳の奥を見抜きたい
人間社会にありがちな目くらましの関係』
VISIONEN ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ第4回
07/19-20ドイツ文化会館ホール(OAGホール)
☆翻訳・出演:原サチコ(ドイツで活躍する日本人俳優)
脚本:ルネ・ポルシュ
(全席自由) 一般1500円 学生・ドイツ語講座受講生1000円
終演後はアフタートークを予定。
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja7567512v.htm
【トーク/講演など】
《1》KAATオープントークVol.2
「ポスト3.11の論点 ぼくらの『リアル』について考える」
07/02(土)19:00~@KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ
☆出演:岡田利規/石川直樹 司会:岩城京子
入場無料
http://www.kaat.jp/news/2011/06/kaat-vol2.html
《2》セゾン文化財団「サヴィータ・ラニ パブリック・トーク」
07/08(金)19:00~21:00@森下スタジオ
☆出演:サヴィータ・ラニ(インド若手女優、演出家)
内容:インド現代演劇について/自身の創作活動について
入場無料。トークの後、懇親会あり。
予約推奨。定員になり次第、受付〆切。
http://www.facebook.com/event.php?eid=128637180552926
《3》東京ドイツ文化センター「講演 ドイツで生きる 役者を生きる」
07/10(日)14:00~16:00@ドイツ文化会館ホール
☆出演:原サチコ(ドイツで活躍する日本人俳優)
聞き手:伊達なつめ(演劇ジャーナリスト)
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja7567518v.htm
《4》世田谷パブリックシアター『世田谷アーティストトークVol.9』
07/19日(火)19時~21時@世田谷文化生活情報センター ワークショップルームA
☆ゲスト:広田淳一(ひょっとこ乱舞)
1,000円(1ドリンク付)
http://setagaya-pt.jp/workshop/2011/06/post_212.html
※ドイツ在住の俳優である原サチコさんは、昨年井上ひさしさんの朗読劇
『少年口伝隊 一九四五』のドイツ上演を企画・出演されました。
http://blogs.yahoo.co.jp/sahanoha2000/25875309.html
http://blogs.yahoo.co.jp/sahanoha2000/26775846.html
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◆4 【お薦め前売り情報1 前川知大さん作・演出『奇ッ怪 其ノ弐』】
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◎2009年に大好評だった『奇ッ怪』の第2弾が上演されます!
第1弾は小泉八雲の「怪談」をもとにした短編集でしたが、
今回の題材は「能」「狂言」。作・演出は前川知大さんの続投。
メインキャストの継続出演も嬉しいですね。
●世田谷パブリックシアター『現代能楽集VI「奇ッ怪 其ノ弐」』
08/19-09/01世田谷パブリックシアター
≪東京・新潟・兵庫・福岡≫
出演:仲村トオル/池田成志/小松和重/山内圭哉/
内田慈/浜田信也/岩本幸子/金子岳憲
作・演出:前川知大(イキウメ)
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2011/08/post_242.html
『奇ッ怪』は文句のつけようのない娯楽作で、メルマガ号外を発行↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0712105218.html
『奇ッ怪』の詳しいあらすじ↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0713142132.html
ご家族、お友達、恋人と一緒に楽しめる作品だと勝手に想像。
今回もまた恐怖と笑いが交錯する不可思議な世界を見せてくれそう。
会場はシアタートラムから世田谷パブリックシアターへと規模拡大
していますね。前川さんの世田パブ初進出にも期待が高まります。
≪東京公演チケット≫
一般発売日:2011年7月2日(土)
全席指定 未就学児童の入場不可
一般:S席6,500円/A席4,500円
高校生以下:一般料金の半額
U24(アンダー24):一般料金の半額
劇場友の会会員割引:S席6,000円
世田谷区民割引:S席6,200円
≪プレイガイド≫
世田谷パブリックシアター
パソコン:http://setagaya-pt.jp/ticket_buy/
携帯:http://setagaya-pt.jp/m/
その他は公式サイトでどうぞ。
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2011/08/post_242.html
≪お問い合わせ≫
世田谷パブリックシアターチケットセンター
電話:03-5432-1515
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◆5 【お薦め前売り情報2 こまつ座『キネマの天地】
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◎1986年初演の井上ひさしさんの戯曲を、栗山民也さんが初演出されます。
女優の麻実れいさん、三田和代さん、秋山菜津子さんの共演・・・!
出演者が豪華すぎて目がチカチカしちゃいます(笑)。
●こまつ座『キネマの天地』
09/05-10/01紀伊國屋サザンシアター
≪東京、大阪、盛岡、他?≫
☆出演:麻実れい 三田和代 秋山菜津子 大和田美帆 木場勝己
古河耕史 浅野和之(台本順)
脚本:井上ひさし 演出:栗山民也
http://www.komatsuza.co.jp/contents/performance/index2.html
ある女優の死にまつわる4人の女優の物語は、
井上戯曲らしい劇中劇の構成で、サスペンスの香りも漂います。
初演前年に公開された映画『キネマの天地』の続編で、映画監督や
映画スターが登場しますが、今作の舞台は劇場。前知識ゼロで大丈夫です。
今年上演された井上戯曲の栗山演出作品は『日本人のへそ』と『雨』。
どちらも日本語の面白さ、演劇の力を見せてくれる大作でした。レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0310222251.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0624002133.html
『キネマの天地』も期待を裏切らないでしょう!
≪東京公演チケット≫
一般発売日:2011年7月9日(土)
全席指定 未就学児童の入場不可
一般7,350円 学生割引5,250円
※学生:中学、高校、大学、各種専門学校ならびに演劇養成所の皆様
≪プレイガイド≫
こまつ座オンラインチケット
http://www.komatsuza.co.jp/contents/ticket/index.html
その他は公式サイトでどうぞ。
http://www.komatsuza.co.jp/contents/performance/index2.html
≪お問い合わせ≫
こまつ座 電話:03-3862-5941
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◆6 【編集後記】
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◎「CoRich舞台芸術まつり!2011春」グランプリ決定!!
http://stage.corich.jp/festival2011/grand_prix.php
スポンサード公演は箱庭円舞曲の11月公演@下北沢駅前劇場です!
◎東電福島第一原発事故により、首都圏にも放射能汚染が広がりました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0518215108.html
内部被ばくを減らすために、食材の産地を調べて購入しています。
東京で放射能のことを考えずに暮らすことはあきらめました。
地震もまだ落ち着いていませんから、非常時の心構えを続けたいです。
◎【意見】NHK「芸術劇場」「ミッドナイトステージ館」
「プレミアムシアター」での演劇舞台中継の継続を嘆願します
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0202151800.html
◎【厳選シアター情報誌Choice!】TOPページ右下の“ちょいナビ”にて、
http://www.next-choice.com/
“しのぶの演劇レビュー”をご紹介いただいています!
◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
2011年6月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
・「わたし出すわ」←身の丈に合わないお金との付き合い方。
http://watashi-dasuwa.com/
・「ノルウェイの森」←素晴らしい芸術作品。夢にも見てしまった。
http://www.norway-mori.com/
・「SRサイタマノラッパー2~女子ラッパー☆傷だらけのライム~」
http://sr-movie.com/ ↑やっぱり最後は泣かされた。
・「君と歩こう」←ズダボロでもたくましく生きる。
http://kimito-arukou.com/
・「借りぐらしのアリエッティ」←小人視点の日常が可愛い。
http://www.karigurashi.jp/
◎ツイッターやってます!フォロワー2600人超えに感謝♪
⇒ shinorev : http://twitter.com/shinorev
情報収集はもっぱらツイッター頼りです。
実名アカウント同士の身のあるやりとりから仕事に直結!
最近は震災・原発事故関連の公式リツイートが多いです。
◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
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◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
感想も書き込めますよ♪
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携帯サイトもあります⇒ http://corich.jp/m/s
◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
それが私の望みです。
これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪
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Posted by shinobu at 2011年07月01日 00:01 | TrackBack (0)