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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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2011年07月17日

阿佐ヶ谷スパイダース『荒野に立つ』07/14-31シアタートラム

 長塚圭史さんが作・演出・出演される阿佐ヶ谷スパイダースの約1年半ぶりの新作です(⇒前回レビュー)。プレビュー初日を拝見しました。上演時間は約2時間15分(休憩なし)。

 不条理劇のようで、誰が何役を演じているのかも曖昧という難解さ。物語とその意図が知りたくてずっと集中して見つめていたら、最後に題名の意味が明らかになり、すごく感動しました。受け取ったのは“再生”“復活”かしら。何も起こらない、何も語られないガランとしたステージが、無から有へと反転するように感じました。

 プレビューと本番を経てかなり変化しそうなので、もう一度観に行けないかと画策中!

 ⇒公演公式ツイッター
 ⇒天神サイト「長塚圭史インタビュー
 ⇒CoRich舞台芸術!『荒野に立つ
 レビューは今のところ記録のみです。

 ≪あらすじ≫
 若い女性(安藤聖)。気持ちが落ち着かない。仕事が手につかない。何かから逃げたいと思っているのだが、家の中でも追い詰められている。ある時、見知らぬ女性に目玉がなくなっていると指摘され、導かれるままに目玉探偵のもとへ行く。そこは現実とは違うどこか。もしくは自分の回想の中?
 ≪ここまで≫

≪東京、大阪、福岡≫
出演:安藤聖 川村紗也 黒木華  斉藤めぐみ 佐藤みゆき 伊達暁 中村まこと 中村ゆり  中山祐一朗 長塚圭史 初音映莉子 平栗あつみ 福田転球 水野小論 横田栄司
作・演出:長塚圭史 美術:片平圭衣子 照明:磯野眞也 音響:加藤温 衣裳:高木阿友子 ヘアメイク:大宝みゆき 映像:荒川ヒロキ アクション指導:前田悟 演出助手:富田聡 舞台監督:福澤諭志 演出部:津江健太 秦真祐子 照明操作:鳥海咲 榊美香 衣裳助手:平野遥香 小道具:高津映画装飾 大道具:唐崎修 櫻井忍 大道具製作:C-COM舞台装置 美術工房拓人 映像協力:上田大樹 横山翼 輸送:マイド 稽古場:ホリプロ・スタジオファクトリー 世田谷パブリックシアター 広報:吉田プロモーション 票券:小野塚央 制作助手:大野志穂子 嶋口春香 松宮愛 制作:伊藤達哉 三浦瞳 主催:ゴーチ・ブラザーズ 企画:阿佐ヶ谷スパイダース
【休演日】7/16,26【発売日】2011/06/18 チケット料金 5,800 円(指定席・税込)  ※プレビュー公演 4,500 円(指定席・税込)
http://asagayaspiders.net/infomation/detail.php?no=339&cno=1
http://spiders.jp/kouyanitatsu/


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2011年07月17日 11:34 | TrackBack (0)