演劇批評誌シアターアーツを発行する国際演劇評論家協会(AICT)日本センターが「シアター・クリティック・ナウ2011」を開催します。AICT演劇評論賞、シアターアーツ賞の授賞式の後には、受賞者を交えた講演とシンポジウムがあります。今年の登壇者は受賞者である山形治江さん、平田栄一朗さん、そして松岡和子さん、新野守広さんです。
●シアター・クリティック・ナウ2011 ⇒公式サイト
「創作現場を支える──翻訳者とドラマトゥルクの使命」
日時:7月31日(日)17:00~(開場16:30)
会場:座・高円寺2F カフェ・アンリ・ファーブル
第1部 AICT演劇評論賞・シアターアーツ賞 授賞式
平田栄一朗「ドラマトゥルクの使命」
山形治江×松岡和子×新野守広(司会) シンポジウム「翻訳者の使命」
料金:1,000円(当日受付精算)
※シアターアーツ定期購読者は無料(先着30名まで要予約)
第2部 パーティー 20時~
料金:3,000円(当日受付精算、要予約)
今年も伺おうと思います(⇒昨年の情報告知)。AICT会員でなくても舞台芸術にご興味ある方ならどなたでも参加可能です。お申し込みは公式サイトからどうぞ。以下は受賞作のご紹介です。
■AICT演劇評論賞は、前年1年間に発行された演劇・ダンスの優れた批評を顕揚し、その発展を図るために設けられた賞です。
○AICT演劇評論賞
「ギリシャ劇大全」山形治江(論創社)
「ドラマトゥルク―舞台芸術を進化/深化させる者」平田栄一朗(三元社)
○AICT演劇評論賞 特別賞
「劇作家ハロルド・ピンター」喜志哲雄(研究社)
「19世紀アメリカのポピュラー・シアター─国民的アイデンティティの形成」斎藤偕子(論創社)
■シアターアーツ賞は演劇批評の新たな地平を拓く気鋭のために、新進による演劇・ダンス評論応募作から特に優秀と認められた作品を顕彰する賞です。
○シアターアーツ賞 佳作
「ミュージカル・蜘蛛女のキス劇評:蜘蛛女の操る幻想『心配しないで。この夢は短いけれど、幸せの物語なのだから』」(吉田季実子)
「シアター・クリティック・ナウ2011」お問い合わせ:http://theatrearts.activist.jp/
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
便利な無料メルマガも発行しております。