アミューズが企画・製作する演劇公演です。脚本は小峯裕之さん、演出はMONOの土田英生さん、出演はヒロシさんはじめアミューズ所属のタレントの方々など。ヒロシさんと土田さんというと『錦鯉』を思い出します。
上演時間は約1時間30分。“演劇”というより“長い目のコント”と思って観る方がしっくり来るかも。私が観た回は終演後にトークがあり、出演者のファンの方々はかなり楽しんでいたようです。
⇒CoRich舞台芸術!『バッド・アフタヌーン』
レビューはほぼ記録のみ。
≪あらすじ≫ 公式サイトより
都心から少し離れた法律相談所。
若き弁護士が独立開業するも、今日も依頼客は訪れず。
閑古鳥の鳴く日々を送っていた。
そんな事務所が、地上げのターゲットとなったことから、
急きょ廃業の危機に陥る。
回避する条件はただ一つ。
今日中に、裁判の依頼を取りつけること――。
静かだった事務所の慌しい一日が、始まろうとしていた!
≪ここまで≫
全体の印象は、テレビのバラエティー番組の寸劇のような。大いに笑いが起こっていました。
菅原永二さんは本当にいい役者さんだなぁと思いました。
≪夏休み特別企画アフタートーク≫
出演:ヒロシ、土屋裕一、菅原永二、松田沙紀、大村学
「夏の失敗談」というテーマでフリートーク。ヒロシさんがいきなり「失敗といえば今日の芝居です」と謝罪されました。セリフが出てこないなど色んなミスをされたそうですが、観客はそんなに気づかないし、気づいたとしてもお詫びをして欲しいとは思ってないんですよね。
というより、お芝居を披露した後に、観客に向かって「今日の芝居は失敗でした」と言うのは失礼です(失敗ではなかったと思いますし)。ミスが多かった舞台を終えてフリートークの時間になり、急にリラックスして本音を吐露されたのでしょうね。主演とはいえ演劇には慣れていない芸人さんなので仕方ないことと思います。でも次に舞台に立つことがあるならば、気をつけていただきたいですね。
大村学さんの怪談(?)は可笑しかったな~。シャワーを浴びる時、なぜ肩に50円玉が…(笑)。
出演:ヒロシ、土屋裕一(*pnish*)、平田敦子、菅原永二、松田沙紀、今井隆文、大村学
脚本:小峯裕之 演出:土田英生(MONO) 美術 : 福田暢秀(F.A.T STUDIO) 照明 : 梅森栄治(Platform) 音響 : 橋本絢加 衣装 : 小野真実 音楽 : 奥村健介 舞台監督 : 藤田有紀彦 喜久田吉蔵 宣伝デザイン : 飯塚美江 制作 : 半田桃子 プロデューサー : 西山由紀子 主催/企画製作 : アミューズ
【発売日】2011/07/02 前売4,800円、当日5,000円 ※ 未就学児はご入場いただけません。
http://www.amuse.co.jp/stages/bad/
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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