“wonderland”の年末回顧特集「振り返る 私の2010-今年の3本」に参加させていただきました。⇒2010年、2009年、2008年、2007年、2006年
■しのぶの小劇場ベスト3(上演順)
1.SPAC『ヒロシマ・モナムール』
2.KUNIO『エンジェルス・イン・アメリカ 第一部・第二部一挙上演』
3.Produce lab 89『官能教育~官能をめぐるリーディング~ 藤田貴大×中勘助「犬」』
『官能教育 藤田貴大×中勘助「犬」』は昨年の私的No.1だったクロード・レジ演出『彼方へ 海の讃歌』を超える強烈な体験になった。『ヒロシマ・モナムール』では崇高な志を持つ俳優の仕事に触れられた。『エンジェルス・イン・アメリカ 第一部・第二部一挙上演』は演出力が冴える、カットなしの本格的な一挙上演。
その他は葛河思潮社『浮標』、TAKE IT EASY!×末満健一2011『舞台版「千年女優」』、世田谷パブリックシアター『モリー・スウィーニー』(上演順) 。
3.11以降、東京で暮らす私は慣れ親しんだ生活スタイルや、楽観的に描いていた人生設計を変えざるを得なかった(そのように強いられた)。その影響は今も続いている。演劇が私の人生を豊かにしたと声を大にして言えるし、自分はこれからも演劇を必要とするだろう。でもこの先、自分がどんな演劇を欲するのか、わからない。
(注)3作品の並びは上演順。客席数300席以下の小劇場公演から選出。年間観劇本数は287本の予定(2011/12/25時点)。
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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