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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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2012年06月28日

風琴工房『記憶、或いは辺境』06/27-07/08シアターKASSAI

 詩森ろばさんが作・演出される劇団風琴工房の20周年記念公演第一弾。『記憶、或いは辺境』は再演で、詩森さんご自身によって小説にもなっている劇団代表作です。上演時間は約2時間弱だったような。

 下北沢のザ・スズナリを目指して電車に乗っていた時、関係者のツイートで会場は池袋のシアターKASSAIだと気づきました…(大汗)。奇跡的に乗り換えがうまくいき、開演1分後から観ることができました。とはいえ、遅刻してすみませんでした。「風琴工房といえばスズナリ」という思いこみのせいです…常連さんはどうぞお気をつけて!

 20周年記念記念パンフレット(1,000円)に詩森さんについての短い文章を寄稿させていただきました。とても面白かった前作のDVD(2,500円)が販売されていたので購入。

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 レビューは書けたら書きます。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 1945年、樺太。
 両親をすでに亡くした三人兄妹が営む津田理髪店は、兄徳雄の友人の警察官平原や、下宿人の教師島崎などと共に、戦時下においても明るい毎日を送っている。
 ある時、そこに、朝鮮で理髪師をやっていたという男が訪ねてくる。
 男は、
 「髪を切る必要はない。ただ、できたら髪を切らせてほしい。」
 と頼む。 断ろうとした徳雄を制して、「どうぞ切ってください。」と飛びだしたのは、妹の美都子である。ふたりはけして忘れることのできない一瞬を取り結ぶ。
 やがて終戦の日がやってきた。国境からは激しくソビエト軍が侵攻し、長閑だった樺太が一瞬にして戦場の如きと変わる。そのさなか、もう会うこともないだろうと思っていた男と美都子は再会する。
 過酷な運命にまきこまれた故郷で、それでもひとは友情を取り結び、愛情を育む。男と美都子の思いはどこかに辿りつくことができるのだろうか。
 ≪ここまで≫


出演:津留崎夏子 伊原農 石村みか 浅野千鶴 岡本篤 ワダタワー 金丸慎太郎 香西佳耶 ※諸事情により阪本篤は降板。代役は金成均。
【脚本・演出・宣伝美術】詩森ろば【美術】長田佳代子【照明】榊美香(有限会社アイズ)【音響】青木タクヘイ(STAGE OFFICE)【舞台監督】小野八着(JETSTREAM)【演出助手】鄭光誠/沼景子/高松章子【韓国語指導】姜知先【制作】横井貴子【当日運営】山田杏子(鼬屋)【プリンティングディレクター】青山功【記録映像】西池袋映像【記録写真】奥山郁
【発売日】2012/05/12 前売 3300円  当日 3500円 初日プレビュー 2500円 障碍者 1500円 学生当日券 1000円 平日はじめて割(1公演5組10名限定) 3300円(1名あたり1650)※はじめて割はどちらかおひとりもしくはおふたりとも風琴工房を初めてみる方に適用されるペアチケットです。※当日学生券は開演15分前にお席がある場合のみ発売いたします。 
http://windyharp.org/henkyo/


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2012年06月28日 15:52 | TrackBack (0)