2012年10月のお薦め舞台10本+αをご紹介します。
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 100 2012.10.01 1,855部 発行
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今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
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◎いつの間にかメルマガ「しのぶの演劇レビュー」100号目です!
号外も入れると151号…ハンパだ(笑)。今後ともよろしくお願いします♪
舞台には、あなたの心を揺さぶり、
人生の輝きを増してくれる奇跡があります。
“今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪
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http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
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○○ 今回のもくじ
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◆1【今月のお薦め10本+α】
◎No.1→新国立劇場演劇『リチャード三世』
10/03-21新国立劇場中劇場
http://nnttplay.info/richard3/
◆2【先月のベスト3】
◎No.1→葛河思潮社『浮標(ぶい)』
09/20-30世田谷パブリックシアター
≪東京、大阪、兵庫、宮城、新潟≫
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0924235942.html
◆3【「フェスティバル/トーキョー(F/T12)」が開幕します!】
◎10月はハンガリーとフランスから来る2作品が観られます。
http://festival-tokyo.jp/
◆4【お薦め前売り情報 新国立劇場『音のいない世界で』】
◎長塚圭史さんによる“「こどもに開かれた」大人の演劇”。
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000597_play.html
◆5【編集後記】
◎「再演舞台を観て語らう夕べ 葛河思潮社『浮標』」終了!
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◆1 【今月のお薦め10本+α】
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▽★印がいちおし公演です(3本)。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・価格・URL
▽座種の記述がない公演は全席指定。
1.劇団、本谷有希子『遭難、』
10/02-23東京芸術劇場シアターイースト
≪東京、長野、大阪、福岡≫
☆出演:菅原永二、美波、佐津川愛美、松井周、片桐はいり
脚本・演出:本谷有希子
5,800円 ヤングチケット3,500円 ※未就学児の入場不可
http://www.motoyayukiko.com/performance/sounan2/
人気小説家でもある本谷有希子さんの鶴屋南北戯曲賞受賞作の再演。
学校を舞台にした、スリリングなシリアス・コメディーです。
主役の女教師を男性の菅原永二さんが演じるのが楽しみ!
松井周さん、片桐はいりさんの怪演にも期待大。初演レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/1014233305.html
★2.新国立劇場演劇『リチャード三世』
10/03-21新国立劇場中劇場
☆出演:岡本健一、中嶋朋子、浦井健治、勝部演之、倉野章子、
木下浩之、今井朋彦、吉村直、青木和宣、那須佐代子、立川三貴、
小長谷勝彦、森万紀、清原達之、城全能成、関戸将志、篠原正志、
川辺邦弘、松角洋平、津村雅之、前田一世、浦野真介
脚本:W・シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 演出:鵜山仁
S席8,400円 A席5,250円 B席3,150円
http://nnttplay.info/richard3/
演劇賞を総なめにした新国立劇場『ヘンリー六世』三部作一挙上演の
続編となる『リチャード三世』を、同劇場が同じ出演者、演出家で上演!
2009年『ヘンリー六世』三部作のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1028003311.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1029001932.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1030002029.html
●お薦めポイント●
リチャード三世はシェイクスピア作品の中でも超有名な大悪党。
岡本健一さんが『ヘンリー六世』一挙上演時に続き、演じます。
中嶋朋子さんが引き続き演じるマーガレット役にも期待。
出演者と配役だけでも、続きものの楽しみは約束されたようなもの!
『リチャード三世』そのものも面白い戯曲です。過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0717113714.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0623002449.html
“せむし”の醜男が言葉巧みに美しい妃を手に入れる場面が好き♪
舞台美術がグレードアップし、あっと驚く仕掛けもあるそうです。
※こんなタイムリーなニュース↓(2012年9月13日)が!
「イングランドの駐車場で人骨を発掘、リチャード3世の可能性」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2900489/9509164
3.Artist Company 響人『橋からの眺め』
10/04-10テアトルBONBON
☆出演:吉原光夫、斉藤直樹、高橋卓爾、宮菜穂子、清家とも子、
香川大輔、安田洙福、羽吹諒、末次美沙緒、中嶋しゅう
脚本:アーサー・ミラー 演出:小川絵梨子
指定席 前売券5000円 当日券5000円
http://hibikibito.com/pg218.html
小川絵梨子さん↓がアーサー・ミラー戯曲を演出。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0604231802.html
ベテラン舞台俳優の中嶋しゅうさんの出演が嬉しいですね。
どっしりとしたストレート・プレイを小空間で味わえるチャンス。
4.パルコ・プロデュース『ヒッキー・ソトニデテミターノ』
10/04-14 PARCO劇場
☆出演:吹越満 古舘寛治 チャン・リーメイ 有川マコト 占部房子
小河原康二 田村健太郎 金原祐三子 岸井ゆきの
作・演出:岩井秀人(ハイバイ)
前半5,800円 後半6,500円
U-25チケット4,500円(25歳以下対象・平日限定)
http://www.parco-play.com/web/page/information/hikky/
テレビドラマ脚本で向田邦子賞を受賞↓した岩井秀人さんが、
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/100000/123190.html
人気作『ヒッキー・カンクーントルネード』↓の続編を発表。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0517095626.html
ひきこもり青年を吹越満さんが演じ、岩井作品常連の役者さんも
揃った手堅いキャスティングで、パルコ劇場に進出します。
5.まつもと市民芸術館『K.ファウスト』
10/06-14世田谷パブリックシアター
≪東京、松本≫
☆出演:串田和美、笹野高史、小日向文世、雛形あきこ、小西康久、
さとうこうじ、内田紳一郎、片岡正二郎、皆本麻帆、笹丘明里、
広瀬斗史輝、近藤隼、佐藤卓
※海外のサーカスアーティストやミュージシャンも多数出演。
脚本・演出・美術:串田和美
S席(1・2F)一般8,000円 25歳以下3,500円
2Fサイド席6,000円 A席(3F)5,500円
劇場会員・区民割引などあり。
http://k-faust.com/
串田和美さんによる、見世物小屋的・道化芝居の新作です。
主役はテレビ、映画、コクーン歌舞伎でも大活躍の笹野高史さん。
5年前から実験的なワークショップや公演(2度)も重ねてきた
ファウストプロジェクトの集大成。サーカスと生演奏もあり!
公開稽古の様子↓(シアターガイドより・写真あり)
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2012/09/28_04.php
6.劇団東京ヴォードヴィルショー『竜馬の妻とその夫と愛人~と、歌使いの唄~』
10/18-30ザ・スズナリ
☆出演:佐藤B作、佐渡稔、あめくみちこ、綾田俊樹
音楽・演奏:千葉和臣(海援隊) 園田容子
脚本:三谷幸喜 演出:山田和也
指定席5,000円 自由席(ベンチシート・整理番号付)4,000円
当日は各500円増し 学生3000円
http://www.vaudeville-show.com/67/
三谷幸喜さんが東京ヴォードヴィルショーに書き下ろし、何度も
再演されている人気作です。幕末モノというより坂本竜馬モノかしら。
2000年↓は本多劇場だったので、ザ・スズナリで観られるのは贅沢かと。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2000/1027145510.html
7.アトリエ・ダンカン/デラシネラプロデュース『日々の暮し方』
10/18-28あうるすぽっと
☆出演:南果歩、中山祐一朗、山田悠介、川合ロン、藤田桃子、矢沢誠、
吉村和顕、小野寺修二
原作:別役実 脚本:きたむらけんじ 構成・演出:小野寺修二
前売 5,500円 当日 5,800円 全席指定
http://www.duncan.co.jp/web/stage/hibinokurashikata/
別役実さんのエッセイをパントマイマー、振付家、演出家として
ひっぱりだこの小野寺修二さんが構成・演出。俳優、ダンサーらの
共演で『異邦人』↓のような面白い作品になるといいな!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0108192520.html
8.パルコ/ネルケプランニング『悼む人』
10/19-28 PARCO劇場
≪東京、大阪、広島、名古屋、福岡、松山、松本、札幌、仙台、
新潟、横浜≫
☆出演:向井理、小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭
原作:天童荒太 脚本:大森寿美男 演出:堤幸彦
8,400円 U-25チケット5,000円(25歳以下対象・平日限定)
http://www.parco-play.com/web/play/itamuhito/index.html
ベストセラー小説『悼む人』の舞台化です。主役の向井理さんは
テレビや映画の人気スターですが、昨年の主演舞台↓も良かったです。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0305141306.html
★9.二兎社『こんばんは、父さん』
10/26-11/07世田谷パブリックシアター
≪埼玉、愛知2か所、滋賀、東京、愛知、長野、神奈川、茨城、
新潟、岩手、大阪、三重、香川、福岡≫
☆出演:佐々木蔵之介、溝端淳平、平幹二朗
脚本・演出:永井愛
1・2階席5,500円 3階席3,000円 学生(3階席のみ)2,000円
http://nitosha.net/n37/index.html
永井愛さんの新作は男3人芝居。タイトルから、テレビドラマ化も
された傑作『こんにちは、母さん』↓を思い出しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0526104029.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/0315215806.html
平幹二朗さんと佐々木蔵之介さんの共演なんて豪華ですね~!
二兎社公演で出演者が男性だけなのは初めてだそうです。
10.新国立劇場演劇『るつぼ』
10/29-11/18新国立劇場小劇場
☆出演:池内博之、鈴木杏、田中利花、関時男、木村靖司、檀臣幸、
浅野雅博、松熊つる松、栗田桃子、佐川和正、亀田佳明、深谷美歩、
武田桂、日沼さくら、チョウ・ヨンホ、梨里杏、奥泉まきは、磯部勉、
瀬下和久、佐々木愛
脚本:アーサー・ミラー 翻訳:水谷八也 演出:宮田慶子
A席5,250円 B席3,150円
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000618_play.html
1953年初演のアーサー・ミラー作『るつぼ』はトニー賞を受賞した
社会派の問題作。同劇場演劇研修所の試演会も宮田慶子さんの演出で、
とても面白かったです。出演者も実力派ぞろい。新訳にも期待。
★★★──────────────────────────────
前売4000円台の気になる作品を4本ご紹介します。
──────────────────────────────★★★
【1】ブス会*『女のみち2012』
10/11-14ザ・スズナリ
☆出演:安藤玉恵、内田慈、もたい陽子、高野ゆらこ、松本まりか
脚本・演出:ぺヤンヌマキ
一般シート(指定席)前売り4200円、当日4500円
ブスシート(自由席・1~3列目限定)前売り4200円、当日4500円
http://busukai.com
AV映画監督でもあるぺヤンヌマキさんが、大好評だった第1作目↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0706114411.html
に続いて、安藤玉恵さん主演で新作を演出。他の女優さんも魅惑的です。
歯に衣着せぬ崖っぷち女子トークに、また大笑いしたい。
【2】シベリア少女鉄道スピリッツ『ステップアップ』
10/13-21赤坂RED/THEATER
☆出演:染谷景子、藤原幹雄、土屋亮一、横溝茂雄、加藤雅人、
高松泰治、齊藤由衣
脚本・演出:土屋亮一
4,000円 ※若者割引3,000円(25才以下)
http://www.siberia.jp/nextstage.html
放送作家としてご活躍の土屋亮一さんの新作。参考レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0106230549.html
ものすごくくだらないことを、ものすごくお稽古して(たぶん)
作り上げる、仕掛け満載の娯楽演劇です(たぶん)。
常連出演者に加え、看板女優だった方のお名前を発見!
【3】青年団+大阪大学ロボット演劇プロジェクト
アンドロイド版『三人姉妹』
10/20-11/04吉祥寺シアター
☆出演:アンドロイド「ジェミノイドF」 ロボビーR3 山内健司
松田弘子 大塚洋 能島瑞穂 石橋亜希子 井上三奈子 大竹直
河村竜也 堀夏子 アンドロイドの動き・声:井上三奈子
原作:アントン・チェーホフ 作・演出:平田オリザ
テクニカルアドバイザー:石黒浩(大阪大学&ATR石黒浩特別研究室)
日時指定・全席自由席・整理番号付き 前売・予約・当日共
一般4,000円 学生・シニア3,000円 高校生以下2,000円
http://www.seinendan.org/jpn/info/2012/10/threesisters/
平田オリザさんがチェーホフの『三人姉妹』を翻案・演出。
人間そっくりのロボット(=アンドロイド)と、
ロボットらしい形のロボット、そして人間の俳優が共演します。
アンドロイド演劇のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1111012726.html
アンドロイドと俳優による2人芝居脚本↓が面白かったので、
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0813153139.html
近未来の日本の『三人姉妹』も楽しみです。
【4】山の手事情社『トロイラスとクレシダ』
10/24-28東京芸術劇場シアターウエスト
☆出演:山本芳郎 浦弘毅 倉品淳子 山口笑美 大久保美智子 川村岳
岩淵吉能 斉木和洋 植田麻里絵 文秉泰 園田恵 三井穂高
小栗永里子 安部みはる 谷洋介 越谷真美 石原石子 鯉渕翼
中川佐織 田中信介 辻川ちかよ
原作:W.シェイクスピア 構成・演出:安田雅弘
一般4,500円 平日マチネ3,800円 ペア8,000円 高校生以下2,000円
http://www.yamanote-j.org/works/works_troilus201210.html
海外でも高い評価を得ている山の手事情社の新作。
シェイクスピア戯曲をオリジナルの演技・演出手法で構成。
☆☆☆──────────────────────────────
前売3000円台以下の気になる作品を4本ご紹介します。
──────────────────────────────☆☆☆
《1》あうるすぽっとプロデュース『季節のない街』
10/04-08あうるすぽっと
☆出演:江本純子 飯田孝男 中村彰男 金子清文 古屋隆太 宇野祥平
中島教知 伊藤麻実子 山本ロザ 池袋遥輝(子役) 坂口芳貞 他
原作:山本周五郎 脚色・演出:戊井昭人 音楽:不破大輔
一般3,500円 学生2,800円 劇場会員、区民割引などあり
※未就学児童は入場不可。
http://www.owlspot.jp/performance/121004.html
小説家としても活躍中の戊井昭人さんが小説を脚色・演出。
3000円台とは思えない豪華キャストです。
《2》子供鉅人『幕末スープレックス』
10/04-08ザムザ阿佐谷
≪大阪、東京≫
☆出演:キキ花香、影山徹、小中太、益山貴司、益山寛司、億なつき、
林裕介、大歳芽里、一川幸恵、岡野一平、ミスター、益山U☆G、
尾場瀬華子、ぎぃ子、小林欣也、小林紀貴、クールキャッツ高杉、
小嶋海平、永沼伊久也、東ゆうこ、三ッ井秋、山田春江
脚本・演出:益山貴司
全席自由 一般3,000円 大学・院生、専門学校生割引シート2,000円
高校生以下割引シート1,000円 当日券3,500円
プレビュー公演1,000円 リピート割500円引き
※ステージごとに“ゲスト斬られスト”あり。
http://www.kodomokyojin.com/ ↓こりっちでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=37939
「CoRich舞台芸術まつり!2012春」準グランプリ↓を獲得した
http://stage.corich.jp/festival2012/grand_prix.php#c
大阪の若手劇団によるチャンバラ劇。ダンサーの黒田育世さんはじめ、
ステージごとのゲストにもやんちゃな面々が揃っていますね。
《3》乞局(コツボネ)『傘月(サンゲツ)』
10/10-17 SPACE雑遊
☆出演:石田潤一郎 岩本えり 下西啓正 墨井鯨子 田中のり子
三橋良平 河西裕介 佐野陽一 村木雄 稲葉佳那子 川崎桜
笹野鈴々音 田口朋子
脚本・演出:下西啓正
前売り・予約¥3,200 当日券¥3,500 学生割引¥2,700
喪服割引¥2,700 前半割引¥2,700 当日券¥3,000
ハツボネ割引:\2,000 WSセット券¥3,500
※12日(金)19:30は「傘月」特製ガイドブックをプレゼント
http://kotubone.com/ ↓こりっちでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=39108
下西啓正さんが作・演出(出演も)される劇団の新作。
独特のダークな世界を支える、役者さんの知的な熱演が好き。
★《4》さいたまゴールド・シアター
ザ・ファクトリー1『「白鳥の歌」「楽屋」』
10/16-26彩の国さいたま芸術劇場大ホール
☆出演:さいたまゴールド・シアター
作:アントン・チェーホフ(白鳥の歌) 清水邦夫(楽屋)
翻訳:松下裕(白鳥の歌) 演出:井上尊晶
一般2,000円 高校生以下1,000円
http://www.saf.or.jp/arthall/event/event_detail/2012/p1016.html
さいたまゴールド・シアターは平均年齢73歳(!)のシニア劇団。
いつも刺激に満ちていて、毎公演見逃せないです。過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1211144859.html
今回は蜷川幸雄さんの演出ではないですが、劇団員の方々の魅力に
触れるだけでも観に行く価値があるだろうと思います。
デジタルブック↓で徳永京子さんの稽古場レポートが読めます。
http://saf.or.jp/press/041/index.html#page=7
≪オペラ、サーカス、ミュージカル≫
○ウィーン国立歌劇場『小学生のためのオペラ「魔笛」』
10/26(金) 18時~ 神奈川芸術劇場・ホール
☆作曲:モーツァルト
小学生2,500円 1階椅子席(大人)9,000円
2階椅子席(大人)8,000円 3階席(大人)7,000円
未就学児童の入場不可。上演時間は約1時間。
http://wien2012.jp/magic_flute.html
子供は平土間(桟敷)席で、間近でオペラが観られます。一律2500円!
○LE NOIR 日本公演製作委員会『LE NOIR ルノア ~ダークシルク』
10/26-11/25クラブeX
1Fアリーナシート:8,500円
1Fソファシート:1名 10,000円(ドリンク付)
2Fバルコニーシート:8,500円
2FVIPルーム:1部屋 30,000円(2名専用個室・シャンパン・軽食付)
未就学児童の入場不可。
http://www.le-noir.net/
直径4mの舞台で上演される、セクシーで刺激的なサーカス。
○東宝ミュージカル『RENT』
10/30-12/02シアタークリエ
≪東京、兵庫≫
☆出演:賀来賢人、中村倫也、石田ニコル、Julian、Jennifer、
TAKE(Skoop On Somebody)、ヨウスケ・クロフォード、田中ロウマ、
上木彩矢、ソニン、西国原礼子、Spi、加藤潤一、千葉直生、伊藤友樹、
海宝直人、小林由佳、セキグチタケオ、高城奈月子、田代絵麻
作詞・作曲・脚本:ジョナサン・ラーソン 演出:マイケル・グライフ
S席¥11,000 A席¥8,500 エンジェルシート¥5,000 学生席¥4,500
http://www.tohostage.com/rent2012/
新演出の『RENT』がシアタークリエに。個人的には中村倫也さんに注目。
≪首都圏以外≫
○SPAC・静岡県舞台芸術センター『病は気から』
10/27-11/04静岡芸術劇場
SPAC秋のシーズン2012
☆出演:阿部一徳、石井萠水、泉陽二、大高浩一、川上友里、榊原有美、
本多麻紀、牧山祐大
原作:モリエール 潤色・演出:ノゾエ征爾
[一般]4,000円 [ペアチケット(2枚)]7,000円
[大学生・専門学校生]2,000円 [高校生以下]1,000円
[グループ割引]3名様以上で1名様3,200円
[ゆうゆう割引]3,400円 ※満60歳以上対象
[障害者手帳をお持ちの方]2,800円 ※付き添い無料
http://www.spac.or.jp/12_malade.html
岸田戯曲賞受賞者のノゾエ征爾さんが、古典フランス喜劇を潤色・演出。
SPACの俳優とノゾエさんが、どんな高度な遊びを見せてくれるのか、
全く想像がつかないという意味でも期待が募ります。
○万能グローブ ガラパゴスダイナモス『この中に裏切り者がいますよ』
10/31-11/11ぽんプラザホール
≪福岡、大阪、宮崎≫
☆出演:阿部周平、椎木樹人、多田香織、竹内元一、松田裕太郎、
松野尾亮、横山祐香里、古川祐二、工藤采佳、他
脚本・演出:川口大樹
前売2,500円 当日2,800円 ペア4,200円
学生1,500円(大学・専門学校・高校生以下)
リピーター割1,500円 スタートダッシュ割2,000円(10/31・11/1)
優雅な午後の割引1,800円(11月7日14:00限定)
http://www.galapagos-dynamos.com/ ↓こりっちでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=38980
福岡で人気の小劇場劇団の三都市ツアー。
東京には来てくれてない…(涙)。過去レビュー↓
http://stage.corich.jp/watch_done_detail.php?watch_id=105927
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◆2 【先月のベスト3】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.葛河思潮社『浮標(ぶい)』
09/20-30世田谷パブリックシアター
≪東京、大阪、兵庫、宮城、新潟≫
☆メルマガ号外を発行!ただいまツアー中です。お見逃しなく!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0924235942.html
日経新聞劇評↓「命の輝きをみすえる絶唱」(内田洋一)
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO46602240X20C12A9000001/
新潟公演の千秋楽は映画館でのライブ・ビューイングあり!
http://kuzukawa-shichosha.jp/news/
10/20(土)15:00~ チケット:3,500円
13の映画館:宮城、茨城、埼玉、東京2か所、千葉、神奈川2か所、
愛知、岐阜、大阪、福岡、佐賀
2.KYOTO EXPERIMENT 2012・KUNIO10『更地』
09/27-30元・立誠小学校(京都)
☆戯曲、演出、出演者2人に惹かれて京都まで行ってきました。
更地に埋まるたわいない記憶たちを、ともに抱きしめ、涙しました。
東京で再演してくれないかな~。
http://kyoto-ex.jp/program/kunio/
3.快快(ファイファイ)『りんご』
08/19-26神奈川芸術劇場・大スタジオ
☆死をテーマに、徹底的に“演劇”を実践した作品でした。
演劇の手法てんこ盛り!舞台に劇場に、演劇マジックが百花繚乱!
現メンバーでの最終共同創作としての意味もあり、
震災後の今と未来を生きること(死ぬこと)をはっきり見つめ、
絶望とともにポジティブに生を謳歌する宣言と受け取りました。
…そしてお腹痛くなるほど笑ったの久しぶり!!
http://faifai.tv/news/faifai/1455/
その他は森山未來主演『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、
柿喰う客『無差別』など(順不同)。
◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2012年9月(観劇数30作品)は『浮標(ぶい)』で発行!
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◆3 【「フェスティバル/トーキョー(F/T12)」が開幕します!】
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◎2009年から始まり今年で5度目の「フェスティバル/トーキョー」、
通称F/T12(エフティー・ジュウニ)は10月27日(土)開幕!
http://festival-tokyo.jp/ ↓記者会見&キックオフ・フォーラム
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0917231938.html
10月はハンガリーとフランスからやって来る2作品が観られます。
○アールパード・シリング『女司祭―危機三部作・第三部』
10/27-30東京芸術劇場シアターイースト
脚本・演出:アールパード・シリング
自由席(整理番号付)一般前売 4,000円(当日+500円) 学生 3,000円
高校生以下 1,000円(前売・当日共通)
http://www.festival-tokyo.jp/program/12/thepriestess/
○ジャン・ミシェル・ブリュイエール / LFKs『たった一人の中庭』
10/27-11/04にしすがも創造舎
☆演出:ジャン・ミシェル・ブリュイエール/LFKs
日付指定券 一般前売 3,000円(当日+500円) 学生3,000円
高校生以下1,000円(前売・当日共通)
http://www.festival-tokyo.jp/program/12/lepreaud_unseul/
※展覧形式の演劇作品です。
●チケットは発売中!お得なセット券には
発売期限がある場合もありますので、お早めにご予約を!
※F/Tオンラインチケットサービスへの登録が必要です。
http://festival-tokyo.jp/ticket/
・公式ツイッターをフォローしてお得な情報をGET!
フェスティバル/トーキョー:http://twitter.com/festivaltokyo
公募プログラム:http://twitter.com/FTram
・facebookページもあります。
http://www.facebook.com/pages/Festival-Tokyo/183075992071
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◆4 【お薦め前売り情報 新国立劇場『音のいない世界で』】
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◎長塚圭史さんが“「こどもに開かれた」大人の演劇”を新創作。
近藤良平さん、首藤康之さん、松たか子さん、そして長塚さんという
超豪華な4人キャストからの年末年始のプレゼントみたい♪
○新国立劇場演劇『音のいない世界で』
12/23-01/20 新国立劇場小劇場
☆出演:近藤良平 首藤康之 長塚圭史 松たか子
作・演出:長塚圭史 振付:近藤良平
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000597_play.html
勝手ながら、ダンサー(近藤&首藤)と俳優(長塚&松)による、
大人も子供も本気で楽しめる芸術的な舞台になる予感、大。
大切な人とのクリスマス・シーズンの特別なイベントにしたいですね。
チケット代もお手頃です!(早く完売しちゃいそう…)
≪チケット情報≫
一般発売日:2012年10月20日(土)朝10:00~
A席(大人)5,250円 A席(こども)2,600円
B席(大人)3,150円 B席(こども)1,500円
※こども=小学生以上18歳以下
Z席1,500円
※Z席は公演当日の朝10時ボックスオフィス窓口にて一般販売。
取り扱いプレイガイトは公式サイトでご確認ください。
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000597_4_play.html
・お問い合わせ
新国立劇場 TEL:03-5351-3011
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999
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◆5 【編集後記】
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◎「再演舞台を観て語らう夕べ 葛河思潮社『浮標』」↓終了しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0810151703.html
前回同様“楽し過ぎ”て、はしゃぎ過ぎて、現在胃痛…(苦笑)。
またいい再演があったら企画します!
◎今月の10本を眺めてみると、公共ホールでの公演が計6本と多く、
新国立劇場製作とパルコ劇場製作が2本ずつ。A・ミラー戯曲が2本。
いつもながら私の好みがよく出た(偏った)ラインアップです(笑)。
◎私事ですが、仕事が忙しくてレビューを書く時間がほとんど取れなく
なっています。とても悲しいし、つらいです…。
◎先月から今月にかけて、高校演劇地区発表会の審査員をさせて
いただいております。
昨年とは違う地区の担当なので、作風の違いも面白いです。
http://www.geocities.jp/tokyo_koenren/
http://tkek.org/2012/07/chikutaikai-kaijyo2012/
◎想田和弘監督作品・観察映画第3弾・第4弾『演劇1』『演劇2』が
10月20日(土)より一般公開されます。
http://engeki12.com/
シアター・イメージフォーラムでは連続トークショーを開催。
http://www.imageforum.co.jp/theatre/
◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい♪
「しのぶの演劇レビュー」に情報掲載をご希望の方は、
お問い合わせフォーム↓からどうぞ。
http://www.shinobu-review.jp/contact/
※必ず掲載するわけではありません。ご了承ください。
◎「しのぶの演劇レビュー」facebookページ↓でブログ更新を報告中!
http://www.facebook.com/shinobureview
「いいね!」をクリックしてニュースフィードに混ぜてください♪
◎おすすめ舞台中継 on TV(おすすめがある時だけ掲載)
【意見】NHK「芸術劇場」「ミッドナイトステージ館」
「プレミアムシアター」での演劇舞台中継の継続を嘆願します
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0202151800.html
【NHK-BSプレミアム】10月8日(月)【7日深夜】午前0時45分~午前5時20分
岩松了関連の2作品を連続放送。
http://www.nhk.or.jp/bs/premium/
M&O plays プロデュース『アイドル、かくの如し』
作・演出:岩松了 レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1216110035.html
新国立劇場演劇『アジアの女』
作・演出:長塚圭史 出演:岩松了 ほか レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0928230441.html
【WOWOW ライブ】10/10(水)午後4:30~
『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/100320/
※再放送
◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
2012年9月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
・「ライアーゲーム―再生― 」←多部未華子さんが好き~♪
http://www.liargame.jp/
・「ももへの手紙」←お涙頂戴気味なのは残念。
http://momo-letter.jp/
・「KOTOKO」←2人の天才の邂逅ってことで。
http://www.makotoyacoltd.jp/kotoko-movie/
・「わが母の記」←樹木希林さん素晴らしい。
http://www.wagahaha.jp/
・「僕達急行 A列車で行こう」←ここまでのどかとは!
http://boku9.jp/
◎【厳選シアター情報誌Choice!】TOPページ右下の“ちょいナビ”にて、
http://www.next-choice.com/
“しのぶの演劇レビュー”をご紹介いただいています!
◎ツイッターやってます!フォロワー3700人超えに感謝♪
⇒ @shinorev : http://twitter.com/shinorev
観劇感想の速報もたまにつぶやきます。
震災・原発事故関連の公式リツイートが多いです。
◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
http://www.shinobu-review.jp/contact/
◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
感想も書き込めますよ♪
http://stage.corich.jp/user_register.php
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◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
それが私の望みです。
これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪
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◆6 【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】
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Posted by shinobu at 2012年10月01日 00:00 | TrackBack (0)