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しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2013年01月31日

メルマガ号外 『モジョ ミキボー』(再演)

 モジョ ミキボー上演委員会『モジョ ミキボー』(再演)
 01/30-02/11 OFF OFFシアター
 ≪東京、大阪、福島、北海道≫
 ※公演詳細はこちら
 ⇒CoRich舞台芸術!『モジョ ミキボー

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 “しのぶの演劇レビュー” 号外 Vol.52  2013.01.31 1,905部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪


★★ 号 外 ★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ◎モジョ ミキボー上演委員会『モジョ ミキボー』(再演)
  01/30-02/11 OFF OFFシアター
  ≪東京、大阪、福島、北海道≫
  ☆出演:浅野雅博、石橋徹郎
   脚本:オーウェン・マカファーティ 翻訳:平川大作 演出:鵜山仁
    http://ameblo.jp/mojo-mickybo/

 ◎観劇後のコメント◎

  文学座の俳優2人が企画・制作・出演する2人芝居です。初演レビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0505113724.html
  メルマガ2012年12月号↓お薦め前売り情報に掲載していました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1201000034.html
  翻訳の平川大作さんが小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞されました。
  「2人で17役!『モジョ ミキボー』」(演劇キック・初演記事)↓
   http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51442129.html

  1970年代の北アイルランドで出会った2人の少年の物語です。
  モジョ(浅野雅博)とミキボー(石橋徹郎)、その周囲の計17人もの
  人物を、俳優2人だけで、くるくると目まぐるしく演じ分けていきます。
  少年の夢と希望に満ちた日常を生き生きとコミカルに描きつつ、
  周囲の大人やコミュニティーが、彼らの人生を突然、暴力的に
  変えてしまう、そんな残酷な現実も見せつける、巧みな戯曲です。

  2人の俳優は、細やかで奥行きのある、芯の太い演技をしながら、
  観客に明るく開かれた存在で居続けてくださいました。何より、
  工夫を凝らしたキャラクターづくりに感心させられっぱなし! 
  スピーディーな演技の切り替えが痛快で、ライブ感も上々です♪
  技術を駆使して熱演する俳優を目の前で観られる至福の時間でした。
 
  美術、照明、音響などのスタッフワークは全てハイクオリティー。
  劇場の特徴を生かす遊び心もあって、再演から加わった映像も
  すっごく楽しいです。(ちゃんと撮影されたんですね…!)
  個人的には、1人の俳優がいくつもの役を素早く演じ分ける状態が、
  人間が瞬時に全くの別人になり得ることの証明であるように
  見えたことが、戯曲の内容とも重なり、豊かな演劇体験になりました。

  初演は1ヵ月のロングランでしたが、今回は12日間です。
  本当に小さい劇場なので、チケットは早めに確保してください!

  ※上演時間は約1時間25分弱。
  ※開演前に当日パンフレットの解説を読んでおくことをお勧めします。


 【東京公演チケット情報】 

  全席指定 3,500円
   ※未就学児童の入場不可。

  チケットぴあ:http://tinyurl.com/bfkdajj
  イープラス:http://tinyurl.com/agmthdw

  東京公演インターネット直前予約(当日精算)
   諸注意⇒ http://tinyurl.com/atg5ros
   予約フォーム⇒ http://tinyurl.com/bjpw8ln
  ※各公演日の前日の24時まで予約可能!


 【東京公演のお問い合わせ】

  コマンドエヌ 電話:080-1261-4432


 【ツアー日程】 

  [東京公演]
  1月30日(水)~2月11日(祝・月)下北沢OFF OFFシアター
   http://ameblo.jp/mojo-mickybo/entry-11381641908.html

  [大阪公演]
  2月15日(金)~17日(日)インディペンデントシアター1st
   http://ameblo.jp/mojo-mickybo/entry-11381645024.html

  [福島公演]
  2月23日(土)福島テルサFTホール
   http://ameblo.jp/mojo-mickybo/entry-11381647320.html

  [札幌公演/主催:札幌えんかん]
  3月1日(金)・2日(土) かでるホール
   http://homepage1.nifty.com/enkan/top.htm
  (お問い合せ先:札幌えんかん TEL:011-241-7081)


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 ◆ 【編集後記】
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 ◎2013年最初のメルマガ号外です。前回はこちら↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0924235942.html
  やはり再演はありがたいですね~。


 ◎こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を願い署名活動中です。
  WEB署名もできます⇒ http://www.change.org/kodomo-aogeki


 ◎facebookページ↓でブログ更新を報告しますので、よろしければ
   http://www.facebook.com/shinobureview
  「いいね!」をクリックしてニュースフィードに混ぜてください♪


 ◎ツイッター↓やってます! ※フォロアー4000人超えに感謝♪
  ⇒ @shinorev : http://twitter.com/shinorev
  メルマガ号外は読者の方々に直接届ける手段として今後も続けますが、
  速報としてはツイッターが最速です。


 ◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
  いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
  感想も書き込めますよ♪
   http://stage.corich.jp/
  メンバー登録はこちら↓
   http://stage.corich.jp/user_register.php
  携帯サイトもあります⇒ http://stage.corich.jp/m


 ◎稽古場レポートや演劇人へのインタビュー記事などを書いています。
  昨年のお仕事のまとめはこちら↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0105215957.html
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
   http://www.shinobu-review.jp/contact/


 ◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
  それが私の望みです。
  これからもこつこつ、地道に進んで行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪

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 ◆ 【このメルマガについての注意事項(毎号同じ内容です)】
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 今回の配信は“号外”です。
 メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。

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 バックナンバーは全て公開中!
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Posted by shinobu at 00:33 | TrackBack

2013年01月28日

【お知らせ】「CoRich舞台芸術まつり!2013春」は1/29(火)朝10時より募集開始!〆切は2/12(火)朝10時

 毎年審査員をつとめさせていただいております「CoRich舞台芸術まつり!」の公募が、明日1/29(火)朝10時から始まります。今年で7回目となり、新しい審査員にアナウンサーの中井美穂さんをお迎えしました。夏までの長い観劇旅を一緒にがんばりまーす!

 ■「CoRich舞台芸術まつり!2013春」公式サイト
  公募期間:
  2013年1月29日(火) 午前10時 ~ 2013年2月12日(火) 午前10時
  開催期間:
  2013年3月1日(金)~2013年5月31日(金)

 応募条件が1点変更になりました。グランプリ受賞団体には、受賞後2年以内にグランプリ受賞作を再演していただきます。従って、2013年の年末までに次回公演を行うことは、参加条件ではなくなりました。⇒応募のコツ(2011年)

 条件変更にともない提出文章が「団体紹介」「応募公演への意気込み」「将来のビジョン」の3つになりました。審査員は必ずこの3つを読みます。とても重要です。ネット上にも公開されますので、気合いを入れて書いてくださいね! 

 過去の公演情報のCoRich舞台芸術!への登録、公演関係者5名のメンバー登録などの作業は、団体関係者で協力して行ってください。第一次審査、最終審査に進む団体へのお願いもありますので、概要をよく読んでくださいね。たくさんのご応募をお待ちしておりま~す!

 ⇒Next News Headline【グランプリ賞金100万円】『CoRich舞台芸術まつり!2013春』募集概要発表
 ⇒FPAPニュース【今年から参加条件一部変更】CoRich舞台芸術まつり!2013春、1/29より募集開始
 ⇒ドリームニュース
 ⇒SourceForge.JP

Posted by shinobu at 17:19 | TrackBack

【オーディション】マームとジプシー「2013年8月新作『cocoon』出演女優募集」※2月18日0時より応募開始・先着順(3月30日〆切・メールのみ)

 藤田貴大さんが作・演出される“マームとジプシー”がの2013年8月上演の新作『cocoon』の出演者(女優のみ)を募集しています。「cocoon」は今日マチ子さんの漫画です。音楽家の原田郁子さん(クラムボン)も公演に参加されるとのこと。
 
 最新作『あ、ストレンジャー』は2月にいわき、横浜公演あり。個人的意見ですが、作品を観たことがある女優さん推奨。青柳いづみさんと共演できる可能性に賭けるだけでも、申し込んでみる価値はあると思います。

 ●マームとジプシー2013年8月新作『cocoon』
  原作:今日マチ子 作・演出:藤田貴大
  出演:青柳いづみ 川崎ゆり子 吉田彩乃 吉田聡子 他
  会場:東京芸術劇場シアターイースト
  上演日程:2013年8月5日~15日
 ・オーディション
  応募資格:女性。原作「cocoon」を読んでいること。
  参加費:無料
  応募期間:2月18日0時00分~3月30日22時00分
  ※一次審査各回の定員に達し次第、受付終了。つまり先着順。

 ↓「cocoon」、とっても良かったです。オススメです。

COCOON
COCOON
posted with amazlet at 13.01.28
今日マチ子
秋田書店

■cocoon 出演者募集 ↓公式サイトより

2013年夏、マームとジプシーは今日マチ子の代表作である漫画「cocoon」(秋田書店)の舞台化に挑みます。また、音楽家である原田郁子(クラムボン)の参加も決定致しました。
つきましては出演者のワークショップオーディションを行います。奮ってご応募くださいませ。
==================
「cocoon」
原作|今日マチ子 作・演出|藤田貴大
2013年8月5日~15日|東京芸術劇場シアターイースト

【日程】
■一次審査|4月2日(火)~4月3日(水)
4月2日3日|①11:00~13:00 ②14:00~16:00 ③17:00~19:00
※二次審査に進んで頂く方には4月3日23時までにメールにてご連絡差し上げます。
※4月2日3日、両日ともに19時30分~21時30分の回を追加致しました。(2013年3月6日加筆)
■二次審査|4月4日(木)・5日(金)
4月4日|①13:00~16:00 ②17:00~20:00
4月5日|③11:00~14:00 ④15:00~18:00 
※三次審査に進んで頂く方には4月5日23時までにメールにてご連絡差し上げます。
■三次審査|4月6日(土)
4月6日|①13:00~16:00
※最終審査に進んで頂く方にはその場でお知らせ致します。
■最終審査|4月6日(土)
4月6日|①17:00~20:00

【参加費】無料

【応募資格】
・女性。(心身ともに健康な方で下記の劇場使用期間、6月中旬からの稽古に参加出来る方)
・原作である「cocoon」を読んだ事がある方。

【出演時の待遇など】
出演料あり、チケットノルマ等の負担金なし

【応募方法】
メールでのお申し込みになります。件名を「cocoonオーディション」として、下記の内容を
お送りください。こちらからのお返事を以て応募の完了となります。なお、活動歴が明記され
た履歴書(形式自由)と写真(全身)を一次審査当日にご提出頂きます。
<記載内容>
①お名前(ふりがな)
②生年月日・年齢
③ご連絡先(お電話番号/E-mailアドレス)
④一次審査ご希望日時(第一希望/第二希望をお知らせください。)
⑤二次審査ご希望日時(第一希望/第二希望をお知らせください。)
⑤志望動機
⑥今日マチ子、マームとジプシー/藤田貴大の作品をご覧になった事がありますか?ある場合は作品名もお答えください。

【応募期間】2月18日0時00分~3月30日22時00分
※各回定員に達し次第、受付終了となります。

【劇場使用期間】8月2日(金)~8月15日(木)

【稽古予定】5月中に数回、6月中旬より本格的に開始する予定です。

【お問い合わせ・お申し込み】
TEL: 090-9137-8647(制作はやし)
E-mail: mum_gypsy(アットマーク)yahoo.co.jp
Web: http://mum-gypsy.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 15:36 | TrackBack

【オーディション】ジェットラグ・プロデュース「『アルテノのパン』出演者募集」※1/31〆切(メールのみ)

 成島秀和さん(こゆび侍 関連レビュー⇒)の戯曲を瀬戸山美咲さん(ミナモザ 関連レビュー⇒)が演出するジェットラグのプロデュース公演の出演者募集です。ジェットラグプロデュースは公演ごとに座組みをつくるスタイルです。情報はCoRich舞台芸術!の掲示板および主催者よりいただきました。

 瀬戸山さんはただいまツアー中の『阿修羅のごとく』の脚本を手掛けられています。2011年の震災以降、ドキュメンタリー演劇の方へと舵を切られました。こゆび侍というと看板女優の佐藤みゆきさんは大きな舞台や映像での活躍も目覚ましいですね。

 ●ジェットラグプロデュース『アルテノのパン』
  作:成島秀和(こゆび侍) 演出:瀬戸山美咲(ミナモザ)
  日程:2013年6月5日(水)~10日(月) (稽古は5月上旬~)
  会場 赤坂RED/THEATER
  ※1月31日締切・メールのみ

■ジェットラグプロデュース公演キャストオーディション

ジェットラグプロデュース「アルテノのパン」
作:成島秀和(こゆび侍) 演出:瀬戸山美咲(ミナモザ)
日程:2013年6月5日(水)~10日(月) (稽古は5月上旬~)
会場 赤坂RED/THEATER

船上で繰り広げられる、とある青年の成長記です。
キャスト及びアンサンブルキャストを募集いたします。

■応募資格
・心身共に健康で、座組の一員として作品作りに真摯に取り組める方
・稽古から本番期間までスケジュールを優先できる方
・劇団、事務所に所属している方は了承の得られる方(稽古の欠席については応相談)

■一次書類選考 2013年1月31日(木)必着
(結果は郵送の方は合否かかわらず、メールの方は合格者のみに、2月12日(火)までにご連絡)
■二次実技審査 2013年2月17日(日)午後 @都内稽古場にて
(審査料 1,000円(会場費、テキスト代))

■書類受付
・郵送先 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-38-3-303 ジェットラグオーディション事務局

■応募方法
以下の書類をご準備頂き、事務局まで郵送ください。
以下を記入した書類(履歴書など書式自由)・お名前(ふりがな)※芸名の方は本名も ・性別 ・生年月日 ・所属団体(劇団、事務所名) ・5サイズ(身長・体重・B・W・H) ・電話番号(当日連絡先) ・メールアドレス ・住所 ・芝居歴、その他芸歴(あれば) ・免許/資格 ・趣味/特技 ・好きな作品(演劇・映画・ドラマ・小説・漫画など) ・好きな俳優 ・当公演に参加したい理由(一言でも)
写真2枚(6ヶ月以内に撮影の全身、バストショット各1枚ずつ)
一次審査の結果通知用返信封筒(80円切手を貼付けし、返信先の住所、氏名を明記)

・メール送付先 audition.alteno(アットマーク)gmail.com

問い合わせ先
中村 
メール:kittynear(アットマーク)mail.com
電話:080-4350-7269

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 15:17 | TrackBack

【ワークショップ・オーディション】アル☆カンパニー「三浦大輔ワークショップオーディション(2014年2月公演)」※募集期間は2/14-28(郵送必着)

 俳優の平田満さんと井上加奈子さんご夫婦の企画プロデュース共同体“アル☆カンパニー”(過去レビュー⇒)が、三浦大輔さん(ポツドール)を作・演出に迎える2014年2月新作公演の出演者募集を兼ねたワークショップオーディションを実施します。⇒詳細 ⇒CoRich舞台芸術!の掲示板

 私個人の意見ですが、ポツドール公演や三浦さんの外部演出作品をご覧になったことのある俳優さん推奨。よかったら主な過去レビュー(⇒ 外部⇒)をご参考にどうぞ。

 ●アル☆カンパニー「三浦大輔新作公演」
  開催時期:2014年2月 劇場:SPACE雑遊
 ・ワークショップ・オーディション
  応募条件:
   20代、30代男女、舞台経験不問
   2014年1月~3月2日までスケジュールをあけられる方 
  募集期間:2013年2月14日~28日必着(期間締切厳守・郵送のみ)

■三浦大輔ワークショップオーディション参加者募集(2013/01/17) ※公式サイトより

 アル☆カンパニーは2014年2月、新宿三丁目SPACE雑遊で「ポツドール」の三浦大輔作・演出による新作を上演します。小空間少人数の原点にそって、三浦大輔氏独自のリアリズムのもとに、緊密で真実味のあるスリリングな演劇を作ろうと考えています。アル☆カンパニーの新たな挑戦です。三浦氏にとっても三年ぶりの新作です。私たちアル☆カンパニーとのコラボレーションで今までにない境地を開拓してくれるものと期待しています。
 このチャレンジに参加してくださる方を募ります!

<募集要項>
一次は簡単なセリフと面接、二次はワークショップです。私たちとのワークショップで作品づくりの基礎を確かにし、同時に若干名の出演者を選ぶ予定です。
 
日時:一次(面接)3月19日(火)、20日(水・祝) 11時~19時(予定、日時を指定)
   二次(ワークショップ) 3月26日(火)、27日(水) 11時~19時(両日参加、予定)
場所:都内
参加費:一次、二次とも1,000円
応募条件:20代、30代男女、舞台経験不問
     2014年1月~3月2日までスケジュールをあけられる方 

参加希望者は応募用紙(下記リンクからダウンロードできます。同様の書式なら私製でも構いません)に必要事項を記入し、写真を添付して下記に郵送してください。また返信用封筒に住所ご記入の上、80円切手を貼って同封してください。写真、書類の返却はいたしません。メールでの応募は不可。書類選考で一次審査参加者を決めます。合否の連絡はしますが、理由などのお問い合わせはご遠慮ください。3月10日までに返信用封筒が届かない場合には再度ご連絡ください。

募集期間は2013年2月14日~28日必着(期間締切厳守でお願いします)
〒165-0026  
東京都中野区新井2-14-11-1F ㈱プリエール「ワークショップオーディション係」
お問い合わせ
TEL 03-5942-9025(プリエール)
MAIL info(アットマーク)priere.jp

応募用紙のダウンロードは公式サイトからどうぞ。

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 15:02 | TrackBack

2013年01月20日

ホリプロ『ミュージカル「100万回生きたねこ」』01/08-27東京芸術劇場プレイハウス

 レビューをアップしたのは2017/08/30です。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 100万回生まれかわっては、飼い主のもとで死んでゆく猫。飼い主たちは猫の死をひどく悲しんだが、猫自身は死ぬのなんか平気だった。ある時、猫は誰の猫でもない野良猫となり、一匹の白猫に恋をする…。
 ≪ここまで≫

 2011年にトライアウト↓がありました。

≪東京、大阪、北九州、広島≫
出演:森山未來 満島ひかり 田口浩正 今井朋彦 石井正則 大貫勇輔 銀粉蝶 藤木孝 水野栄治 柳本雅寛 江戸川卍丸 皆川まゆむ 森下真樹 清家悠圭 鈴木美奈子 三東瑠璃
原作:佐野洋子 演出・振付・美術:インバル・ピント、アブシャロム・ポラック 脚本:糸井幸之介、戌井昭人、中屋敷法仁(50音順) 音楽:ロケット・マツ、阿部海太郎 照明:小川幾雄 音響:松木哲志 稽古ピアノ:中條純子 通訳:角田美千代 演出補:中屋敷法仁 演出助手:西祐子 舞台監督:足立充章 東京芸術劇場:野田秀樹
S席10,500円  サイドシート8,400円 *高校生割引、25歳以下・65歳以上割引あり (東京芸術劇場ボックスオフィスのみでの取り扱いになります。詳しくは公式HPを参照ください)
http://hpot.jp/100man_cat/
http://www.horipro.co.jp/usr/ticket/kouen.cgi?Detail=194

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 15:49 | TrackBack

2013年01月17日

【オーディション】くまでん舎「2013年10月・中島淳彦新作公演の出演者オーディション」※1/31〆切(郵 送orメール)

 女優の大西多摩恵さんと妻倉和子さんのユニット「くまでん舎」が、中島淳彦さんが作・演出される新作の出演者オーディションを実施します。詐欺師をキーワードに書き下ろされるそうです。対象は20歳~30歳半ば位までの男性(若干名)。

 中島淳彦さんというとすぐに思い浮かぶのが『エキスポ』。東宝、松竹、文学座など大きな公演でも大活躍中の劇作・演出家です(⇒プロフィール)。以下、CoRich舞台芸術!の掲示板より。⇒メールの訂正

 ●くまでん舎『中島淳彦新作公演』
  公演日程:2013年10月2日~6日
  劇場:赤坂RED/THEATER
  出演:大西多摩恵、妻倉和子(前進座)、俵木藤汰(ラッパ屋)、他
 ・オーディション
  対象は20歳~30歳半ば位までの男性(若干名)。ノルマなし、出演料あり。
  締め切り:2013年1月末消印有効(メールでの提出も可)
  ※2月中旬頃にオーディション実施予定。

■中島淳彦 新作公演の出演者オーディション開催! ⇒CoRich舞台芸術!の掲示板

中島淳彦が詐欺師をキーワードに書き下ろす新作公演において、若干名の若手俳優をオーディション致します。

公演日程:2013年10月2日~6日
劇場:赤坂RED/THEATER
作・演出:中島淳彦
出演者:大西多摩恵、妻倉和子(前進座)、俵木藤汰(ラッパ屋)
企画制作:くまでん舎(大西多摩恵と妻倉和子のユニット)

●募集要項
20歳~30歳半ば位までの男性。(若干名)
2013年9月1日より稽古開始。 
ノルマなし・出演料あり。
A4サイズのプロフィール(上半身、全身写真付き)を下記に郵送か、メール(PDF、ワード、エクセル)にて送付ください。

151-0063 渋谷区富ヶ谷1-6-7-2F エンパシィ くまでん舎オーディション係
kumadensha(アットマーク)gmail.com
締め切り:2013年1月末消印

2月初旬に書類審査の結果をお知らせしますので、返信封筒もしくはメールアドレスを明記下さい。
2月中旬頃にオーディションの予定。

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 19:12 | TrackBack

【ワークショップ・オーディション】子供鉅人「2013年新作[益山貴司×黒田育世(振り付け)×梅田哲也(美術・音楽)]出演者募集」※1/23〆切(郵送のみ・〆切当日消印有効)

 大阪の劇団子供鉅人(こどもきょじん)が新作の出演者募集をかねたワークショップ・オーディションを実施します。サポートスタッフも募集中。詳細は公式サイトでご確認ください。

 子供鉅人は昨年の「CoRich舞台芸術まつり!2012春」で準グランプリを受賞。東京公演、海外公演も積極的に行っています。ダンサー、振付家、演出家の黒田育世さんのワークショップも受けられるようですね。

 ●子供鉅人2013年新作
  益山貴司×黒田育世(振り付け)×梅田哲也(美術・音楽)による共同製作
  大阪公演:2013年5月24日-26日@伊丹AI・HALL
  東京公演:2013年6月7日-9日@アサヒアートスクエア

 ・出演者募集ワークショップ・オーディション
  日時 : 2013年2月6日(水)
  場所 : 大阪市内
  参加費: 2,000円
  講師 : 益山貴司/黒田育世
  参加資格 : 舞台経験の有無、役者、ダンサーは問いません。 但し、心身ともに健康な方。
  応募方法 : 公式サイトより応募用紙をダウンロードし、記入の上、郵送。※書類選考あり。
  郵送先: 〒542-0062 大阪府大阪市中央区上本町西1-4-19カフェバーポコペン 子供鉅人オーディション係
  応募締切 : 2013年1月23日(水) ※当日消印有効

 ★「2013年子供鉅人最新作/益山貴司×黒田育世×梅田哲也」についてのお詫び(2013年2/5追加)

Posted by shinobu at 14:05 | TrackBack

2013年01月15日

【オーディション】SPAC・静岡舞台芸術センター「2013年度SPAC作品出演俳優募集」2/23-24実施※2/12〆切(郵送・メール・持参)

 芸術総監督の宮城聰さん率いるSPAC・静岡舞台芸術センターが、2013年度のラインアップ発表とともに、出演者募集情報を公開しました。対象作品は5公演あります。

 狭き門のようですが、これまでのオーディション合格者で、国内公演だけではなく海外公演への切符も手にした人もいます。静岡での稽古、本番に参加できる俳優さんは、ぜひ応募してみてください。

 【SPAC出演俳優募集】
 ●オーディション応募要項
 ・性別不問
 ・年齢18歳以上50歳以下(ただし『室内』は18歳以上65歳以下)
 ・国籍不問、ただし日本語を解すること。
 ・稽古・本番に昼夜・毎日参加できること。(稽古オフは週1日)
 ・稽古場所 静岡芸術劇場または静岡県舞台芸術公園内
 ・募集人数=各作品とも男女若干名
 ・応募締切(郵送・Eメール・持参とも)2013年2月12日(火)<必着>

 ●オーディション日程:
 ・2013年2月23日~24日(原則として両日とも参加可能なかた)
 ・オーディション会場 静岡芸術劇場リハーサル室(予定)
 ・受験料 無料

■SPAC出演俳優募集! オーディション詳細決定

<SPAC出演俳優募集!>

2013年度のSPAC作品に出演する俳優を募集いたします。

オーディション日程:2013年2月23日~24日(原則として両日とも参加可能なかた)

出演者を募集する公演は以下の通りです。
応募に際してはどの演目を希望するか記していただきます。

(1)
『黄金の馬車』
演出:宮城聰
原作:ジャン・ルノワール 台本:久保田梓美
音楽:棚川寛子
[稽古]2013年3月28日~5月31日
[公演日程]2013年6月1日(土) 8日(土) 15日(土) 22日(土) @舞台芸術公園・野外劇場「有度」

(2)
『わが町』 ⇒レビュー
演出:今井朋彦
作:ソーントン・ワイルダー 訳:森本薫
音楽:松本泰幸
[稽古](第一期)2013年7月4日~7月23日 (第二期)2013年10月11日~11月13日
[公演]2013年11月14日(木)~11月29日(金) @静岡芸術劇場

(3)
『忠臣蔵』
演出:宮城聰
作:平田オリザ
[稽古](第一期)2013年8月6日~9月6日 (第二期)2013年11月20日~12月9日
[公演]2013年12月10日(火)~23日(月・祝) @静岡芸術劇場 2013年12月26日(木)@宮崎県立芸術劇場

(4)
『真夏の夜の夢』 ⇒レビュー ⇒2011年しのぶの観劇ベストテンにランクイン
演出:宮城聰
作:W.シェイクスピア 小田島雄志訳『夏の夜の夢』より
潤色:野田秀樹
音楽:棚川寛子
[稽古](演奏稽古)2013年12月9日~13日 (全体稽古)2013年12月14日~2014年1月13日
[公演]2014年1月14日(火)~3月14日(金) @静岡芸術劇場

****

(5)
『室内』
演出:クロード・レジ
作:M.メーテルリンク
*この演目に関してはワークショップに参加するかたを選ぶための予備選考となります。
ワークショップ参加者のうちから出演者が決まります。
[ワークショップ]2013年2月25日~3月26日
[稽古]出演が決まった場合には、2013年4月8日~パリでの稽古、2013年5月~楕円堂での稽古
[公演日程]2013年6月15日(土) 16日(日) 22日(土) 23日(日) @舞台芸術公園・楕円堂

──────────────

オーディション応募要項
・性別不問
・年齢18歳以上50歳以下(ただし『室内』は18歳以上65歳以下)
・国籍不問、ただし日本語を解すること。
・稽古・本番に昼夜・毎日参加できること。(稽古オフは週1日)
・稽古場所 静岡芸術劇場または静岡県舞台芸術公園内

・募集人数=各作品とも男女若干名

<オーディション日程>
・書類選考の上、実技オーディションを2013年2月23日~24日におこないます。
*2月23日に一次オーディションをおこない、そこで選ばれたかたが翌24日の二次オーディションに進みます。
*オーディションは全演目いっしょにおこないます。履歴書に出演希望作品を明記して下さい(複数可)。
・オーディション会場 静岡芸術劇場リハーサル室(予定)

<応募方法>
・下記の1・2を添付の上、郵送、Eメール、または持参して、お申し込みください。
1.写真2点、上半身と全身がわかるもの
2.履歴書(市販の履歴書程度の情報、および、ご自身の出演経験や作品情報などあれば詳細)
*出演希望作品を必ず書き添えてください。
*連絡のつくメールアドレスを必ずご記入ください。

・受験料 無料

・応募締切(郵送・Eメール・持参とも)2013年2月12日(火)<必着>

お申込み・お問合せ
SPAC-静岡県舞台芸術センター
出演者募集係
〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4
Tel 054-203-5730
特設メールアドレス:apply(あっとまーく)spac.or.jp
http://www.spac.or.jp


※正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 14:45 | TrackBack

2013年01月13日

映画『レ・ミゼラブル』@新宿バルト9

 話題の映画『レ・ミゼラブル』を観てきました~。大満足。歌と演技が一体なのが素晴らしいですね。舞台とは別物だとも確認。これを観て『レ・ミゼ』に興味を持った人が、舞台版も観に来てくださるといいなと思います。

 ⇒『レ・ミゼラブル』キャメロン・マッキントッシュ インタビュー
 ⇒東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』東京4月~7月、福岡、大阪、名古屋8月~10月

 最近は予約などの利便性にかまけて、シネマコンプレックスで映画を観ることが多くなりました。でも、ちょっとヤになってしまいましたね。劇場の客席に辿り着くまでが、まるでベルトコンベアーで運ばれていくようだから。

Posted by shinobu at 23:09 | TrackBack

ぴあ『韓国ミュージカル「ウェルテルの恋」』01/11-26赤坂ACTシアター

 先日レビューをアップした『韓国ミュージカル「ウェルテルの恋」』の日本公演初日を観てきました!ゲネプロ(本番同様のリハーサル)直後の囲み取材にも参加させていただきました。

 【写真左から(敬称略):キム・ダヒョン、キム・ジウ、チョン・ドンソク】
20130111_kakomi.JPG

 チョン・ドンソクさんはリラックスした微笑みを浮かべてらっしゃいましたが、キム・ダヒョンさんとキム・ジウさんはすっごく緊張されているようでした。そうですよね、初めての日本公演の約1時間前なんですものね。

 そして本番は…観ている方も胸が苦しくなって、ぎゅるぎゅると心が締めつけられるような、悲恋。キム・ダヒョンさんの演技は期待どおり素晴らしかったです!下手側の前方席で堪能♪
 上演時間はカーテンコール込みで2時間半弱(途中休憩20分を含む)。日本公演オリジナルサウンドトラックCD(7曲で2000円也)をゲット。パンフレットは韓国版を販売。

 動画↓「ウェルテルの恋」(キム・ダヒョンさんの歌声を2分半たっぷり聴けます)

  ⇒公演公式サイト
  ⇒公演公式ツイッター
  ⇒CoRich舞台芸術!
  ⇒ぴあ「韓国“舞台”エンタメの底力
  ⇒げきぴあ「ウェルテルの恋
  ※全日程でカーテンコールでの写真撮影可!(フラッシュNG)

 ・しのぶの演劇レビュー内関連リンク
  ⇒『ウェルテルの恋』プレスツアー参加報告
  ⇒チョン・ドンソクさんインタビュー
  ⇒キム・ダヒョンさんインタビュー
  ⇒演出家キム・ミンジョンさんインタビュー
  ⇒韓国公演初日レビュー

 カーテンコールは撮影可でした(フラッシュNG)。字幕でタイミングを教えてくれるので、どうぞカメラのご準備を。初日終演後はキャストのお見送りイベントがあり、ダヒョンさんから観客1人ひとりにバラの花が手渡しで贈られました。⇒ダヒョンさんの美しさに悶絶するツイート多数(笑)。

20130111_curtaincall.JPG

 字幕があるおかげで謎が解けまくり!(笑) 唐突だと勘違いしてた色々が、ちゃんと計算された構成だったのだとわかりました(すみませんでした!) 共感を得やすい悲恋を題材にしつつ、冷酷な社会に押しつぶされる弱者という、昔からずっと変わらないテーマを描いているんですね。天国と地獄を猛スピードで行ったり来たりする人間の心の動きが、そのまま劇に、歌になっています。「愛ゆえの死」といった題材は確かに「韓国っぽい」のかもしれませんが、悲恋はあくまでも題材の1つであり、作品全体が人間の心理そのものなのだと思いました。12年間、何度も再演されてきたことに納得です。

 ダヒョンさんは韓国初日に比べると、少々硬い(緊張している?)印象でしたが、「舞台で生きている」演技を見せてくださいました。あんなに気持ちを小刻みに変化させて、心の通った声を出して、歌にならないほど泣き崩れて…やはり釘付けでした。
 囲み取材での「役を演じる上で、楽しいこと、苦しいことは?」という質問に、ダヒョンさんは「舞台でウェルテルを演じていると、自分のことのように感じることがある。ウェルテルが幸せだと自分は幸せで、不幸になると不幸になる。それは楽しいですし、苦しいです」といった返答をされました。こんなに体も心も酷使する演目を、1日に2度もやるなんて(昨日はゲネもやってらしたはずなので)…俳優は神々しい職業だと思います。

 ここからネタバレします。歌詞やセリフは正確ではありません。

 ウェルテルがロッテに一目ぼれするシーンは、やはりすごく唐突(笑)。ウェルテルがロッテに肖像画をプレゼントする時のガッツポーズ、お返しにリボンをかけたホメロスの本をプレゼントされて、大げさなほどよろける演技など、ダヒョンさんは笑いどころもバッチリ。無垢そうに見せかけて巧い…!

 「一夜千年」という歌は「あなたに会いたくて眠れなかった夜はまるで千年」といった歌詞で、ウェルテルとロッテのデュエットです。同じ歌詞を2人で歌うのですが、ウェルテルはロッテを思い、ロッテは婚約者アルベルトを思っているので、切ないんですよね。そういえば『レ・ミゼラブル』でマリウスがエポニーヌに案内されて、初めてコゼットの家に行く場面と似てます。似てるといえば居酒屋のシーンも『レ・ミゼ…』なんだろうな~。上半身裸の男性ダンサーが出てくるのも『エリザベート』に似てるそうです。

 女主人を愛してしまった召使のカインズと、婚約者がいるロッテを愛してしまったウェルテルが対になっています。ウェルテルはカインズに、「君の心の主人は君なのだから、心のままに愛すればいい」といったアドバイスをします。だけどそうは問屋がおろさないのが社会なんですよね。自由で豊かで、際限なく拡張・収縮する心とは対象的に、法が治める現実社会は四角四面で融通がきかず、残忍です。これはゲーテの原作でも描かれていることだと思います。

 1幕の終わりと2幕の終わりに、ウェルテルは「足を踏み出すことができなければ」を歌います。「君の笑顔の分だけ、私の心は沈んでいく」といった歌詞です。同じ曲だからこそ、演奏や演技、歌い方の違いが浮き出るんですよね。ミュージカルならではの演出、素敵です。
 磁石でできた島(=ロッテ)に引きつけられて、こなごなに砕けてしまう船(=ウェルテル)という伝説を、船の形の巨大な装置で表します。最後に船の先端が動くのは「旅立った」と「砕けた」の両方なのかしら。

 アルベルトは人間が作り出した不寛容なシステム、つまり社会を象徴する存在だと思いました。彼は自分に銃を向け、さらに自殺もしようとしたウェルテルを軽蔑する歌を歌います。「私は真面目に生きてきたのに、なぜ無視されて、こんなにまで侮辱を受けなければならないのか。無礼な奴が次から次に自分に近づいてくる」「わからない、理解できない」といった歌詞でした。殺人犯カインズを必死でかばうウェルテルについて、「お前(ウェルテル)は死に惹かれてる」「磁石の島に引きつけられる船のように砕けるつもりなのか」と独唱する場面もありました。
 死を決意したウェルテルは使用人に手紙を持たせ、アルベルトに「旅に出るので銃を貸してくれ」と伝えます。アルベルトは、ウェルテルが死のうとしていることを知っていて、銃を貸すんです。しかもロッテにその銃を渡させる!(ロッテは使用人に恐る恐る銃を手渡しします) …残忍です。最後は『人形の家』だと思いました。ウェルテルの方に心が動いたと告白(懺悔)しようとしたロッテの口を、優しいささやきで封じ込めて、「許す」という大上段から、彼女を“理想的な夫婦・家庭”という檻の中に入れてしまいます。まあ、ロッテがウェルテルのもとに走っても、幸せになるとは限らないんですけど。

 照明はちょっとスケールダウン? 殺人を犯したカインズが警察に追われる場面で、扉の向こうに見える紫やピンクなどのカラフルな明かりがなくなっていました。最後のウェルテルの自殺の場面で、舞台全体を赤色に染めるのが、単調になっていたり。もやもやと生き物のように赤色が動いていた印象があったんですけどね。韓国公演で使っていた機材を持ってこられなかったのかな~などと想像。

 あとは、ロッテが小さな弟と妹と一緒に、お面を被ってアルベルトのためにおどけて歌うシーンがなかったような…勘違いかしら。※昼公演ではありました。
 ロッテが「人妻になったのに他の男に惹かれてしまっている」と葛藤をあらわにして歌う場面の、衣裳が変わってました。韓国公演初日では、ウェルテルとキスをする場面で着る白い衣装だったんです(たぶん)。私としては前の方が良かったな~。誰なのか分からなかったから、カインズが愛した女主人なのかな…と想像できたんですよね。

 ダヒョン版、もう一度行けるかどうか…画策中。


韓国題名『뮤지컬(musical)젊은 베르테르의 슬픔(Die Leiden des jungen』
【出演(一部Wキャスト)】ウェルテル:キム・ダヒョン(김다현)、ロッテ:キム・ジウ(김지우) アルベルト:イ・サンヒョン(이상현)、オルカ:ソ・ジュヒ(서주희)、カインズ:オ・スンジュン(오승준)、ほか ※出演者、配役は変更になる場合がございます。
原作:J.W.Goethe(ゲーテ) 演出:キム・ミンジョン(김민정) 音楽監督:イ・ソンジュン  振り付け:ホン・セジョン 芸術監督:シム・サンテ 劇作/歌詞 :コ・ソンウン 作曲:チョン・ミンソン 脚色:ソン・ジョンワン、キム・ソンミ  編曲:イ・ソンジュン 主催:ぴあ 制作:CJ E&M、劇団カッカジ(韓国)
11月9日(金)10:00より、チケット一般発売
早割指定 9,000円(税込) ※11/8(木)までの先行期間のみ適用料金となります。
全席指定 9,800円(税込) ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
韓国ソウル公演:http://www.playdb.co.kr/playdb/playdbDetail.asp?sReqPlayno=40130
東京公演:http://wakaki-w.jp/


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 22:20 | TrackBack

2013年01月10日

【情報】NPO法人フリンジシアタープロジェクト(京都)「エコール・ド・ 觧火(KAIKA)」※俳優を対 象に1/25より毎月1回開催

 京都のNPO法人フリンジシアタープロジェクトが、主に舞台での演劇活動歴が「10年以上」ある俳優を対象に、毎月1回の“エコール(学校)”を開講します。企画・制作者は俳優指導者アソシエーションの川南恵さんです。関連エントリー⇒

 月によって日時が合えば「参加する」というゆるやかな参加方法です。関西の俳優はもちろん、その時期に合わせて他の地域から参加してみるのもいいと思います。以下、公式サイトからの情報です。

 ■「エコール・ド・ 觧火(KAIKA)」
  日時:毎月1回、平日の14時~16時 
  2012年は:1/25(金)、2/25(月)(15時~17時)、3/11(月)
   ※4月以降は順次調整予定。
  場所:KAIKA・AKIKAN (〒600-8445 京都市下京区岩戸山町440 江村ビル2F・3F)
  対象者:主に舞台での演劇活動歴が「10年以上」ある俳優
  参加費:1回につき1名¥2,000(お茶菓子付き)

■『エコール・ド・觧火(KAIKA)』始めます ⇒公式サイト
エコール・ド・ 觧火(KAIKA)は、キャリアのある現役俳優の自らの「質」の一層の向上と現在抱えている諸問題の解決へのヒントを探るために、稽古中の役柄の一部を演じたり、通常やったことがない役・挑戦したい役などへの具体的な取り組み(シーンスタディ)、さらに歌・踊り・語りなどの多様な表現活動を参加メンバーに公開し、それを共有することで『それぞれの学び』から『それぞれが学ぶ』アクティブな相互研鑽の場です。

■実施概要
日時:毎月1回、平日の14時~16時 
2013年は当面3ヶ月分:1月25日(金)、2月25日(月)(15時~17時)、3月11日(月)が決まっています。4月以降は順次調整予定です。
場所:KAIKA・AKIKAN (〒600-8445 京都市下京区岩戸山町440 江村ビル2F・3F)
対象者:主に舞台での演劇活動歴が「10年以上」ある俳優
参加費:1回につき1名¥2,000(お茶菓子付き)

■内容
月1回の集まりは、毎回2名(組)のプレゼンター(発表者)による各持ち時間30分以内の「発表」と、そのあとの「茶話会」1時間で構成されます。プレゼンターは現在稽古中の役や、自分の取り組みたい戯曲や役などを選び参加者の前で実演(公開稽古)をおこないます。相手役の手配や事前稽古は各自で準備しておきます。2名の発表ののち、茶話会では発表の『振り返り』や参加者各自の抱える『問題意識』をおしゃべり(対話)を通じて共有し、『それぞれの気づきと学び』の機会とします。

■参加方法
俳優はオーディションや稽古など、不規則なスケジュールで生活しているので、毎回の参加を前提としません。月によって日時が合えば「参加する」というゆるやかな方法をとります。この会に興味のある方・参加希望の方はまずメーリングリストに登録をしていただき、そこで開催日時や発表者の名乗りなどのやり取りをしながら、その都度参加の表明をしていただく方法をとっていきます。

■クレジット
主催:特定非営利活動法人フリンジシアタープロジェクト
共催:ネットワークユニットDuo
後援:俳優指導者アソシエーション

■参加申し込み/問い合わせ先
企画・制作:川南恵(舞台芸術コーディネーター/俳優指導者・俳優教育研究者)
e-mail address : bxa04650アットマークnifty.com

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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Posted by shinobu at 12:04 | TrackBack

2013年01月09日

【インタビュー】韓国ミュージカル『ウェルテルの恋』演出キム・ミンジョンさん

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キム・ミンジョンさん(c)ぴあ

 『ウェルテルの恋』を演出された演出家キム・ミンジョンさん(⇒プロフィール)にお話を伺いました。

 初演から数えると4人目の演出家になるんですね。2010年の10周年記念公演から担当されているので、『ウェルテルの恋』の演出は2度目です。
 ⇒韓国の稽古場レポート(メインキャストとミンジョンさんの写真あり)

 ●ミュージカル『ウェルテルの恋 原作:ゲーテ「若きウェルテルの悩み」』
  期間:2013年1月11日(金)~26日(土) 全20回公演
  会場:赤坂ACTシアター
  韓国語上演。日本語字幕付き。全席指定9,800円。
  ⇒公演公式サイト
  ⇒公演公式ツイッター
  ⇒CoRich舞台芸術!
  ⇒ぴあ「韓国“舞台”エンタメの底力
  ⇒げきぴあ「ウェルテルの恋
  ※全日程でカーテンコールでの写真撮影可!(フラッシュNG)

 ・しのぶの演劇レビュー内関連リンク
  ⇒『ウェルテルの恋』プレスツアー参加報告
  ⇒チョン・ドンソクさんインタビュー
  ⇒キム・ダヒョンさんインタビュー
  ⇒演出家キム・ミンジョンさんインタビュー(このページです)
  ⇒韓国公演初日レビュー

■演出する度に新しい印象をくれる『ウェルテルの恋』

―『ウェルテルの恋』の演出依頼が来た時はどう感じましたか?
ミンジョン:まず光栄に思いました。『ウェルテルの恋』は韓国ミュージカルの中で、最も愛されている作品のひとつに数えられます。10周年記念公演の演出の話をいただいた時は、ただただ、信じられないぐらい嬉しかったです。
 やはりウェルテルというキャラクターは美しいですよね。(演出家として)拒絶できないキャラクターです。この仕事を受けたのも、ウェルテルの魅力に惹かれたことが一番の理由です。

―2010年版と比べて、演出に大きな変化はありますか?
ミンジョン:多くの変化があります。音楽的な部分では、2010年版から1000席以上の大劇場用のフル・グランド・バージョンになり、今回はさらにパワーアップしました。たとえばパーカッションなどの打楽器も全て入って、フルオーケストラになっています。
 今回はより大衆的で、幅広い観客にアピールできる作品にして欲しいという依頼もありました。もともと『ウェルテルの恋』は非常にクラシックな作品で、演技も音楽も30代後半から40代の観客に好まれていたんです。今回は音楽も編集し直して、より若返り、20代にアピールできる要素も増えています。
 また、これまでは舞台転換などに演劇的な要素が多かったんですが、壮大な音楽に合わせるために、クラシックな大規模ミュージカルのような魅力を引き出しました。演出する度に新しい印象をくれるのが、『ウェルテルの恋』です。

verter_minjyon2.jpg
写真(c)ぴあ

■ドイツの作品なのに、韓国の情緒がある

―小説『若きウェルテルの悩み』を、より韓国的にするために施した工夫などはありますか?
ミンジョン:ゲーテの原作の小説にはたくさんのテーマが含まれています。ミュージカル化にあたっては、愛をメインテ-マにして脚色しました。

―ドイツと韓国の文化で通じるところはありましたか?共通点は?
ミンジョン:演出家としての意見をお話ししたいと思います。私はドイツの劇作家ヴェデキントの『春のめざめ』を演出したことがあります。不思議なことに、ドイツの作品なのに韓国的な情緒を含んだストーリーだったんです。『ウェルテルの恋』もまた同様に、韓国的な情緒を多く含んでいて、ドラマティックで、ロマンティックで、情熱的。そういった部分で観客の共感を得やすいと思いました。
 ドイツ人全員を知ってるわけではないですが、ウェルテルというキャラクターは強くて、情熱的で韓国人っぽいところがあるんです。ドイツの芸術が持つ魅力は、韓国で表現しやすいのではないかと思いました。また、愛はやはり万国共通で、たとえばドイツ、アメリカ、日本の作品だったとしても、愛の本質を語る点では、国の壁はないと思います。


■日本の舞台も観ています

―日本の舞台作品はご覧になったことはありますか?
ミンジョン:劇団四季の自由劇場で上演された『オンディーヌ』や、新国立劇場の公演は観ました。演劇の街(下北沢?)でやってる小劇場演劇も、歌舞伎も日本で観たことがあります。ミュージカルより演劇を観てましたね。


【しのぶよりひとこと】

 にこにこしながら、穏やかに、明るい語り口でお話してくださるミンジョンさん。記者からの質問に答えつつ、「日本ではどうですか?」と逆に質問をしたりして、進んで双方向のコミュニケーションを取ろうとしてくださいました。現場での仕事ぶりはわかりませんが、こんなに柔和な姿勢の女性の演出家って珍しいのではないかと思いました。

 キム・ダヒョンさんもそうですが、インタビューをしたのは公演の初日だったんです。ミンジョンさんは演出家だから超~お忙しいはずなのに、時間をとってくださいました。何度も(舞台監督さんから)呼び出しの携帯が鳴る度に、日本語で「ゴメンナサイ」「スイマセン」とおっしゃって、最後までお付き合いくださいました。

 本番は私のほぼ真後ろの席に座ってらっしゃいました。終わるなり「いかがでしたか?」と聞かれて、韓国語がわからない私は右手で親指を立てて「グー!」としながら、「面白かったですー!」と(日本語で)答えました。


韓国題名『뮤지컬(musical)젊은 베르테르의 슬픔(Die Leiden des jungen』
出演(※主演Wキャスト):キム・ダヒョン(김다현)、チョン・ドンソク(전동석) ほか ※出演者、配役は変更になる場合がございます。
原作:J.W.Goethe(ゲーテ) 演出:キム・ミンジョン(김민정) 音楽監督:イ・ソンジュン  振り付け:ホン・セジョン 芸術監督:シム・サンテ 劇作/歌詞 :コ・ソンウン 作曲:チョン・ミンソン 脚色:ソン・ジョンワン、キム・ソンミ  編曲:イ・ソンジュン 主催:ぴあ 制作:CJ E&M、劇団カッカジ(韓国)
11月9日(金)10:00より、チケット一般発売
早割指定 9,000円(税込) ※11/8(木)までの先行期間のみ適用料金となります。
全席指定 9,800円(税込) ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
韓国ソウル公演:http://www.playdb.co.kr/playdb/playdbDetail.asp?sReqPlayno=40130
東京公演:http://wakaki-w.jp/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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Posted by shinobu at 22:36 | TrackBack

CJ E&M/劇団カッカジ『ミュージカル「ウェルテルの恋」』10/25-12/16ユニバーサル・アート・センター(韓国)

 韓国創作ミュージカル『ウェルテルの恋』が、とうとう1月11日に赤坂ACTシアターで初日を迎えます!昨年のプレスツアーで拝見した韓国公演初日(2012年バージョンの世界初演)のレビューをアップしました。字幕なしだったので見当違いの深読みや勘違いをしまくってるはず(笑)。日本公演で答え合わせします♪

 キム・ダヒョンさんの、計算し尽くして狙いを定めた緻密な演技に、再び会えるのが楽しみでたまりません。そしてもう1人の主役、チョン・ドンソクさんは昨年末のコンサートで日本デビューを飾られ、日本版公式サイトツイッターも開設。甘いマスクと迫力ある美声で酔わせて欲しいです。

 主人公ウェルテル役は公演前半(1/11-18)がダヒョンさん、後半(1/19-26)がドンソクさんのダブルキャストですので、まずはダヒョンさんを観てみてください!韓国在住のライターさんのブログで予習できます。ここでもダヒョンをお勧めされていますよ~。

 ●ミュージカル『ウェルテルの恋 原作:ゲーテ「若きウェルテルの悩み」』
  期間:2013年1月11日(金)~26日(土) 全20回公演
  会場:赤坂ACTシアター
  韓国語上演。日本語字幕付き。全席指定9,800円。
  ⇒公演公式サイト
  ⇒公演公式ツイッター
  ⇒CoRich舞台芸術!
  ⇒ぴあ「韓国“舞台”エンタメの底力
  ⇒げきぴあ「ウェルテルの恋
  ※全日程でカーテンコールでの写真撮影可!(フラッシュNG)

 ・しのぶの演劇レビュー内関連リンク
  ⇒『ウェルテルの恋』プレスツアー参加報告
  ⇒チョン・ドンソクさんインタビュー
  ⇒キム・ダヒョンさんインタビュー
  ⇒演出家キム・ミンジョンさんインタビュー
  ⇒韓国公演初日レビュー(このページです)

 私ったら原作小説も読むハマりっぷり(笑)。さすがは世界的な名作古典ですね。ストーリーが面白いのは無論のこと、書簡形式の枠に収まらない構成にも驚かされました。

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)
ゲーテ
新潮社
売り上げランキング: 39,447

 ≪あらすじ≫ ぴあのサイトより。
 舞踏会で出会ったロッテに運命的な愛を感じるウェルテル。婚約者がいると知りながらも、彼女を描いた絵をプレゼントするとロッテは「友情のしるし」として本とリボンを渡す。それを愛情と勘違いしたウェルテルだがロッテは予定通り結婚。抑えられない感情をロッテに告白するが……。
 ≪ここまで≫

 ※字幕なしで鑑賞したので間違いが多いと思います。場面の順序も曖昧です。

 幕があく直前、「ゴーン、ゴーン」という荘厳な鐘の音が劇場に響きました。豪奢な劇場に合わせた開演のベルなのでしょうか。そして開幕の音楽。幕は閉じたままで、幕の裏にいる人のシルエットが浮かびます。誰かの噂話をしているのかしら?するとその噂の的であろう人物=ウェルテル(キム・ダヒョン)が登場しました。絵の道具を持った、とても爽やかな好青年です。にっこりと浮かべた無垢な笑顔を見て、私はハっとしました。これが“ディテール・キム”なのか…!と。この瞬間から、私はダヒョンさんから目が離せなくなり、どんな場面でも彼を追って、前のめりになって舞台に集中し続けました。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 ちょうどこの公演が始まる数時間前に、ダヒョンさんのインタビューがあったんです。包容力のある大人の男性で、感嘆の溜息をついてしまうほど立派な方でした。そのダヒョンさんとは(当然ではありますが)全くの別人!ウェルテルは世間ズレしていない、純粋な、貴族のおぼっちゃま。親に愛され、何も知らず、悩まずにすくすくと育ってきた、今なら絵本の中でしか見つけられないような王子様なのだろうと思います。プロの俳優キム・ダヒョンは、スマートというよりは、か細い、か弱いといった印象を与えそうなスリムな体と、ニックネームに“花”が付くのにも納得の美しい顔を最大限に使って、現実感、生活感のない夢のような主人公を作り出したのです。

 主役のことばかり書いてしまいましたが、ヒロインのロッテを演じる女優さんも歌がお上手で、高音の力強さに聴き惚れてしまいました。第一声の安定感が素晴らしいですね。もちろん美人ですし、演技も問題ありません。婚約者アルベルト役の男優さんは声量がものすごくて、劇場の壁がビリビリと震えているのではと思うぐらいでした。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 ミュージカル作品としても、とても面白かったです。ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」の舞台版ですので、悲恋の物語であると知って観ることになると思いますが、ストーリーがわかっていてもハラハラ、どきどきさせてくれるのが良作の証拠。私はミュージカルにも音楽にも不案内なのですが、曲も良かったと思います。同じ歌が違うアレンジで何度も流れて、親しみやすいですし、何より歌が上手い。

 私が東京で観ている舞台では、あまり目にしないような演出にわくわくしました。たとえば、普通の会話劇から登場人物の心象風景の描写へと、突飛なタイミングで変化したりするんです。美術、照明、ダンスやステージングも新鮮でした。特に照明は色使いが個性的で、過激でしたね~。「俺の照明どうよ!すごいだろ?」とガンガン押してくるような(笑)、勢いがあるんです。「え、なぜにそこでいきなりサス?!」と突っ込みたくなるぐらい唐突にスポットライトを当てるのには、しばしば驚かされました。紫色に染まった空間で、鮮やかな黄色の明りが細く、鋭く人物を照らすのとか、技ありでしたね~(時々はずしてたけど・笑)。

 ここからネタバレします。

 舞台の下手袖には天井まで届く大きな樹木が1本、建てられています。下袖の幕と一緒になっている状態なので、舞台が終わるまでずっとそこにそびえています(たぶん)。舞台奥の下手から上手までの横幅いっぱいに、2階ぐらいの高さの大きな木製の台が広がっていて、台の上も演技スペースになります。台は下手が高く、上手が低い、緩やかなスロープになっていて、草花が植わっています。下手手前の舞台つら側に草が置かれたり、天井側に木の葉が飾られたり、最後には船の先端に木が生えたりも。舞台に常に木があって森を連想させるのは、作品自体が人間の深層心理内の事象であるという意味なのかもと思いました。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 ロッテに一目ぼれするシーンはほんの一瞬なのですが、ウェルテルの心に、雷に打たれたような衝撃が走ったのが見てとれるようでした。体が具体的にビリビリとしびれて小刻みに動くわけじゃないんですが、あまりの衝撃で、瞬間的に全身が固まってしまったように見えたんです。ロッテのことが好き過ぎて、彼女に向かって頭の方から前のめりに近づいてしまい(しかも距離が異様に近い!)、体が10度ぐらい斜めに傾いてしまう体勢が可笑し過ぎる!!細い棒がまっすぐなまま傾いてるみたいなんだもの!もう、見るからにストーカーです。そういえば一目ぼれって人間にとっては大事件なんですよね。ギョっとするような、尋常じゃない行動を起こさせます。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 会って間もないのに、早々とロッテの家に押し掛けるウェルテル。どうやら彼女にプレゼントを持ってきたようです。ロッテと一緒にいる小さな男の子と女の子は…ロッテの弟と妹なのかしら。パっと見だとロッテの子供のようにも取れますが、ウェルテルが仲良くしてるので、おそらく子供ではなく親戚だと予想(←当たってました)。プレゼントのお返しに、ロッテは髪につけていた水色のリボンをウェルテルにプレゼントしました。この時のダヒョンさんの表情と演技が絶品です!自分の世界にすっかり入り込んで、「なんて素晴らしい人なんだ、ロッテは!こんな素敵なことをされてしまうと、喜びで死んでしまいそうだ(←胸キュンしすぎて苦しそうな表情)。そうだ、彼女も僕と同じ気持ちに違いない、2人は結ばれる運命なのだ、神様~~~云々」と妄想を爆発させる、ほんの数秒!もう完全に道化です(笑)。稽古場映像がありましたので、よかったらぜひご確認を。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 恋の幸せに有頂天のウェルテルでしたが、ロッテの完璧な婚約者アルベルトが登場します。ウェルテルが初めて恋敵アルベルトと鉢合わせする場面の演出が凄い!あざとさの思い切りが良すぎる!(笑) 私は心中で拍手喝采でした。音楽を素早く切り替え、相思相愛の美男美女(=天国)と片思いの主人公(=地獄)を露骨に対比させるんです。ウェルテルの絵に描いたような落胆っぷりは、これでもか!というぐらいに劇画タッチ!思わず吹き出してしまいました(笑)。堂々と、すこぶるわかりやすく見せる演出姿勢がすがすがしいです。ちょうどそのシーンの動画(2分30秒ごろから)がありました。ウェルテル役はチョン・ドンソクさんです。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 失意のどん底に落ちたウェルテルは、つらすぎる恋をあきらめるために彼らから離れる決意をします。旅支度をして出発しようとすると、星空と月明りの下、ベンチに座ってイチャイチャしまくっている2人に遭遇。優等生な態度のアルベルトと、婚約者にべったりしながらウェルテルにも優し過ぎるロッテです。ウェルテルがお別れの挨拶をして、2人が下手へと去って行く途中で、ロッテとウェルテルにサスが当たります。ロッテは下手を向いたまま静止。そこでウェルテル一人の長セリフ(歌だったかな?)になりました。研究と稽古に裏打ちされた演技と、安定の歌唱で魅せてくださいました。ダヒョンさんの声は柔らかくて優しいです。そして正統派の、古風なタイプの美形なのだなぁとしみじみ眺めました。
 決別の覚悟をしたウェルテルは旅行鞄を持って階段をのぼって、台の上に上がります。同時に天井から船の帆が降りてきて、台にささりました。舞台奥の台全体がウェルテルを乗せた大きな船になったんです。一人で旅立つウェルテル。ここで一幕の終了です。

 ウェルテルがよく通っているらしい居酒屋の場面が何度かありました。かっぷくのいい女主人が登場したり、娼婦たちが景気よく歌って踊るのは『レ・ミゼラブル』みたい(たぶん意識してるでしょうね)。ほぼ冒頭の舞踏会の場面でも感じましたが、アンサンブルは衣装も振付もちょっと地味ですね。転換も全体的にもたっとしていたような。
 ※私が拝見したのは初日でした。その後の公演を観た人によるとどんどん改良されていったそうです。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 休憩をはさんで2幕からは空気が一変しました。1幕では会話劇を歌にしながら、物語にそって進行しましたが、セリフで説明せずに無言劇で状況説明をしたり、いきなり心象風景を表すような大胆な演出へと急変しました。たとえば2幕冒頭はウェルテルが手紙を書くシーンで、その裏側では結婚式の場面が無言で演じられていました。おそらくウェルテルがロッテに「やはり君を愛してる。あきらめられないから、また戻ります!」という手紙を書いているのですが、その時すでにロッテはアルベルトと結婚式をあげてしまっていた…という演出です。

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アルベルト強すぎ!

 ウェルテルが結婚したロッテに会いに行く場面は、最初から悲壮感が漂い、1幕の無邪気にじゃれ合う2人とは対照的でした。ウェルテルはロッテの(家にある)銃で、アルベルトを撃とうとします。銃を向けられているのに毅然と立ち向かうアルベルト!てか、毅然とし過ぎ!銃に頭をくっつけられても全く動じないなんて、強すぎるよ、怖いよアルベルト!(笑)…といった具合に、アルベルトは巨大な岩石のように、ウェルテルの前に立ちはだかります。ついにウェルテルは自分にピストルを向けますが、自殺は叶わず。ひざを落として床に手をつき、みじめな姿勢のウェルテルを、2階の窓から見下ろすようにして、アルベルトが力強く独唱します。見守るロッテの姿も窓の外にあり、この場面でも3人の関係を視覚的に見せていました。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 1幕の居酒屋の場面でウェルテルと意気投合した若者がいました。彼は何らかの問題を抱えており、ウェルテルが親身になって相談に乗っていたのです。見るからに身分が低そうな風貌の男性で、彼はやがて深刻な事件を起こし、警察に追われるようになります。どうやら…殺人? 警察と犯人、民衆のアクション・シーンでは、舞台奥の台に備え付けられた3つの回転扉を使い、大勢のアンサンブルによるステージングと、派手な音楽と照明で盛り上がりました。
 ウェルテルは必死で犯人をかばいますが、警察は無情にも彼を連行。ここでもアルベルトになだめられて(責められて?)、ウェルテルは行き場をなくし、さまようように舞台を去ります(たぶん)。

 なぜか白い上着に着替えたウェルテル。胸元がかなり開いてるのでセクシーでもあるのですが、死にそうなぐらいに弱っています。そこに上半身裸で筋肉ムキムキの男性ダンサーたちが出てきて、ウェルテルを囲んで踊り始めました。セリフがわからないせいもあり、唐突で驚かされます。でも、翻弄され苦しむウェルテルを見つめていると、周囲のダンサーたちは彼自身(の欲望)なのではないか、などと想像力を刺激されました。

 【舞台写真:キム・ダヒョンさん(c)ぴあ】
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 やがてロッテが登場。ウェルテルと少し口論をしますが、2人はお互いに惹かれあい、吸い込まれるようにキスをします。ロッテの気持ちが動いてウェルテルへの愛を認め、2人は愛し合ってキスをしたのだと思いました。私の席からはウェルテルの背中しか見えず、表情はわからなかったのですが、キスをしている間とその後の心の移り変わりが、体の変化からわかる気がしました。首のまげ方や肩の落とし具合で、気持ちの変化が伝わるんです。そして、昨年観たあるミュージカルと同様の“The Last Kiss”だったのだとわかりました。
 ウェルテルはロッテとキスをした瞬間、まず驚きます。やがてロッテが自分を愛しているとわかり、至福を味わいます。その後、すぐ怖くなるのです。自分がロッテを破滅に導いていると自覚するから。冷静になってウェルテルは自問します。このままアルベルトからロッテを奪っていいのか、ロッテはたしかに自分を愛しているが、それが彼女の幸せなのか?いや、離婚は彼女もアルベルトも他の人々も不幸にするだろう。ひとときでも彼女との愛を確認できたのだ、これ以上の幸福はないじゃないか。でも、自分はロッテがいない人生を生きられない。ならば…。

 【舞台写真(c)ぴあ】
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 死出の旅路へと向かうウェルテルの足取りは穏やかです。木が生えている船の先頭に立ち、ピストルを右のこめかみにつけて、ほんのしばらくの静寂。…銃声が鳴り響きました。ウェルテルは倒れずにそのまま静止した状態です。赤い照明がじわじわと舞台を覆っていき、劇場全体が真っ赤に染まります。静かに、シルエットになっていくウェルテル。その間、舞台奥の大きな台の先頭部分(下手部分)が動き出して、ウェルテルを天国へと運ぶ船になりました。真っ赤な世界に黒くともるウェルテルと船。美しい終幕でした。このシーンがまるごと観られる動画(11分半ほど)があります。

 明かりがついてカーテンコールです。ダヒョンさんはまだウェルテル役が抜けていないようで、弱弱しい表情。礼をする時も首しか垂れません。まだ死がつきまとっているのかしら。最後は中央に一人、ウェルテルが残ります。真後ろの扉に向かって去っていきますが、途中で振り返り、斜めに見返ります。憂いの表情で決めポーズ。…この見返り美男め!!そしてすぐ暗転。カッコイ~~、と、ここで終わると思いきや、なんともう一度明転!ほんの一瞬の暗転でしたが、舞台にはウェルテル、ロッテ、アルベルトの3人が立っています(回転扉を使ったと思われる)。3人だけにスポットライトが当たり、憂いの表情を決めて、すかさず暗転!ドラマティックなカーテンコールでした。
 日本公演では全日程でカーテンコールの写真撮影OKとのことですが、いったいどこからOKなのかしら~、たぶん最後の暗転の後に、もう一度華やかなカーテンコールをしてくれるんじゃないかと期待!

≪韓国ソウル、韓国釜山、東京≫
出演(韓国):キム・ダヒョン、ギム・ジェボム、ソンヅソプ、ジョン・ドンソク、ギムアソン、キム・ジウ、ホンギョンス ほか
韓国ソウル公演:http://www.playdb.co.kr/playdb/playdbDetail.asp?sReqPlayno=40130
東京公演:http://wakaki-w.jp/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 18:35

2013年01月07日

Bunkamura・TBS『ブベニチェク・ニューイヤーガラ~カノン~』01/05-07 Bunkamuraオーチャードホール

 演劇ジャーナリストの徳永京子さんのツイートに惹かれて、年始に門外漢のバレエを拝見。大衝撃を受けました…!カーテンコール込みで3時間弱(途中20分間の休憩2回を含む)。

 「ドリアン…」の技に魅せられ息を荒くしてたら、「牧神…」で取り乱してしまいました…エロ過ぎ!まさかそんな、な設定であそこまで!そして最後の「カノン」で泣く!!

 ⇒CoRich舞台芸術!『ブベニチェク・ニューイヤーガラ~カノン~


プログラム(全作品イリ・ブベニチェク振付)

「ル・スフル・ドゥ・レスプリ~魂のため息~」
「トッカータ」(日本初演)
「牧神」(日本初演)
「プレリュードとフーガ」(世界初演)
「ドリアン・グレイの肖像」(日本初演)

出演:イリ・ブベニチェク (ドレスデン・バレエ / プリンシパル) オットー・ブベニチェク (ハンブルグ・バレエ / プリンシパル) エルヴェ・モロー (パリ・オペラ座バレエ / エトワール) ドロテ・ジルベール (パリ・オペラ座バレエ / エトワール) アルセン・メーラビャン(スウェーデン国立バレエ / プリンシパル) ラファエル・クム=マルケ(ドレスデン・バレエ / プリンシパル) カテリーナ・マルコフスカヤ(元ドレスデン・バレエ / プリンシパル) ヨン・ヴァイエホ(ドレスデン・バレエ / ファースト・ソリスト) アンナ・メルクロヴァ(ドレスデン・バレエ / ファースト・ソリスト) ヤニック・ビトンクール (パリ・オペラ座バレエ / スジェ) クラウディオ・カンジアロッシ(ドレスデン・バレエ / セカンド・ソリスト) ドゥオシー・ジュウ(ドレスデン・バレエ / コリフェ) ラケル・マルティネス(ドレスデン・バレエ / コリフェ) ヨハン・シュミッド(ドレスデン・バレエ / コリフェ) ミカエル・タッカー(ドレスデン・バレエ / コリフェ) フランチェスコ・ピオ・リッチ(ドレスデン・バレエ / コールド・バレエ)
※音楽は録音テープを使用します。(「プレリュードとフーガ」のみピアノの生演奏)
振付・監修:イリ・ブベニチェク (ドレスデン・バレエ / プリンシパル) 演出・振付:イリ・ブベニチェク 主催:Bunkamura/TBS 企画協力:ベルチェアソシエイツ
【発売日】2012/09/15 S席 15000円(税込) A席 11000円(税込) B席 7000円(税込) ※未就学児童入場不可
http://www.tbs.co.jp/event/bubenicek2012/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 23:10 | TrackBack

2013年01月05日

2012年しのぶの観劇ベストテン

2012_best13.JPG
2012年の総決算

 2012年のしのぶの観劇ベストテンを発表します。お先にwonderlandの「今年の3本」に参加させていただきました。
 ベストテンは「CoRich舞台芸術アワード!2012」にも投票しました。日本劇団協議会の会報紙「join」の「私が選ぶベストワン2012」、「シアターアーツ2012年年間回顧」にも参加予定です。

 ※2012年の観劇本数は203本(内、ダブルキャストを両公演観たのが1公演)。

 ベストテンは上位10本という意味ですが、絞るのがつらいので13本にしちゃいました。

■メルマガ号外■ ※初日の早い順。
・メルマガ号外 新国立劇場演劇『まほろば』(再演)
・メルマガ号外 (公財)可児市文化芸術振興財団『高き彼物
・メルマガ号外 葛河思潮社『浮標(ぶい)』(再演)

■心に残る13本■ ※初日の早い順。 ※号外を発行した公演を除く。 ※10本に絞れず13本に。
・さいたまネクスト・シアター『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」
・THE SHAMPOO HAT『一丁目ぞめき
・ナイロン100℃『百年の秘密
・ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ『ライフ・アンド・タイムズ─エピソード1』
・マームとジプシー『マームと誰かさん・ふたりめ 飴屋法水さん(演出家)とジプシー
・松竹・Bunkamura『コクーン歌舞伎第十三弾「天日坊」
・神奈川芸術劇場・KAAT『暗いところからやってくる
・KYOTO EXPERIMENT 2012・KUNIO10『更地』
・さいたまゴールド・シアター『ザ・ファクトリー1「白鳥の歌」「楽屋」
・新国立劇場演劇『るつぼ』
・日生劇場オペラ『フィガロの結婚』
・天使館『ハヤサスラヒメ(速佐須良姫)』
・東京芸術劇場『ポリグラフ 嘘発見器』

■日本劇団協議会機関誌「join」77号特集「私が選ぶベストワン2012」■ ※2014/02/02加筆

・舞台
 葛河思潮社『浮標(ぶい)』

・女優(対象となる舞台)
 中嶋朋子(新国立劇場演劇『リチャード三世』)

・男優(対象となる舞台)
 飴屋法水(マームとジプシー『マームと誰かさん・ふたりめ 飴屋法水さん(演出家)とジプシー』)

・演出家(対象となる舞台)
 吹越満(東京芸術劇場『ポリグラフ 嘘発見器』)

・スタッフ(分野・対象となる舞台)
 上田大樹
 (映像・ ナイロン100℃『百年の秘密』、Bunkamura/キューブ『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~[KERAバージョン]』)

・団体(理由)
 新国立劇場演劇部門
 (『負傷者16人―SIXTEEN WOUNDED―』、『サロメ』、『温室』、『るつぼ』の新訳による上演。)

・戯曲(作家名)
 『百年の秘密』(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)

・ノンジャンル※海外国内問わず、すべての舞台芸術から1作品
 ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ『ライフ・アンド・タイムズ─エピソード1』


▼演劇関連のお仕事▼
・「アクチュール・ステージvol.3」(キネマ旬報社・2012年3月2日発行)記事掲載
・こりっち「CoRich舞台芸術まつり!2012」審査員
・高校演劇/東京都中央地区大会の審査員 ⇒都大会では都立新宿高校のみ拝見
・雑誌「演劇男子。vol.3」(ぴあムック)記事掲載(12月3日発売)

▼執筆▼
・Studio Life『OZ-オズ-』02/23-03/12シアターサンモール ⇒ゲネプロ舞台写真
TACT/FESTプログラムディレクターの中立公平さん@カフェOval
・俳優指導者アソシエーション「『シリーズ 俳優指導者のすべて』第3回“俳優養成の現状と未来”
・ぴあ『韓国ミュージカル「ウェルテルの恋」』 ⇒プレスツアー参加報告 ⇒チョン・ドンソクさんインタビュー ⇒キム・ダヒョンさんインタビュー

●稽古場レポート
・華のん企画『チェーホフ短編集「賭け」』04/18-22あうるすぽっと ⇒稽古場レポート ⇒レビュー
・ワタナベエンターテインメント・Dステ11th『クールの誕生』 ⇒稽古場レポート ⇒レビュー

●記者発表
・SPAC「ふじのくに⇔せかい演劇祭2012」6/2(土)~7/1(日)@静岡芸術劇場、舞台芸術公園など ⇒記者発表写真レポート
・Studio Life『PHANTOM 語られざりし物語-The Kiss of Christine-』10/06-24(10/6-7はプレビュー)シアターサンモール ⇒写真記事
・東京芸術劇場「リニューアル・オープン記者発表会・内覧会」写真レポート(2012/08/09)
・「フェスティバル/トーキョー」2012年10月27日(土)~11月25日(日)⇒記者会見&キックオフ・フォーラム写真レポート

●その他
・【提案】金曜日の夜の開演時刻を19時半に
・【お知らせ】しばらく自宅療養します。(2012年02月11日)
・【再演舞台を観て語らう夕べ】岸田國士賞受賞作『まほろば』4月6日(金)19時の回
・芸団協セミナー「劇場法をめぐるラウンドテーブル ~劇場法制定、これまでとこれから」07/09芸能花伝舎
・【再演舞台を観て語らう夕べ】葛河思潮社『浮標(ぶい)』9月22日(土)14時開演の回 
・【意見】こどもの城(青山劇場・青山円形劇場を含む)の閉館に反対します
・「しのぶの演劇レビュー」TOPで演劇関連情報の告知をしています。2012年は約100件。


▼2012年を振り返って▼

 2012年は年始から体調不良でお休みし、秋以降は仕事の都合で観劇本数が激減して、レビューも全くと言っていいほど書けなくなりました(まだその状況が続いています)。2010年に「レビューを書かなくなるかも」とつぶやいたら、望んだわけではないのにその通りになってしまいました。レビューが書けないことがこんなにストレスになるなんて…。やっぱり感想を書いて伝えることの楽しさがあるから、個人サイトを続けてこられたんですね。今、久しぶりにブログ用の文章を書いていて、穏やかで充実した心持ちです。ありがたいことです。

 2011年の震災然り、変化は突然やってきて、今までの世界を根こそぎ更新してしまうんですね。天災でも事件でも何かが起こると、人間はそこに意味や物語を見い出したがります。私の場合、「演劇を観て感想を書いて情報発信して、無邪気に盛り上がる青春時代は終わった。もういい年齢なんだから他にやるべきことをせよ、という啓示なのだ」とか、「人生の節目なのだ」とか、自分を納得させるための理由を作り出し、割り切ることで前向きになろうとしています。

 そんな中、Nextさんが運営する「制作者の為のNews-Headline」が、メルマガ100号達成の記事を掲載してくださいました(⇒無料メルマガのご登録はこちら)。ただ同じことを続けてきただけなのですが、記事にしていただけたことで自分自身のことを確かめて、認めることができました。自分に起きたことを喜べるなんて、アラフォーにもなると少なくなるものなんです。8年半やってて良かった、これからも続けようと、決意を新たにできました。
 退院後に思いつきで開催した【再演舞台を観て語らう夕べ】(ご報告⇒)は、ご好評いただき2度開催できました。そして2作ともメルマガ号外を発行するという幸運に恵まれました。舞台フリークの1人として、再演はぜひとも応援したいです。今年も実施するつもりです。

 本数は減りましたが、2012年は203本の舞台作品を観ることができました。本格的な観劇生活を初めて10年余り経ち、自分の好み(観たいと思うお芝居)は、ほぼ固まってきたように思います。ストレート・プレイから舞台の世界に入って、実験的なものや先鋭的なもの、伝統芸能、ダンス、ミュージカルなどジャンルを問わず拝見してきて、ぐるりと一周回って再びストレート・プレイに還ってきた…という感じです。今は“質の高い戯曲の本格的な上演”がマイブームですね。戯曲、演出、俳優はもちろん、美術、衣裳、照明、音響などのスタッフワークもフルスケールで観たいです。

 数年前からこのサイトでも何度か書いていますが、私は「技術のある俳優(が出演する舞台)を観たい」と強く思っています。演技が下手な俳優が出ているだけで集中できなくなるという、わがままな観客になってしまいました。高校演劇や市民劇など、アマチュアであることの魅力を知り、それを武器にしている作品は好きです。でも俳優を素材とみなして奇抜な演出でアレンジする…といったタイプには、今はあまりそそられないです。
 また、戯曲で勝負する作品に出会いたいという思いも強いですね。岡田利規さんが第56回岸田國士戯曲賞(2012年)の選評で「ドラマの逆襲があってしかるべきだろう。(中略)いずれ圧倒的な作品が一つ出てきて、それがすべてを打破するだろう」と書かれています。私もそれを待っています。そのためにはプロの俳優が必要だとも思います。

 文字や記号で書かれた戯曲を作り手が“今・ここ”に立体化し、生き生きと息づいて存在する劇世界を、観客と作り手がともに味わい、その場で起きる出来事(感動)を共有する。1人ひとりの俳優もまた、いくつもの層(レイアー)で出来た存在で、1つの宇宙でもある。そのように幾重にも重なるレイアーの形状をした時間、つまり小さな宇宙の集まりが、舞台芸術である。こんなイメージがよく浮かぶようになったのは、震災以降の落胆のなか、すがるように原点回帰したくなったからかもしれません。私も1人の人間として、1つの宇宙として、舞台の時間に能動的に参加する観客でいようと思います。


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 21:59 | TrackBack

【寄稿】wonderland『年末回顧特集「振り返る私の2012-今年の3本」』

 “wonderland”の年末回顧特集「振り返る 私の2012-今年の3本」に参加させていただきました。⇒2011年2010年2009年2008年2007年2006年

■しのぶの小劇場ベスト3(上演順)
 ・THE SHAMPOO HAT『一丁目ぞめき
 ・神奈川芸術劇場・KAAT『暗いところからやってくる
 ・KYOTO EXPERIMENT 2012・KUNIO10『更地』

 2012年は個人的事情で観劇本数が激減し、自分のブログに観劇感想を書く余裕もなくなった。被災地から離れた東京で、昨年の震災の影響がずっと続いていることを実感している。数年後には舞台作品も観客も、震災前とは様変わりしているかもしれない。
 ずっとそんな意識でいた今年は、崩壊し消滅する物体、目に見えなくても存在する何か、どんな悲劇的状況でも生きる人間…などを描いた作品に惹かれ、体の芯から癒された。快快の実質的な解散公演となった『りんご』も素晴らしかった。1人の女優が日本とドイツで継続開催している『原サチコのハノーファー⇔ヒロシマ☆サロン』の今後にも期待している。

(注)3作品の並びは上演順。客席数300席以下の小劇場公演から選出。年間観劇本数は195本の予定(2012/12/21時点)。

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 11:43 | TrackBack

2013年01月01日

【オーディション】TPAM in Yokohama・宮永琢生ディレクション「杉原邦生(構成・演出・美術)作品の出演者募集」※1/10〆切(メールのみ)

 杉原邦生さんが構成・演出・美術を手掛けるTPAM in Yokohama参加作品の出演者募集です。杉原さんは私が最も注目している若い演出家の一人です。昨年は『義経千本桜』、『更地』を拝見し、演劇雑誌の対談でもお名前を挙げさせていただきました。

 ディレクションは宮永琢生さん。宮永さんは劇団ままごと(作・演出:柴幸男)の制作者です。経験、性別などは不問。書類選考あり。以下は公式サイトからの情報です。ご興味ある役者さんはぜひ。

 ●TPAM 2013 -TAKUO MIYANAGA direction-『タイトル未定』
  構成・演出・美術=杉原邦生
  日程=2013年2月13日(水) 20:30・14日(木) 16:00
  会場=神奈川芸術劇場 ホール
  応募締切=2013年1月10日(木)

■TPAM in Yokohama 2013 宮永琢生ディレクション/杉原邦生演出作品 出演者募集!

2013年2月13日(水)・14日(木) に開催いたします TPAM in Yokohama 2013 宮永琢生ディレクション/杉原邦生演出作品では、出演者を公募いたします!
以下の応募条件をご確認の上、ぜひご応募ください。たくさんのご応募お待ちしております。

TPAM 2013 -TAKUO MIYANAGA direction-
『タイトル未定』
構成・演出・美術=杉原邦生
日程=2013年2月13日(水) 20:30・14日(木) 16:00
会場=神奈川芸術劇場 ホール

<応募条件>
・書類選考あり。[選考結果は、2013年1月15日(火) までにメールにてご連絡致します。]
・本番を含む 2013年2月11日(月)~14日(木) までの期間の参加必須。
・稽古は平日夜・土日昼夜を予定、稽古場は「横浜」を予定。

<応募手順>
下記のお問合せ先に、以下の内容をご連絡ください。
【締切=2013年1月10日(木)】
・氏名/年齢/性別/職業
・1月15日(火)~2月10日(日) までの稽古参加が可能な日程
・応募した理由(100~200字程度)

<お問合せ>
宮永琢生/ZuQnZ(ズキュンズ)
mail:zuqnz.miyanaga(アットマーク)gmail.com
web:www.zuqnz.com

公演詳細 http://www.tpam.or.jp/showing/tpamdirection/miyanaga/311/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 22:26 | TrackBack

【オーディション】青年団「こまばアゴラ演劇学校・無隣館 参加者募集」※1/7消印有効(郵送のみ)

 平田オリザさんの劇団青年団が演劇学校を開講します。1年間のコースで、基本的に平日の19~22時、および土日にワークショップ、講義、稽古などが行われます。ご興味ある方は公式サイトをよく読んでください。※1月4日に説明会あり。

 ●こまばアゴラ演劇学校・無隣館 参加者募集
  一次(書類審査)から四次審査まであり。
  受験料:1,000円 ※一次試験合格者のみ。俳優以外は必要なし。
  書類審査申し込み締め切り:2013年1月7日(月)消印有効。

 ※受験資格:
  青年団の舞台を、生で観ていること
  平田オリザの著作を、最低一冊読んでいること

 ・説明会(会場:こまばアゴラ劇場5階稽古場)
  2013年1月4日(金) 13:30/17:30/21:00

Posted by shinobu at 22:03 | TrackBack

メルマガ 2013年01月のお薦め舞台

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お薦めお芝居をご紹介しています

 2013年1月のお薦め舞台9本+αをご紹介します。

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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 103    2013.01.01  1,902部 発行

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ http://www.shinobu-review.jp/

   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ◎新年あけましておめでとうございます。
  今年も劇場で存分に刺激を受けて、楽しみながら思索を巡らせ、
  作り手の皆さん、観客の皆さんと、感動と幸福を共有したいです。
  1月はオススメの再演作がいっぱいありますよ~!
  
    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪

 ◎メルマガのバックナンバー↓は全て公開しています。
    http://archive.mag2.com/0000134861/index.html


○○ 今回のもくじ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ◆1【今月のお薦め9本+α】
   
   ◎No.1→ゴーチ・ブラザーズ『飛龍伝』
       01/23-27本多劇場
       http://www.gorch-brothers.jp/

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→天使館『ハヤサスラヒメ(速佐須良姫)』
       11/29-12/02世田谷パブリックシアター
    http://www.kaibunsha.net/archives/201207hayasasura.html

 ◆3【編集後記】

   ◎こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を願い署名活動中。
    WEB署名もできます!→ http://www.change.org/kodomo-aogeki

 ◆4【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆1 【今月のお薦め9本+α】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・価格・URL
 ▽座種の記述がない公演は全席指定。
 ※1月は高額のお薦め公演を10本から9本に減らしました。
  今月は全体的に上演本数が少ないように思います。年始だからかしら。


1.アトリエ・ダンカン『青春音楽活劇「詭弁・走れメロス」』
  01/04-17博品館劇場
  ≪神奈川、東京、大阪≫
  ☆出演:武田航平、山下翔央、新垣里沙、西村直人、小手伸也、小林至、
      高木俊、上田悠介、市川しんぺー
   原作:森見登美彦「新釈 走れメロス」 脚本・演出:松村武
   平日料金:6,300円 土日祝料金:6,800円
    http://www.duncan.co.jp/web/stage/melos/
   アトリエ・ダンカンによる森見登美彦さんの小説の舞台化です。
   同社は2009年に万城目学作『鴨川ホルモー』↓を舞台化。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0515235858.html
   森見作品は『夜は短し歩けよ乙女』↓も舞台化していますね。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0403225239.html
   今回の脚本・演出はカムカムミニキーナの松村武さん。
   演劇ならではの、原作小説からの飛躍を楽しみたいです。


2.グループる・ばる『片づけたい女たち』
  01/12-20東京芸術劇場 シアターイースト
  ≪東京、ほか多数(演劇鑑賞会公演)≫
  ☆出演:松金よね子、岡本麗、田岡美也子
   脚本・演出:永井愛
   前売:4,500円 当日:4,700円 25歳以下:3,000円
    http://lebal.jp/stage/new/index.html
   グループる・ばるは女優3人が25年以上継続しているユニットです。
   『片づけたい女たち』は2004年初演↓で、今回が4演目になる人気作。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/0121222444.html
   厳選シアターChoice!東京芸術劇場リニューアル特集号↓(徳永京子)
    http://www.next-choice.com/data/?p=10908#3


3.Bunkamura『祈りと怪物 ~ウィルヴィルの三姉妹~[蜷川バージョン]』
  01/12-02/03 Bunkamuraシアターコクーン
  ☆出演:森田剛、勝村政信、原田美枝子、染谷将太、中嶋朋子、三宅弘城、
    大石継太、冨岡弘、渡辺真起子、石井愃一、橋本さとし、三田和代、
    伊藤蘭、古谷一行、ほか
   脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 演出:蜷川幸雄
   S席:¥9,500 A席:¥7,500 コクーンシート:¥5,000
    http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/13_inorininagawa.html
   先月のKERAバージョンに続き、同じ戯曲を蜷川幸雄さんの演出で。
   荒みきった町で起こる出来事は驚くほど凄惨。でも登場人物は皆、
   人間らしく、愛らしいです。4時間強とは感じさせない壮大なドラマ。
   KERAさん↓によると、見比べる面白さも大ありのようです! 
    https://twitter.com/kerasand/status/282449009895960577


4.東宝『ピアフ(再演)』
  01/16-02/13シアタークリエ
  ≪東京、福岡、大阪≫
  ☆出演:大竹しのぶ、梅沢昌代、彩輝なお、藤岡正明、小西遼生、
      碓井将大、谷田歩、横田栄司、辻萬長、ほか
   脚本:パム・ジェムス 演出:栗山民也
   9,500円
    http://www.tohostage.com/piaf/index.html
   大竹しのぶさんが紫綬褒章を受章した音楽劇の再演。初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0114214710.html
   残席少ないようですので、チケット確保はお急ぎを!


★5.ゴーチ・ブラザーズ『飛龍伝』
  01/23-27本多劇場
  ☆出演:玉置玲央、黒木華、稲葉友、小川慧、小早川俊輔、藤本強、
      大石憲、大村わたる、加治将樹、重岡漠、永島敬三、橋本淳、
      大塚宣幸、相馬一貴、板橋駿谷、多田直人、間宮祥太朗
   脚本:つかこうへい 演出:中屋敷法仁
   一般:4,700円 アリーナ12(センターブロック最前列):5,500円
   U-29(平日限定の29歳以下):2,900円 未就学児童の入場不可。
    http://www.gorch-brothers.jp/

  ●お薦めポイント●
   ☆メルマガ2012年12月号↓お薦め前売り情報に掲載!
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1201000034.html
   雑誌「演劇男子。vol.3」の対談↓でも推薦しました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1126233450.html
   つかこうへい戯曲が20代の若い演出家によって新しく生まれ変わる!?
   2003年の『飛龍伝』(演出:つかこうへい)のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2003/1129214911.html
   演出の中屋敷法仁さんは2月に青山円形劇場、4月に再び本多劇場、
   5月に座・高円寺1と、中劇場クラスのお仕事が続きます。関連リンク↓
    http://kaki-kuu-kyaku.com/main/?p=2912
    http://www.watanabepro.co.jp/mypage/artist/dst13_chonganne.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0920165454.html
   玉置玲央さんは『飛龍伝』の主役をすでに経験済み。黒木華さんは
   NODA・MAP『表に出ろい!』のヒロインに抜擢↓された女優さんです。
    http://www.nodamap.com/productions/omote/audition/


6.ワタナベエンターテインメント・Dステ12th『TRUMP』
  01/23-02/03サンシャイン劇場
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:西井幸人、三津谷亮、陳内将、山田裕貴、山口賢貴、近江陽一郎、
    阿久津愼太郎、志尊淳、土屋シオン、池岡亮介、荒井敦史、根岸拓哉、
    白又敦、大久保祥太郎、前山剛久、上鶴徹
   脚本・演出:末満健一
   5,800円  未就学児童入場不可
    http://www.dstage.jp/trump/
   イケメン集団D2が出演。作・演出の末満健一さんは元惑星ピスタチオ所属で
   娯楽作に定評あり。2011年に末満さんの作品でメルマガ号外↓を発行。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0218104310.html
   ワタナベエンターテインメントがプロデュースする演劇作品は、
   “よくあるイケメン舞台”等とあなどれないです。過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0508000515.html
   昨年の公演の稽古場レポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0822094927.html


7.公益社団法人日本劇団協議会『ウェルズロード12番地』
  01/25-02/03青年座劇場
  日本の演劇人を育てるプロジェクト 在外研修の成果公演
  ☆出演:柴田義之、藤野節子、椎原克知、広瀬彩、石田登星、笠原浩夫、
      椿真由美、木津誠之、坂口修一、保科由里子、七味まゆ味、
      前田聖太、シンシア・チェストン 
   脚本・演出:土田英生(MONO)
   前売当日共通 一般4,500円 学生2,500円
    http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2012/2012_000003.html
    ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=40363
   海外で研修を受けてきた演劇人による公演です。英国に留学していた
   土田英生さんがロンドンを舞台にした戯曲を書きおろし、自ら演出。   


8.俳優座劇場プロデュース『音楽劇「わが町」(再演)』
  01/30-02/03俳優座劇場
  ☆出演:土居裕子、原康義、瀬戸口郁、麻乃佳世、粟野史浩、川井康弘、
      花山佳子、保可南、茜部真弓、岡のりこ、金子由之、金成均、
      藤側宏大、佐藤拓馬(ピアノ演奏)
   脚本:ソーントン・ワイルダー 演出:西川信廣
   前売・当日5600円 グリーンチケット(学生)2800円
   ※1月30日ハーフチケットデー(全席2800円)
    http://www.haiyuzagekijou.co.jp/produce/
   毎年のように上演される古典の傑作戯曲『わが町』の音楽劇。
   好評だった初演を見逃したので、再演が嬉しいです。 
   俳優座劇場プロデュースというと『東京原子核クラブ』↓が有名ですね。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0707005444.html
   ※『わが町』は2011年に新国立劇場で↓上演されています。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0115174310.html


9.劇団昴『イノセント・ピープル “原爆を作った男たちの65年”(再演)』
  01/30-02/03あうるすぽっと
  ☆出演:遠藤純一、宮本充、福山廉士、石田博英、鳥畑洋人、要田禎子、
    大島大次郎、矢島祐果、髙草量平、槙乃萌美、米倉紀之子、新野美知、
    市川奈央子、江川泰子、吉田直子、原一登
   脚本:畑澤聖悟(渡辺源四郎商店) 演出:黒岩亮(劇団青年座)
   一般:5000円 U24:3000円 小・中・高生:2000円 
   オープニング・チケット(1/30のみ):3500円
    http://www.theatercompany-subaru.com/public.html#a11
   ☆メルマガ2012年12月号↓お薦め前売り情報に掲載!
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1201000034.html
   畑澤聖悟さんが原爆を作ったアメリカ人を描きました。初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0901110706.html
   2010年の「しのぶの観劇ベストテン」↓のNo.1戯曲です。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0110201412.html


 ☆☆☆────────────────────────────── 
  前売3000円台以下の気になる作品を6本ご紹介します。
 ──────────────────────────────☆☆☆

《1》東京デスロック『東京ノート』
  01/10-20こまばアゴラ劇場
  ☆出演:夏目慎也、佐山和泉、佐藤誠、間野律子、松田弘子、秋山建一、
    石橋亜希子、髙橋智子、山本雅幸、長野海、内田淳子、大川潤子、
    大庭裕介、坂本絢、宇井晴雄、田中美希恵、永栄正顕、成田亜佑美、
    波佐谷聡、李そじん
   脚本:平田オリザ 演出:多田淳之介
   【一般】前売・予約3,000円/当日3,500円
   【学生・シニア(65 歳以上)】前売・予約2,500円/当日3,000円
   【中・高校生】前売・予約・当日共1,000 円 
   【小学生】無料(要予約・劇団のみの取り扱い)
    http://deathlock.specters.net
   『東京ノート』は平田オリザさんの岸田國士戯曲賞受賞作で、
   今も国内、海外問わず上演され続けている戯曲です。
   4年に渡り東京公演を封印してきた劇団東京デスロックが、
   今の東京で『東京ノート』を上演する意味とは?
   多田淳之介さんの批評精神に富んだ演出に期待しています。


《2》マームとジプシー『あ、ストレンジャー』
  01/18-27吉祥寺シアター
  ≪東京、福島、横浜≫
  ☆出演:青柳いづみ、石井亮介、荻原綾、尾野島慎太朗、高山玲子
   原案:アルベール・カミュ「異邦人」 脚本・演出:藤田貴大
   全席自由・整理番号付 一般3,000円 劇場会員割引などあり
    http://mum-gypsy.com/next/12.php
    http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/eventinfo/2012/11/post-9.html
   岸田國士戯曲賞を受賞した藤田貴大さんは、昨年、毎月のように作品を
   発表してこられました。小空間での公演が多かったのですが、今月は
   吉祥寺シアターという、広さも高さもある劇場なので楽しみですね。
   カミュ作「異邦人」をもとにしたオリジナル作品を長編にするそうです。


《3》時間堂『テヘランでロリータを読む』
   01/19-28ミニシアター1010
  ≪東京、宮城≫
  ☆出演:鈴木浩司、菅野貴夫、直江里美、ヒザイミズキ、阿波屋鮎美、
    井坂俊、木内コギト、猿田モンキー、樹香、平佐喜子、辻村優子、
    長瀬みなみ、原西忠佑、渡邊亮
   原作:アーザル・ナフィーシー(訳:市川恵里)
   台本:オノマリコ 演出:黒澤世莉
   前売当日共通3,000円/割チケ!2,500円
    http://jikando.com ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=40967
   オノマリコさんの新作戯曲を黒澤世莉さんが演出。この2人の作品↓は
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0522161348.html
   小劇場レビューマガジンwonderlandの「振り返る 私の2011」↓にて、
    http://www.wonderlands.jp/lookback/lb2011/
   44人中2人が2011年の小劇場公演ベスト3に選出しています。
   その作品のクロスレビュー(18人分)↓もご参考にどうぞ。
    http://www.wonderlands.jp/archives/17936/
   黒澤さんはテヘランへの取材を決行。渡航費支援の募集↓をしたところ、
    http://jisrlint.peatix.com/
   なんと目標額の20万円を越えるカンパが集まったそうです!


《4》サンプル+青年団『地下室(再演)』
  01/24-02/03こまばアゴラ劇場
  ☆出演:辻美奈子、古舘寛治、古屋隆太、奥田洋平、野津あおい、
    たむらみずほ、小林亮子、折原アキラ、富田真喜、森岡望、山内健司
   脚本・演出:松井周
   全席自由・整理番号付 一般:前売3,000 円 当日3,500円 
   学生:前売・当日共2,500円
   <前半割 1月24日~27日限定>前売2,800円 当日3,300円 
   ※未就学児童の入場不可。
    http://samplenet.org/
   ☆メルマガ2012年12月号↓お薦め前売り情報に掲載!
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1201000034.html
   劇団公式facebookページ↓での出演者紹介などが充実!
    http://www.facebook.com/sample.org
   2010年度に岸田國士戯曲賞を受賞し、俳優としてもご活躍の松井周さんと、
   私が初めて出会った作品です。初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0518231128.html
   2006年の「しのぶの観劇ベストテン」と「小劇場ベスト3」↓にランクイン。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/1226112244.html
   ※大人向けです。刺激が強いので苦手な方もいらっしゃるかも。


《5》渡辺源四郎商店『みなぎる血潮はらっせらー』
  01/26-27富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
  ☆出演:畑澤聖悟、三上晴佳、柿崎彩香
   脚本・演出:畑澤聖悟
   一般3,000円、学生2000円、高校生以下500円
   ※未就学児童の入場不可。
    http://www.nabegen.com/
    http://www.kirari-fujimi.com/program/view/179
   畑澤聖悟さんが作・演出・出演もされる家庭劇。
   2009年の青森での初演以来、香川、福岡などで上演されており、
   全国制覇を目指しているそうです。今回は埼玉公演。
    http://blog.livedoor.jp/usagian123/archives/52405118.html


★《6》モジョ ミキボー上演委員会『モジョ ミキボー(再演)』
 01/30-02/11 OFF OFFシアター
 ≪東京、大阪、福島、北海道≫
  ☆出演:浅野雅博、石橋徹郎
   脚本:オーウェン・マカファーティ 翻訳:平川大作 演出:鵜山仁
   3,500円 未就学児童の入場不可。
    http://ameblo.jp/mojo-mickybo/
   ☆メルマガ2012年12月号↓お薦め前売り情報に掲載!
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1201000034.html
   文学座の俳優2人が企画・制作・出演した2人芝居。初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0505113724.html
   翻訳の平川大作さんが小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞されました。
   「2人で17役!『モジョ ミキボー』」(演劇キック・初演記事)↓
    http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51442129.html
   とても小さな劇場での12日間公演です。チケット確保はお早めに!


≪ミュージカル≫

 ○株式会社光化門恋歌『ミュージカル「光化門恋歌」』
  01/01-26明治座
  ≪大阪、東京≫
  ☆出演:韓国ミュージカル俳優、K-POPアーティストなど
   S席16,000円 A席12,000円
    http://www.k-koiuta.jp/
   韓国で製作されたオリジナルのミュージカルです。
   韓国の演劇事情に詳しいライターさんがお薦めされていました!
   韓流スター目当てでも、作品目当てでも満足できそうです。


 ○東宝『ミュージカル・ロマンス「ダディ・ロング・レッグズ
   ~足ながおじさんより~(再演)」
  01/05-09シアタークリエ
  ☆出演:井上芳雄、坂本真綾
   音楽・作詞:ポール・ゴードン 原作:ジーン・ウェブスター
   翻訳・訳詞:今井麻緒子 脚本・演出:ジョン・ケアード
   9,000円
    http://www.tohostage.com/ashinaga/
   昨年の初演が大好評で、急きょ再演されることに。
   井上芳雄さんはこまつ座&ホリプロ公演『組曲虐殺』のツアー中!
   東京公演と福岡公演の間に出演されます。俳優ってすごい。


★○ホリプロ『ミュージカル「100万回生きたねこ」』
  01/08-27東京芸術劇場プレイハウス
  ≪東京、大阪、福岡、広島≫
  ☆出演:森山未來 満島ひかり 田口浩正 今井朋彦 石井正則 
    大貫勇輔 銀粉蝶 藤木孝 水野栄治 柳本雅寛 江戸川卍丸 
    皆川まゆむ 森下真樹 清家悠圭 鈴木美奈子 三東瑠璃
   原作:佐野洋子(『100万回生きたねこ』[講談社刊])
   演出・振付・美術:インバル・ピント、アブシャロム・ポラック
   脚本:糸井幸之介、戌井昭人、中屋敷法仁(50音順)
   音楽:ロケット・マツ、阿部海太郎 
   S席10,500円 サイドシート8,400円 
   高校生割引、25歳以下・65歳以上割引あり
    http://hpot.jp/100man_cat/
    http://www.geigeki.jp/performance/theater007/
   森山未來さん、満島ひかりさん主演で名作絵本をミュージカル化。
   昨年秋のリーディング発表会↓もありましたし、3人の劇作家による
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0903213858.html
   脚本はさらに面白くなっていることと思います。
   イスラエルを拠点に活動する有名なダンス・カンパニー↓のメンバーが
    http://setagaya-pt.jp/theater_info/2012/11/_with.html
   演出・振付・美術を手掛けます。これはかなり期待できそう!
   製作発表会↓(シアターガイド)
    http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2012/08/16_02.php
   主演2人のインタビュー、動画↓(イープラス)
    http://etheatrix01.eplus2.jp/article/286581260.html
    http://www.youtube.com/watch?v=izuzaXdgAsw


 ○ぴあ『韓国ミュージカル「ウェルテルの恋」』
  01/11-26赤坂ACTシアター
  ☆出演:韓国ミュージカル俳優
   原作:ゲーテ「若きウェルテルの悩み」
   9,800円
   ※カーテンコールの写真撮影可!日本ではすっごく珍しいです!
    http://wakaki-w.jp/
   主役はキム・ダヒョンさんとチョン・ドンソクさんのWキャスト。
   お2人のインタビュー記事↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1122160001.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/1106154140.html
   お2人の対談の動画↓ う、美しい…!
    http://www.youtube.com/watch?v=fyVRia-R8lw&afid=600
   『光化門恋歌』と同様の韓国創作ミュージカルですが、
   チケット代がかなり良心的です。私は両バージョン観に行きます♪
   ぴあ「韓国“舞台”エンタメの底力」↓
    http://t2.pia.jp/feature/hanryu_stage/index.html
   韓国公演を拝見し、ダヒョンさんの細やかな演技に魅せられ、
   YouTubeで関連動画を何度も見るほどハマってしまいました(笑)。
   演劇ファンの方々にもぜひ彼の演技をご覧いただきたいです。
   ダヒョンさん韓国公式ファンクラブ↓
    http://cafe.daum.net/flowerdahyun
   ドンソクさんは歌唱力に定評あり。年末にシアタークリエ5周年記念
   コンサートに出演され、日本デビューを飾りました。
   ドンソクさん日本公式サイト:http://jeon-dongsuk.jp/
   ドンソクさん日本公式ツイッター:https://twitter.com/jeondongsuk_jp
   韓国在住のライターさいきいずみさんの「韓劇日誌」に
   『「ウェルテルの恋」公演直前!ベルテル予習ガイド!」』↓あり!
    http://kangeki-diary.blogspot.kr/2012/12/blog-post.html
   さいきさんはダヒョンさん版をオススメされていますね~。


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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.天使館『ハヤサスラヒメ(速佐須良姫)』
  11/29-12/02世田谷パブリックシアター
  ☆笠井叡さんと麿赤兒さんが存在するだけで、男女、明暗、有無などの
   二項対立や宇宙の理(ことわり)が、あらわされているようでした。
   唯一無二といえる2つの世界がぶつかり、反発し合いながら共存。
   自らピエロになって笑いを生み出すのは究極の優しさであり、
   永遠の子供らしさだと思いました。終盤は涙が流れっぱなし。
    http://www.kaibunsha.net/archives/201207hayasasura.html

2.東京芸術劇場『ポリグラフ 嘘発見器』
  12/12-28東京芸術劇場
  ≪東京、長野、宮城、大阪≫
  ☆ルパージュ戯曲の吹越マジック!見どころばかりがギュっと
   凝縮された約一時間半。映像と影のコンビネーションに魅せられ、
   三人の俳優の緻密な演技にも大満足。音楽、音響も洗練。
   演出家、吹越満さんを追いかけていきたいと思いました。
   東京公演は終了。ツアーあり!
    http://www.geigeki.jp/performance/theater009/

3.バナナ学園純情乙女組 -THE FINAL-
  『バナナ学園大大大大大卒業式~サヨナラ(ハート)バナナ~』
  12/28-31王子小劇場
  ☆劇団解散公演はこれまでの集大成といえる構成で、完成度の高い
   パフォーマンスを見せてくれました。美しさに涙しました。
   赤の他人からの暴力的な愛を、文字通り全身で受けとめるなんて、
   バナナ学園でしか体験できません。ありがとうございました!
    http://banagaku.xxxxxxxx.jp

  その他はSIS Company『TOPDOG/UNDERDOG』(←ツアー中です!)、
  Bunkamura/キューブ「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹
  ~[KERAバージョン]」など(順不同)。

 ※メルマガ2012年12月号でベスト3の発表をお休みしたところ、
  発表して欲しかったというメールを頂戴しました。ありがとうございます。
  12月も観劇本数は多くなかったのですが、発表させていただきました。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2012年12月(観劇数12作品)は残念ながら発行せず。


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 ◆4 【編集後記】
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 ◎昨年は病気をしたり、仕事が変わったりして観劇本数が減り、
  レビューを書く時間もなくなりました。全く想定していなかった事態で、
  どうやったら以前のペースに戻れるのか、まだ検討がついていません。
  メルマガだけでも継続していきたいと思っています。


 ◎こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を願い署名活動中です。
   有志の会の公式ブログ↓で、署名用紙ダウンロード可能。
    http://kodomonosiro.blog.fc2.com/
   WEB署名もできます⇒ http://www.change.org/kodomo-aogeki
   1/6(日)13:30~14:30に、こどもの城の前で街頭署名↓を実施します。
    http://kodomonosiro.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
   1/31に署名数の集約をしますので、どうぞご協力をお願いします!


 ◎「CoRich舞台芸術アワード!2012」投票受付中!
   http://stage.corich.jp/award/2012/index.php
  既に投票した人も多数いらっしゃいます。みんな違って面白いな~。
   http://stage.corich.jp/award/2012/list.php


 ◎facebookページ↓でブログ更新を報告しますので、よろしければ
   http://www.facebook.com/shinobureview
  「いいね!」をクリックしてニュースフィードに混ぜてください♪


 ◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
  オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい!
  「しのぶの演劇レビュー」に情報掲載をご希望の方は、
  お問い合わせフォーム↓からどうぞ。
   http://www.shinobu-review.jp/contact/
  ※必ず掲載するわけではありません。ご了承ください。


 ◎おすすめ舞台中継 on TV(おすすめがある時だけ掲載)

  【WOWOW ライブ】1月1日(火・祝)午後3:00~
   パルコ『三谷文楽「其礼成心中」』
   出演:竹本千歳大夫 豊竹呂勢大夫 他
   作・演出:三谷幸喜
    http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/102020/

  【NHK-Eテレ】1月3日(木)午後2:00~午後4:55
   松竹『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
   原作:有吉佐和子 演出:齋藤雅文
   出演:坂東玉三郎 檀れい ほか
    http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20130103-33-13695

  【NHK-BSプレミアム】1月8日(火)23:45~01:45
   二兎社『こんばんは、父さん』
   脚本・演出:永井愛
   出演:平幹二朗 佐々木蔵之介 他
    http://nitosha.net/

  【NHK-BSプレミアム】1月22日(火)23:45~02:15
   Dステ『クールの誕生』
   出演:D-BOYS、ほか
   脚本:鈴木聡 演出:山田和也
    http://www.dstage.jp/cool/ レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0907145153.html


 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2012年12月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
  ・「汚れた心」←ブラジル日系移民の歴史的事実。
    http://www.kegaretakokoro.com/
  ・「臨場 劇場版」←殺人サスペンス&人間ドラマ。
    http://www.rinjo-movie.jp/
  ・「孤独な惑星」←撮影、編集、物語にも工夫がある恋愛映画。好き。
    http://kodokuna-wakusei.com/
  ・「毎日がアルツハイマー」←認知症について具体的な知識が得られました。
    http://maiaru.com/
  ・「るろうに剣心」←早回しの殺陣シーンに迫力あり。
    http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html


 ◎【厳選シアター情報誌Choice!】TOPページ右下の“ちょいナビ”にて、
   http://www.next-choice.com/
  “しのぶの演劇レビュー”をご紹介いただいています!


 ◎ツイッターやってます!フォロワー4000人超えに感謝♪
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  観劇感想の速報もたまにつぶやきます。
  震災・原発事故関連の公式リツイートが多いです。
  2012年に最も多くつぶやいた単語は「選挙」でした(涙)。


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
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