『劇作家女子会!』は黒川陽子さん、坂本鈴さん、オノマリコさん、モスクワカヌさんという4人の女性劇作家が立ちあげた企画で、劇団時間堂との合同公演です。⇒公式ブログ
「死んだあとに戯曲が残る、そういう人にわたしはなりたい」という野望を叶えようと立ち上がった、若い劇作家たちの行動力によって私も動かされ、6月14日(金)19:30の回終演後のポスト・パフォーマンス・トークにゲスト出演させていただくことになりました。
⇒お嬢様たちから素敵紹介文を頂戴しました。トークでは鬼先輩になって差し上げますわ♪(嘘)
残念ながらモスクワカヌさんの作品は拝見したことがないのですが、他のお三方については1~2作品ほどご縁があって拝見してまして、どれも面白かったんです。黒川さんは第13回劇作家協会新人戯曲賞受賞作『ハルメリ』が有名ですよね。6劇団によるバトル形式の企画では黒川さんと坂本さんがそれぞれに賞を受賞。オノマリコさんの『解体されゆくアンントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』は、青春の終わりと校舎への郷愁を透明感のある会話で切なく描きながら、少女ならではの残虐性や女性性そのものを冷静に見つめる視点も持った、切れ味鋭い作品でした。
今回は4人それぞれの短編4本立てです。演出は時間堂の黒澤世莉さん。王子小劇場は使い慣れてらっしゃるでしょうから、期待できるのではと思います。
●劇作家女子会×時間堂presents『劇作家女子会!』⇒公式サイト
会場:王子小劇場
公演期間:2013/6/13(木) ~6/16(日) 全6ステージ
チケット(全席自由・日時指定):一般2,400円 学生2,000円 高校生以下1,000円
⇒CoRich舞台芸術!でカンタン予約!