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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2013年12月02日

Studio Life『LILIES』11/20-12/08シアターサンモール

 劇団スタジオライフの代表作の1つである最新版の『LILIES(リリーズ)』。公演中盤にようやく拝見できました。4年ぶり、4度めの再演です。⇒2009年の記者発表写真レポート ⇒製作発表レポート ⇒ゲネプロ・レポート

 Erigone(エリゴーヌ)チームを拝見。Erigoneはヴァリエ役が藤森陽太さんと久保優二さんのダブルキャストで、私が拝見した回は藤森陽太さんでした。上演時間は約2時間25分休憩なし。

 予想よりはるかに良かったです!美術、照明、衣装などとともに演出も刷新されて、驚くほど進化していました。今、スタジオライフ以外にこの戯曲をこれほど完成度高く上演できる団体はないんじゃないかと思います。出演者が男性のみで、女性役も男性が演じることに、とても意味がある作品なので。戯曲の持つ魅力が十二分にあらわされていました。とてもおすすめです。

 ⇒CoRich舞台芸術!『LILIES
 レビューは記録のみ。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 1952年、カナダ郊外の刑務所。
 囚人たちの告解を聞くために訪れたビロドー老司教は突然、看守や囚人たちに監禁される。
 そして、彼の目の前で囚人シモンの計画による囚人たちの手の込んだ芝居が始まる。
 そこには40年前の自分の姿があった。
 奔放な少年シモンと惹かれ合うヴァリエ。そんなふたりに嫉妬心を抱くビロドー。
 修道院で出会った少年たちに何があったのか、封印された過去の悲劇がよみがえる・・・。
 ≪ここまで≫

"Les Feluettes ou la Repetition d'un Drame Romantique 「繊細な人たち、或いは、ロマンティック・ドラマの復権」" by Michel Marc Bouchard
出演(Erigoneチーム)シモン:仲原裕之 ヴァリエ:藤森陽太 ビロドー:宇佐見輝 ティリー伯爵夫人:青木隆敏 マドモアゼル・リディアンヌ:堀川剛史 聖ミシェル神父:藤波瞬平 生徒:田中俊裕 ユー男爵:原田洋二郎 ユー男爵夫人:浅川拓也 老シモン/ティモシー:倉本徹 ビロドー司教:藤原啓児
脚本:ミシェル・マルク・ブシャール 上演台本・演出:倉田淳 舞台監督:本田和男(ニケステージワークス) 舞台美術デザイン:乗峯雅寛 舞台美術アシスタント:鈴木真央香 大道具:俳優座劇場 音響:竹下亮(Office my on) 照明:阪口美和 衣装:竹原典子 美粧・かつら:茂木美緒 杉浦なおこ エ藤聡美 翻訳協力:木佐栄一 演出助手:平河夏 宣伝美術:山下祐佳里(PARADOX) 宣伝写真:鏡田伸幸 制作:武内奈緒・揖斐圭子・宮崎千琴・上村幸穂・麻場優美・鈴木一徳 デスク:武井和美・武井啓子・稲田佳雄 宣伝協力PR/共同PR株式会社 プロデューサー/河内喜一朗
(全席指定・税込)一般(前売・当日共)…5,600円 club LIFE会員(前売・当日共)…5,200円 学生料金(当日券のみ)…3,000円 ※要学生証、ご本人様のみ有効 平日マチネ割(11/27(水)13:00、12/4(水)13:00のみ) 一般(前売・当日共)…4,600円   club LIFE会員(前売・当日共)…4,200円
http://www.studio-life.com/stage/lilies2013/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2013年12月02日 23:38 | TrackBack (0)