『止まらない子供たちが轢かれてゆく』でせんだい短編戯曲賞の大賞を受賞された綾門優季さんの新作なので観に行きました。上演時間は約1時間10分。
無隣館若手自主綾門企画「天啓を浴びながら卒倒せよ」。多階層を行き来する演技をするには俳優の技術が低い。音楽、映像、照明含めやりたいこと、目指してることのレベルが高いから、届いてないという印象。若者の悩みを延々弱々しく吐露されるのは苦手。私は俳優重視なのでこんな感想かな〜。70分。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2014, 1月 16
⇒CoRich舞台芸術!『天啓を浴びながら卒倒せよ』
≪あらすじ・作品紹介≫ 公式サイトより
『止まらない子供たちが轢かれてゆく』は、小学校のときに巻き込まれた学級崩壊の体験を、わりとそのまま注ぎ込みました。これ以降、日常生活の実感をそのまま注ぎ込む、ということに興味をそそられています。
いま、僕の世代でいちばん切実な問題は、SNS疲れ、と断言できます。twitterのフォロワー数やfacebookにアップする楽しそうな写真やLINEの返答の速さで、人間の価値が決まるわけではありません。僕は僕の周りにみえる邪悪な触手を、ぶっちぎって走りぬきたい。綾門優季
≪ここまで≫
*この作品には、光源の明滅など、視覚的に強い映像表現が含まれます。
出演:黒木絵美花(無隣館)、坂倉夏奈(無隣館)、田中孝史(無隣館)、横地梢(無隣館)、むらさきしゅう
脚本・演出:綾門優季(無隣館) 照明:井坂浩(青年団) 映像:工藤尚輝 美術:辻本直樹(Nichecraft) 音響:櫻内憧海(お布団) 音響協力:藤田卓仙 舞台監督:清野草太(無隣館) ドラマトゥルク:朝比奈竜生(無隣館) 演出助手:恩田學 宣伝美術:横地梢(無隣館) 宣伝写真:大橋絵莉花 制作:赤刎千久子(無隣館)、垣谷文夫(無隣館) 制作補佐:鉄炮塚亜希 総合プロデューサー:平田オリザ
【発売日】2013/11/23 前売・当日2000円
http://s.seinendan.org/link/2013/10/3211
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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