ダンサーの原田ゆうさんが作・演出される演劇公演を観に伺いました。昨年12月に上演されたばかりの『浮いていく背中に』の再演です。
戯曲は小説として読んでも十分に面白い作品だと思いました。ただ、演劇作品としては物足りなかったです。朗読劇でも良かったんじゃないかな~。
原田さんが第18回劇作家協会新人戯曲賞を受賞された『見上げる魚と目が合うか?』をロビーで購入(500円)。
⇒CoRich舞台芸術!『浮いていく背中に』
レビューはほぼ記録のみ。
≪あらすじ≫ 公式サイトより
「バックじいちゃん」と呼ばれていた老人がいた。その老人は何年もの間、毎朝欠かさずに中学校前の長い通りをゆっくりとバックして歩いていた。「バックじいちゃん」がいなくなってしばらく経った頃、同じようにバック歩行する男が現れる。男に誘われ一緒にバック歩行をする女、さらにまた別の女が二人に加わり、奇妙なバック歩行コミュニティが生まれる。
それぞれの生活とバック歩行が交錯する、わずかに進んでいく物語。
≪ここまで≫
ここからネタバレします。
「3Pしたのが許せなくて妻(渡邉亜希子)に離婚を突きつけた夫」のエピソードは可笑しかったな~。「3Pしたのは10年前で、夫とは5年前に出会って3年前からつき合って、結婚して1年なのに」ね。男性のことがよくわかりますね(笑)。
出演:大石丈太郎、小泉芽由紀、渡邉亜希子
脚本・演出:原田ゆう 照明|松本永 音響|山口紘 舞台監督|湯山千景 宣伝美術|岡部正裕(voids) 制作|植松侑子
【発売日】2014/02/01 前売2,500円、当日3,000円(全席自由) 初日割(4/4 19:30の回)前売2,000円、当日2,500円
https://sites.google.com/site/haradyna20/next
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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