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2015年02月28日

【お知らせ】2015年3月のメルマガをお休みします

 2015年2月に続き、メルマガの発行をお休みさせていただきます。3月の観劇スケジュールは更新いたしました。ご参考になれば嬉しく思います。

 昨年秋からひとつずつ、課題が片付いて行っております。お約束はできないのですが、早ければ4月号から復帰できるかな…ともくろんでおります。

Posted by shinobu at 21:46 | TrackBack

2015年02月27日

趣向『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』02/26-03/01シアタートラム

 劇作家のオノマリコさんの演劇ユニット「趣向」がシアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.7に選出されました。オノマさんの戯曲『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』は2011年に黒澤世莉さんの演出で初演されましたが、今回の演出は文学座の稲葉賀恵さんです。

 松岡泉さんの舞台美術が非常に雄弁で素晴らしく、女優さんたちも初々しい女子大生を好演。
 ※レビューは2015/08/18にアップしました。

 ⇒趣向ブログ『「奇跡の年」「Q体」感想など
 ⇒CoRich舞台芸術!『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話

 初演は何もないブラックボックスの抽象舞台で衣裳も白に統一されていましたが、今作では個性をわかりやすく示すカラフルな衣裳とヘアメイクで、物語も「特定の大学で起こった話」であることがよく伝わってきました。初演は「いつか、どこかでのお話」として普遍性のあるものでした。

 今作ではなぜか途中で集中力が途切れて眠くなってしまいました…どうしてだったのかなぁと終演後に考えたのですが、たぶん一つひとつのセリフについて細かく意味づけをして、全てについて漏れなく緻密に演じたせいではないかと。言葉のリズムだけで場面を成立させたり、物語に緩急をつけるために会話のスピードを上げたり、言葉の意味に注力する以外の方向の演出が、もっとあって良かったんじゃないかと思いました。

シアタートラム ネクスト・ジェネレーション vol.7
出演:清水葉月、藤井咲有里、稲継美保、深谷美歩、前東美菜子、朝比奈かず、増岡裕子、窪田優、上田桃子
作:オノマリコ
演出:稲葉賀恵
美術:松岡泉
照明:松本公亮
音響:鈴木三枝子
衣装:富永美夏
ヘアメークプランナー:古屋ゆり子 高田将樹(チームSABFA/SHISEIDO)
舞台監督:小野哲史
照明操作:高円敦美
大道具制作:C-COM
稽古場付:和田華子
舞台写真:牧野智晃
ワークショップ協力:田中圭介
制作(世田谷パブリックシアター ):大下玲美、宇都宮萌、大木良美
主催:公益財団法人せたがや文化財団
企画制作:趣向/世田谷パブリックシアター
一般2,800円・ベンチシート2,800円
高校生以下 1,400円
U24 1,400円
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2015/02/post_386.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 23:28 | TrackBack

2015年02月23日

【オーディション】劇団Studio Life「劇団員オーディション(男性のみ)」4/6〆切(郵送のみ)

 男優ばかりの劇団スタジオライフより、「創立30周年記念オーディション」のご案内をいただきました。概要は第一次募集と同じですので、こちらもご覧ください。
 資格は「18歳~25歳までの容姿端麗で健康な男子。(自薦・他薦は問いません)」。以下は劇団よりいただいた情報です。

 募集締切:2015年4月6日必着
 選考方法:
  第1次 書類選考後返信封筒にて連絡。(4月上旬頃)
  第2次 面接・実技 4月18日(土)
  第3次 実技・歌唱 4月19日(日)

【劇団Studio Life 創立30周年記念オーディション開催のお知らせ】

劇団Studio Lifeが劇団創立30年を記念し、劇団の未来を担う新しい才能との出会いを求めて第14期新人オーディションー第二次募集ーを開催します。近年の公演では積極的に若手を起用し、若手育成にも力を入れています。舞台というフィールドで輝きながらいろいろな分野で幅広く活躍できる、芯の強い容姿端麗な男子を求めています。

■募集締切:
2015年4月6日(月)必着

■資格:
18歳~25歳までの容姿端麗で健康な男子。(自薦・他薦は問いません)

■応募方法:
歴書(身長、体重、3サイズを明記)
写真2枚(全身、顔アップ各1枚=3ヶ月以内に撮影したもの)
82円切手を貼った返信用封筒(返信先を明記のこと)を同封のこと。

■選考方法:
第1次 書類選考後返信封筒にて連絡。(4月上旬頃)
第2次 面接・実技 4月18日(土)
第3次 実技・歌唱 4月19日(日)

■劇団紹介:
1985年結成。1987年から、男優が女性役も演じるという手法をとり、現在は男優40 名、女性演出家・倉田淳1 名のみで構成されている演劇集団。その耽美な世界観と、演出家 倉田淳の独創的な脚色力と美しく繊細な舞台演出が話題を呼び、20代~40代の女性を中心に圧倒的な支持を得ている。劇団の代表作に1996年萩尾望都原作の『トーマの心臓』がある。オリジナル作品上演から、文学性の高い小説や名作漫画の物語性を深く追求。傑作と呼ばれる小説やコミックを次々と舞台化している。近年はロンドン最新演出『レ・ミゼラブル』の映像・美術を担当したマット・キンリー、『翼をください』などを作曲した作曲家の村井邦彦など、一流アーティストをスタッフに迎えて重厚な舞台作りを行っている。1999年より「語り」を主体とした影絵劇を構成し小学校巡回公演を行い、2014 年度より高校演劇も始動し、Theater education にも力を注いでいる。

■備考:
オーディション合格者は1年間の研修後、スタジオライフに所属出来ます。
審査料無料。入団費無料。団費3000円/月。
バレエ、ジャズダンスレッスン、ワークショップが無料で行なわれています。

■お問合せ:
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-6-5 高円寺サマリアマンション204
劇団スタジオライフ 新人募集係 TEL 03-5929-7039(平日12:00~18:00)

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 16:49 | TrackBack

2015年02月21日

まつもと市民芸術館・TCアルププロジェクト『ユビュ王』02/18-22まつもと市民芸術館・小ホール

 串田和美さんが芸術監督をつとめる長野県のまつもと市民・芸術館で、串田さんの監修のもと、小川絵梨子さんが滞在製作を行われました。出演するのは同劇場の俳優集団であるTCアルプの方々と、小川さんと首都圏で舞台を作ってきた俳優です。上演時間は失念。2時間以内だったと思います。※下記写真のポスターによると1時間50分休憩なしですね。

 小川さんと言えば名作戯曲を丁寧にデッサンするように演出するストレート・プレイの名手という印象がありますが、今回はまず原作の中から上演する部分を選び出し、俳優とともに舞台作品にしていく手法を取られました。ジャリ作『ユビュ王』は1896年パリ初演で、さまざまな続編がある大長編だそうです。

 ⇒CoRich舞台芸術!『ユビュ王
 
 【写真↓劇場に入るとポスターがお出迎え】
20150218_ubu-roi_kanbanS.jpg

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 ユビュ親父はユビュおっ母にそそのかされ、軍の大尉とともにポーランド王を暗殺して、まんまと自らが王位に就く。     
 王になったユビュ親父は、ユビュおっ母の忠告に耳を貸さず、私腹を肥やそうとやりたい放題の限りをつくし、腹心の大尉さえも裏切る。
 そんな中、殺されたポーランド王の息子である王子はユビュ親父への復讐に燃え、一方ではユビュ親父に裏切られた大尉が王子のいとこであるロシア皇帝の元へ逃げ・・・
 ≪ここまで≫

 軽快だけれどもの悲しさも含んだ選曲、自由度が高い(のであろう)演技のコンビネーション、観客と積極的に交わる奔放さなど、幕開けで串田和美カラーをドスンと受け取ったのですが、小川さんらしい徹底的なきめ細やかさ、俳優同士の行き届いたコミュニケーション、そして戯曲(原作)への誠実さは健在でした。

 挑戦的な抽象美術(二村周作)による実験的な作風であるものの、丁寧に作り込んだ球体のように、ある意味、きれいに整った作品だと受け取りました。『ユビュ王』がこんなにも『マクベス』になるとは予想外!(もちろん結末は全く異なりますが)

 最後の最後には、「あぁ、私もこのように、死ぬんだろうな」と、心のざわつきを抑えられないまま諦念に至ったような、腹の底に深く落ちるような感覚があり、誰もいない舞台を見つめてしばらく静かに座っていました。たぶん、物語も、作品も、人生も、途中のまま、放り出されたのだと思います。

 TCアルプの俳優さんたちは田中麻衣子さん演出『罪と罰』に続き、今回もまた素晴らしかったです。小川さんと幾度もお仕事をされている関東の俳優さんとの差(上手・下手ではなく、単純に“違う”という意味の差)が全く出ていませんでした。このプロジェクトは松本で継続されるようなので、できれば見届けていきたいです。

 あと、もぎりとクロークのお姉さんたちが素敵でした!キラリ☆ふじみみたい!

 【写真↓劇場外観。18時半ごろです。】
20150218_ubu-roi_gekijyoS.jpg

 ここからネタバレします。

 三方から客席が囲む抽象舞台でした。客席と俳優との距離が近いです。舞台中央に何らかの物体が集められており、その上に黒い幕が被さっています。「くそったれ!」と叫んだユビュ親父(中原和宏)がその黒い幕をひっぺがすと、中から出てきたのは真っ赤な三角すい達。迷彩服のような同じデザインの衣装を着た俳優の男女らが、三角形の板がつらなってできた立体を並べたり、重ねたりして、色んな形を作り出していきます。三角形の面に穴が開いているものも多く、三角すいの尖った先端をその穴に刺し入れたり、俳優が頭を突っ込んだりするので、赤い色の激しさも相まって、いかがわしくて不穏な空気が常にありました。

 ユビュ親父役をはじめ役の演じ手は固定しておらず、特にユビュおっ母に関しては次々と異なる俳優が演じていきます。予言めいたことを言うのはまるでコロスのよう。ユビュ親父役は中原さん、寺十吾さん、斉藤直樹さんの順に交代するように演じていき、斉藤さんの次は寺十さんに戻って、最後には最初に演じていた中原さんに戻るという3人体制でした。生まれて、旅して、また生まれた頃に戻るというサイクルが見えて、人生を描いた劇であるように感じました。

 ユビュおっ母にそそのかされて王を殺害して王位についたユビュ親父は、最初の内はユビュおっ母や仲間の大尉の助言にしたがって国庫の金を国民に配布しますが、すぐに金への執着にとりつかれて、貴族や役人を皆殺しにして財産を没収していきます。大尉を牢に入れて耳を切り取り、彼の赤い血が付着したユビュ親父(寺十吾)の手には、前段の場面で天井から撒き散らされていた金吹雪もまとわりついていました。「あぁ、人を狂わすのは血と金だ」と、ストンと腑に落ちました。

 ユビュ親父(寺十)の暴政に対して反乱の火の手があがるまでが、たったの5日間。マクベスは最後まで戦いましたが、ユビュ親父(斉藤直樹)は自ら軍隊を率いて出征はしたももの、戦地からトンズラし、なんと逃げおおせてしまいます。そしてユビュ親父(中原)が新しい家来とともに船に乗って、意気揚々と冒険の航海へと出る場面で終幕しました。…なんとも傍若無人な(笑)。

 戦闘の場面では俳優が水や小麦粉を掛け合い、小さなスポンジなども投げられて、顔も衣装もどんどんと汚れていきました(最前列の観客には防御用の透明ビニールが配布されていました)。最終的に床は水と粉だらけ。冒頭の場面でユビュ親父(中原)が箒(ほうき)で掃いて床にこびりつかせたチョークの粉(?)も、金吹雪も紙吹雪も、スポンジも、散乱しています。2度のカーテンコールが終わった後、ただただ、汚れきった舞台が目の前に残されました。人間はこんな風に何もかも散らかしっぱなしで、後片付けなんて全くせず、死ぬんだろう、私自身も、ただ生きっぱなして、この世から勝手に消え去るのだろうと思いました。

≪長野県松本、長野県上田≫
出演:寺十吾、中原和宏、斉藤直樹、芦田昌太郎、小野健太郎、保科由里子、近藤隼、佐藤卓、細川貴司、下地尚子
原作:A.ジャリ 上演台本・演出:小川絵梨子 監修:串田和美 美術:二村周作 照明:松本大介 音響:徳久礼子(KAAT神奈川芸術劇場) 衣裳:大島広子 演出助手:長町多寿子 舞台監督:向窪誠(まつもと市民芸術館) 広報:安江正之 票券:宮澤美穂 制作助手:岩本江美 制作:田中美樹 プロデューサー:小川知子 支配人:中澤孝 芸術監督:串田和美
(全席自由・税込)
[前売]一般3,800円 大学生以下2,500円 ※要学生証
[当日券]一般4,000円 大学生以下2,700円 ※要学生証提示
http://www.mpac.jp/event/drama/9511.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 17:49 | TrackBack

【オーディション】劇団印象-indian elephant-「『グローバル・ベイビー・ファクトリー2』出演者および演出助手オーディション」※03/20〆切(メールのみ)

 鈴木アツトさんが作・演出・主宰される劇団印象-indian elephant-の新作お芝居「グローバル・ベイビー・ファクトリー2」の出演者(および演出助手)の募集情報です。劇団より情報提供していただきました。

 「グローバル・ベイビー・ファクトリー2」の前編である「グローバル・ベイビー・ファクトリー」は第18回劇作家協会新人戯曲賞最終候補作で、CoRich舞台芸術まつり!2014春の最終選考作品でもあります。審査員のクチコミ評がこちらでお読みいただけます。私個人のレビューとしても拙サイトに投稿しました。

 ■劇団印象-indian elephant-『グローバル・ベイビー・ファクトリー2』オーディション
  公演時期:2015年8月
  劇場:調布市せんがわ劇場
  募集対象:出演者および演出助手

 【オーディション日程】
  3月26日(木)/予備日:3月25日(水)

 【参加費】1000円(ワークショップ受講料・テキスト代・会場費)
 【参加資格】心身ともに健康な方。劇団印象-indian elephant-観劇の有無は問いません。
 【申し込み締切】2015年3月20日(日)24時(応募者多数の場合、書類選考あり。)

■「グローバル・ベイビー・ファクトリー2」公演オーディション!

劇団印象-indian elephant-は、2015年8月、調布市せんがわ劇場にて、
代理出産ビジネスを題材にした、作品の第2弾、
「グローバル・ベイビー・ファクトリー2」を上演します。
今回、その出演者(および演出助手)を募集致します。

■オーディション日程■(以下のいずれか1コマにご参加ください。)
A・3月26日(木)13:00~17:00(予定)
B・3月26日(木)17:00~22:00(予定)
C・3月25日(水)17:00~22:00(予定)予備日
基本的には、AかBのどちらかでご応募ください。
Cは、応募人数が多かった場合の予備日とします。

【参加費】 1000円(ワークショップ受講料・テキスト代・会場費)
【参加資格】 心身ともに健康な方。劇団印象-indian elephant-観劇の有無は問いません。
【申し込み締切】 2015年3月20日(日)24時(応募者多数の場合、書類選考をさせていただきます。)
【申し込み方法】
以下の項目を、info(アットマーク)inzou.comまでお送りください。

件名は「GBF2ワークショップ応募」でお願い致します。

・名前(ふりがな)
・生年月日/年齢/身長
・所属
・これまでの経歴/出演作品
・今までご覧になった劇団印象-indian elephant-作品があればそのタイトル
・応募動機(200字から400字程度)
・メールアドレス/携帯電話番号
・写真(上半身)
・AからCまでのうち、希望の時間帯(できれば第3希望まで)

※PDFファイルでお送りいただけると助かります。

■場所■
武蔵野市の公共施設(最寄り駅は、三鷹駅か吉祥寺駅)

《劇団印象-indian elephant-とは》
“印象”と書いて“いんぞう”と読む、劇団印象-indian elephant-は、劇作家・演出家の鈴木アツトを中心に2003年に設立。
「遊びは国境を越える」という信念の元、“遊び”から生まれるイマジネーションによって、言葉や文化の壁を越えて楽しめる作品を創作し、
観劇後、劇場を出た観客の生活や目に映る日常の景色の印象をガラッと変える舞台芸術の発信を目指している。

主な受賞歴
「グローバル・ベイビー・ファクトリー」で、第18回劇作家協会新人戯曲賞入選。
「青鬼」で若手演出家コンクール2012優秀賞と観客賞を受賞。

■お申し込み・お問い合わせ■

劇団印象-indian elephant-
http://www.inzou.com/
info(アットマーク)inzou.com

ご質問などお気軽にお問い合わせ下さい。


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 16:04 | TrackBack

2015年02月16日

風琴工房『penalty killing』02/12-18ザ・スズナリ

 ※この記録は2017/03/12に公開しました。

 ≪作品紹介≫ CoRich舞台芸術!より

■「penalty killing」は、(おそらく)演劇界初のアイスホッケーを題材にした演劇です

俳優・ダンサー交えた18人の男たちが、スズナリをアイスアリーナにして縦横無尽に駆け回ります。風琴工房らしからぬダイナミックな試合の表現と共に、風琴工房らしい細やかなドラマで、わたしたちが生きることの絶望と希望を描き出します。

■「penalty killing」は日光に実在するアイスホッケーチームをモデルにしています

モデルとなった日光アイスバックスは、日本で唯一のプロアイスホッケーチームです。何度も何度も廃部の危機を迎えながらも、地元のひとたちに愛され、危機を乗り越えてきました。高度成長からの経済破綻、長期不況、そういったなかで、経済はどのように人を幸福にすべきなのか、わたしたちはどのように生きて行けばいいのかを考え続けた座付き作家 詩森ろばが、アイスホッケーから世界を見つめ、人里離れた山奥に佇むアイスアリーナが実現している、地域コミュニティの可能性を描き出す、男だらけの風琴工房、最終作です。

出演:粟野史浩、森下亮、筒井俊作、浅倉洋介、大石憲、岡本篤、金丸慎太郎、金成均、久保雄司、後藤剛範、酒巻誉洋、佐野功、杉木隆幸、野田裕貴、三原一太、五十嵐結也、岡本陽介、草苅奨悟
【作・演出】詩森ろば
【舞台美術】杉山至+鴉屋
【音響】青木タクヘイ(STAGE OFFICE)
【照明】榊美香(有限会社アイズ)
【振付】加藤紗希(ビルヂング)
【振付助手】 香取直澄(ビルヂング)
【映像】浦島啓(colore)
【映像制作】吉田秀人
【特殊効果】huez&渋家
【舞台監督】小野八着(JET STREAM)
【演出助手】大野沙亜耶
【制作】一ツ橋美和(少年社中)
【企画製作】風琴工房
【後援】㈱栃木ユナイテッド(日光アイスバックス)
【助成】文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
【発売日】2015/12/20
一般前売 3800円
当日 4000円
障害 2000円
学生当日 2000円
平日はじめて割 3800円
未就学児童入場不可
http://windyharp.org/pk/

※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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2015年02月15日

【ワークショップ】ゴーチ・ブラザーズ「山中結莉ワークショップVOL.2(プロの俳優向け・5日間集中)」03/16-20都内スタジオ※2/28〆切(メールのみ)

 ゴーチ・ブラザーズがロンドン在住の俳優指導者の山中結莉(やまなか・ゆうり)さんによる、プロの俳優向けの5日間集中ワークショップを実施します(⇒facebookイベントページ)。大変好評だった昨年(⇒レポート ⇒告知エントリー)に続いて2度目の開催が実現し、私自身もすごく嬉しいです。

 前回のワークショップは、参加俳優全員が安心して、誰に対しても正直で居られる場で、自由度も密度も高く、充実の内容でした。俳優が自分で自分を守る方法も教えてくださいます。プロの俳優さんは本番とそのための稽古でお忙しいと思いますが、もし5日間、空けられるようなら、ぜひとも参加していただきたいです。家に持って帰ってすぐに役立てられる、具体的かつ実践的なワークショップだと思います。

 結莉さんは一般人向けのワークショップも実施されていて、私が参加した時のレポートもよかったらご覧ください。以下、主催者からいただいた情報を掲載します。

 ●ゴーチ・ブラザーズスタジオ
 <山中結莉ワークショップVOL.2『<内なる声 VOICE>を解き放つ---身体と表現』>
  日程:3月16日(月)~3月20日(金)
  対象:プロの俳優として活動している方
  募集人数:16名(応募者多数の場合は書類選考あり)
  参加費:40,000円(5日間通し)
  募集締切: 2月28日(土)必着

 ※結莉さんは2月23日 - 3月29日まで、日本でさまざまなワークショップを実施されます。ワークショップ参加、主催、共催にご興味のある方はアクセスしてみてください。

●ゴーチ・ブラザーズスタジオ
<山中結莉ワークショップVOL.2『<内なる声 VOICE>を解き放つ---身体と表現』>

 ロンドン在住の俳優指導者・山中結莉さんを講師に招き、今年もプロの俳優のための5日間集中ワークショップを開催いたします。
 英国最古のドラマスクールLAMDAの講師であり、日本では新国立劇場演劇研修所で「身体と演技」を担当された山中結莉さんのもと、俳優が俳優として身体、そして自分自身を見つめなおし、大切な道具を見つける濃密な5日間。どうぞ奮ってご参加ください。

<日程> 3月16日(月)~3月20日(金)
16日(月) 11:00~17:00
17日(火) 11:00~17:00
18日(水) 11:00~17:00
19日(木) 11:00~17:00
20日(金) 10:00~17:00
※上記は休憩時間を含みます。
※原則として5日間を通してのご参加をお願いします。また見学のご希望は承りかねます。

<会場>
都内スタジオ

<募集要項>
対象:プロの俳優として活動している方
募集人数:16名(応募者多数の場合は書類選考を行います。ご了承ください。)
参加費:40,000円(5日間通し)
募集締切: 2月28日(土)必着

<申込方法>
タイトルを『山中結莉ワークショップ参加希望』とし、E-MAIL にてお申込みください。
お名前( フリガナ)、ご所属、ご連絡先を明記の上、
①プロフィール( 顔写真付き・A4 サイズ)、
②「このワークショップに何を期待するか」 の短い文章を添付して、
【studio(アットマーク)gorch-brothers.jp】までお送りください。

※書類確認後、受講確認・詳細のご案内の返送もって、申込完了とさせていただきます。 
※応募書類は返却致しかねますので予めご了承ください。
※受講料については、申込確定後にご案内致します弊社指定の口座へのお振込をお願いいたします。

<お問い合わせ>
(有)ゴーチ・ブラザーズ 【担当】時田曜子
【住所】東京都世田谷区中町5-10-27 
【TEL】03-6809-7125(平日 10 時~18 時)【FAX】03-6809-8994 
【E-MAIL】studio(アットマーク)gorch-brothers.jp

<講師プロフィール>
 山中結莉(ゆうり) You-Ri Yamanaka (俳優、声優、演技/演劇教師、ムーブメント・ディレクター)
 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校演劇学部演出コースにて修士号を取得後、ロンドンにある英国最古の演劇学校LAMDA (London Academy of Music and Dramatic Art) を卒業。
 20年以上に渡り、英国・ヨーロッパ・日本で俳優、声優、演技/演劇教師、ムーブメント・ディレクターとして活動。現在はLAMDAでムーブメントのクラスを教える。日本では新国立劇場演劇研修所で「身体と演技」の講師を担当。近年は社会で抑圧されている人々に向けたワークショップ、東北での被災者向けワークショップや、仮設住宅に住む子ども向けのワークショップ、上智大学外国語学部での講習など、幅広い活動を展開している。ロンドン在住。
*LAMDAは近年ではベネディクト・カンバーバッチを輩出したことなどで有名。

「 < 内なる声 VOICE > を解き放つ --- 身体と表現 」
 俳優の仕事は、役の人生を己の全身全霊を使って、舞台の上、カメラの前で生きることだと思います。自分とは違う人生を送っている人間を、いかに真実に演じるか、それが演技の目指すところです。
では、どうしたら「真実」に演じることが出来るのでしょうか。
 人は五感、また第六感も使って外からの刺激を受け取ります。そして常に心と身体の中で「何か」が起きています。その「何か」は、感情、感覚、または言葉にはなりにくいものです。そしてそれらを外に出して表現するのは、言葉であることもあれば、身体の動き、表情、ニュアンスのときもあります。
 この「中で起きていること」と「具体的に外に出して表現すること」が真実に、シンプルに繋がったときに、人の心を打つ「真実」の演技が出来るのではないでしょうか。
 このワークショップでは「心・身体・声」がシンプルに真実に繋がることを目指して、様々な角度からエクササイズを行います。具体時な役作り、役に近づいていく方法も紹介します。またその過程で、日常 (社会生活)と非日常 (ワークショップ、稽古、公演) をしっかりと分けて、俳優として、人として、己を自立させながら仕事を続けていくためのポイントなども指導します。
 参加者には、1分から2分ほどのモノローグと、5分以内のダイアローグのシーンを持ってきていただき、最終日にはこのダイアローグを発表するシーンスタディも行います。(台詞を覚える必要は全くありません。逆に、覚えないでください。今までに演じたことのない、演じてみたい役を探してみてください。また、ダイアローグは、ワークショップが始まってからペアを組みますので、ご自分が探したものではなく、相手役の選んだシーンになることもあります。)
 ご興味のある方は、ぜひ一緒に < 内なる声 VOICE > を解き放つ探求をしましょう。

<お問い合わせ>
(有)ゴーチ・ブラザーズ 【担当】時田曜子
【住所】世田谷区中町5-10-27 【TEL】03-6809-7125(平日 10時~18 時) 【FAX】03-6809-8994

<Gorch Brothers Studio>
ゴーチ・ブラザーズでは、舞台芸術における国内外の才能同士が 出会う<場>を創出し、そこから未来への新しい<関係>が生まれることを目指し様々な企画をしていきます。


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 00:40 | TrackBack