藤田貴大さんが作・演出される人気集団マームとジプシーの新作をKAATで拝見。上演時間は約1時間40分。
『ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと----------』でも感じたことなんですが、今作も残念ながら、私には感傷的過ぎて合わなかったです。『小指の思い出』のように、藤田さんがご自身以外の劇作家が書いた戯曲を演出されることがあれば、また観たいと思います。
⇒CoRich舞台芸術!『ヒダリメノヒダ』
レビューは記録程度です。
≪あらすじ≫
田舎町の中学生の日常。視力が低い左目だけで景色を眺めると、ぼやけた視界に小さな女の子が映る。
≪ここまで≫
対面式の客席。私は入り口から向かって奥の方に座りました。
音楽が好きだったり、詳しかったりする人には、より楽しめる作風なのかなと思いました。
ここからネタバレします。
俳優が10代前半の思春期の子供たちを演じていることに、少々疑問を感じました。たとえば女優さんが着ていたふんわりした可愛らしさのある衣装に、かまととぶっている印象を受けました。実年齢より若い役だから当然といえば当然かもしれませんが、底力のある俳優が幼い「振り」をするのは、個人的にはもったいない気がします。
出演:石井亮介、尾野島慎太朗、川崎ゆり子、中島広隆、波佐谷聡、吉田聡子
[ゲスト]Kan Sano(ピアニスト)←私が観た回 スズキタカユキ(ファッションデザイナー) ホンマタカシ(写真家) 山本達久(ドラマー)
脚本・演出:藤田貴大 衣装:スズキタカユキ(suzuki takayuki) 舞台監督:森山香緒梨 音響:角田里枝 映像:召田実子 照明:富山貴之 チラシデザイン:吉田聡子 制作:林香菜 助成:公益財団法人セゾン文化財団 提携:KAAT神奈川芸術劇場 主催:合同会社マームとジプシー
【休演日】4月6日(月)【発売日】2015/03/01 前売:3,500円 当日:4,000円 ※日時指定・全席自由・整理番号付き
http://mum-gypsy.com/events/hidari
http://mum-gypsy.com/news/2395
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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