2015/06/06 (土)に鑑賞し、レビューは2017/12/28に公開。
⇒CoRich舞台芸術!『TABU タブー』
約2時間、休憩なし。弁護士役の橋爪功さんの軽妙な話術に導かれ、推理サスペンス、法廷劇として楽しんで観劇。複数役を演じる俳優の作り込みも良い。でも結末に辿り着いた時、自分は何も受け取れなかった…と思った。面白いと思って観るだけの話(小説)じゃなかった。貴族で弁護士で小説家でもある、原作のシーラッハさんのトークも拝聴。
ここからネタバレします。
ゼバスチャンの父の自殺、資料館の十字架などの意味がわからないままだった。シーラッハさんご自身が主人公のようにアルファベットや感情に色がついて見える方だそうで、「TABU」はつまり私小説なのだと考えると、もっと深いところにテーマがあったんじゃないかと。
≪東京、愛知、石川、兵庫、福岡、北海道、宮城≫
出演:真田佑馬、大空祐飛、橋爪功、宮本裕子 佐藤誓 池下重大 大沼百合子
原作:フェルディナント・フォン・シーラッハ 原作翻訳:酒寄進一 上演台本:木内宏昌 演出:深作健太 美術:土岐研一 照明:倉本泰史 音響:長野朋美 衣装:西原梨恵 ヘアメイク:中原雅子 演出助手:須藤黄英 企画:栗原喜美子 プロデューサー:尾形真由美 栗原喜美子 制作補:滝口久美 東京公演主催:(株)パルコ 兵庫公演主催:兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 企画:兵庫県立芸術文化センター 共同製作:パルコ/兵庫県立芸術文化センター 協力:東京創元社 東京ドイツ文化センター
【休演日】6月8日【発売日】2015/03/22
7,800円
O-60チケット=\6,500
(チケットぴあにて前売り販売のみのお取扱い・観劇時60歳以上対象・当日指定席券引換・要身分証明書)
U-25チケット=\5,000
(チケットぴあにて前売り販売のみのお取扱い・観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・要身分証明書)
http://www.parco-play.com/web/program/tabu/
http://www.parco-play.com/web/play/tabu/
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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